ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

田の草取りしました。

2011-06-17 06:06:30 | 田んぼ風土記
 昨日は本業をやり繰りして、自宅の田の草取りをしました。

 田んぼの面積はわずかに1反(300坪)余。経営面積としては、まことに零細です。
地元のプロの眼から見れば、いわゆる道楽百姓・・・
正確には、道楽小百姓というところでしょうか。

 農薬・化学肥料不使用で、有機質と天然貝化石の投入、そして草取りは手作業で進めています。

 画像は、最新の手押し式除草機です。アルミで軽量化して、二条同時に片付きます。
「元」早乙女の某親族の参加もあり、半日弱で無事完了。ありがたや、ありがたや。

 生き物が一杯の田んぼは、本当に面白い・・・
昨日は、羽化したばかりのトンボが、何匹も稲の葉陰で休んでいました。
傷つけないように、そーっとそーっと作業する場面も。

 どうにか無事に出来たなと、胸をなでおろし、あぜ道を戻りながらふと見ると・・一匹のまだ身体が固まっていないトンボが、水面でバタバタ。
シオカラトンボのメスでしょうか。葉陰でじっと養生していたのだろうか・・・
その健気な姿に気づかずに、加害者になってしまった。本当に申し訳ない。

 まだまだ、トンボの叫びを聞くには至らない、未熟な百姓である。もっと磨いてゆかねば。

 ところで、昼になると、おなかがかなり減りました。街中の現場作業とは一味違う。
そういえば、山仕事もおなかが減るよな。なぜなんだろう。
何はともあれ、減ることだけは確かだ。これは身体的には幸せなことかも知れない。

 トンボと田んぼとおてんとさまに感謝しつつ、昼食を頂きました。 
 

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