雨の中をアフター観察でした

　大雨の中を、お伺いいたしました。
昨年、アプローチを中心にリフォームした、Ｓさん宅です。


大きい敷石を多用した割には、歩きにくかったビフォーでしたが。
脇役を少々補充して、歩きやすいアフターとなりましたか、どうか。



その他の石は、既存のものを再配置。
限られた空間から、限りない時空を広げたいものです。



真ん中のみかげ石は、ビフォーは、敷石でした。
あまりにも分厚いので、土留め用にトレードしたり。



こちらは、天地返しで、雨降りのスターを目指した石さんです。
お陰様で、Ｓさんにはお喜びいただいているようですが、雨さん強し。



雨降りに、水の流れを見ておくことが、とても大事です。
水の通りの脇には、新しいスギゴケさんが生まれておりました。



ナツハゼさんを撮りましたが、ピントが背景に合いました。
やはりまだ、背景の中に、懸案がいくつかあるようです。



既存の石のテラスも、もう少し、お施主さんのお心に沿うように。
硬い印象を、なんとかやわらげたいものです。



建築・造園後、しばらく経過してからの青葉とのご縁でした。
建築前からご縁があれば、というお話は、よくあります。
せめて造園前からご縁があればというお話も、よくあります。

それでもなお、すべてが完了のその後でも。
何かが始まることが、有り得ます。



お庭というものは、有り難いものが、常に生まれております。
これからも、楽しいご縁を、地道に育ててまいります。
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