朝起きて、自宅の坂道を降りていくと、足元にたくさんの幼い柿の実が落ちていました。
雨に濡れて、あられのように散らばっています。
昨夜の小さな嵐で、枝先からぷつりぷつりと切り離され、コンクリートの坂道に落ちてしまった。
落ちてもなお、早苗のように鮮やかな緑は、一瞬の宝石でもあるようです。
花びらの痕跡を残すものもあり、果実のふくらみ宿すものもあり。
それぞれが、自然の造形美を伝えてくれています。
この瞬間まで生きて、成長していた姿そのままに。
この柿は、ハチヤガキという渋柿ですが、実が面長でふっくらと大きく、完熟すると一転、自然の甘さを楽しめます。
とろけるように柔らかく、蜜のように甘い、ユニークで豊かな味わい。
今ではめっきり少なくなりましたが、昔の笠間の農村では、普通に見られた伝統的な品種のようです。
おそらく、百何十年も、この坂道に生きていたであろう、このハチヤ柿。
青葉の庭先では、薬剤散布も行わずに放任状態で、何年かに一度、伸びすぎた枝をおろすだけの管理。
今ではもっぱら夏場の日陰確保の主役、鳥と虫達の楽園です。
今時の言い方をすれば、天空の大型グリーンカーテンさんでしょうか。
一握りの実だけが、枝に残り成長を遂げ、完熟の秋を迎える。
それを頂けると言うありがたさ。
日々の身近な自然の営みにも、厳粛な生命のドラマに満ちています。
こうして、今朝も目覚めることができたこのわが身の幸運に感謝して、本日も有難く働かせて頂きます。
雨に濡れて、あられのように散らばっています。
昨夜の小さな嵐で、枝先からぷつりぷつりと切り離され、コンクリートの坂道に落ちてしまった。
落ちてもなお、早苗のように鮮やかな緑は、一瞬の宝石でもあるようです。
花びらの痕跡を残すものもあり、果実のふくらみ宿すものもあり。
それぞれが、自然の造形美を伝えてくれています。
この瞬間まで生きて、成長していた姿そのままに。
この柿は、ハチヤガキという渋柿ですが、実が面長でふっくらと大きく、完熟すると一転、自然の甘さを楽しめます。
とろけるように柔らかく、蜜のように甘い、ユニークで豊かな味わい。
今ではめっきり少なくなりましたが、昔の笠間の農村では、普通に見られた伝統的な品種のようです。
おそらく、百何十年も、この坂道に生きていたであろう、このハチヤ柿。
青葉の庭先では、薬剤散布も行わずに放任状態で、何年かに一度、伸びすぎた枝をおろすだけの管理。
今ではもっぱら夏場の日陰確保の主役、鳥と虫達の楽園です。
今時の言い方をすれば、天空の大型グリーンカーテンさんでしょうか。
一握りの実だけが、枝に残り成長を遂げ、完熟の秋を迎える。
それを頂けると言うありがたさ。
日々の身近な自然の営みにも、厳粛な生命のドラマに満ちています。
こうして、今朝も目覚めることができたこのわが身の幸運に感謝して、本日も有難く働かせて頂きます。
今、コメント拝見しました。ありがとうございます。
これからも、少しづつ楽しみの根っこを張って参ります。