ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

令和の春風萬里荘より御礼

2019-11-24 08:00:30 | 庭の仕事誌
 新しい山道ですが。



お陰様で、つながりました。
令和の雨が潤す、稲田御影の七歩の石段へと。



長屋門周りも整え。
石段の山留に移設した石の残りで、庭的な閑さも、少々。



苔むす水場で、野鳥さん待つ。



鳥と少女像に癒されつつ。



友人ご寄贈による星形石で、ちょっと休憩広場も。
門周りの排水改善も行いましたので、土が出ました。



その土で嵩上げが成った、新しい展望台。
手前は満天星つつじで、見晴らす先も紅葉いろいろ。
星の岡となりましたのも、魯山人さんとのご縁かも。



本当に、御縁とは、有り難いものですが。
先人の皆様の素晴らしい構想が、末長い発展につなりますように、と。



50年振りの大改修となりました、春風萬里荘庭園の第二期工事。
お陰様で、無事に完了です。



 ところで。
スポーツにゲームプランがあるように、お庭にも、プランがございますが。



当初のプランを、先月初旬に修正しました。
その結果、池の石を手前に移したり。
土木的にも、大幅な積極策に転じました。



その動機となりましたのは、現場で確かめられた有難い水とのご縁。
まさに、水を研究されておられます、今上陛下のご即位に合わせるかの如く。
本現場も、ひといきに流れが変わりました。



無論それは、新しき、良き流れとして。
年明けには、この水受け石に、上流の湧水が注ぐ運びとなりました。



一方、下流の大池上部に段差を作って貯水しておりますのは、遮水工事の実験。
お陰様で、次の工程の目途も立ちましたので、冬季は大水面でのチャレンジとなります。


 さて、こうして振り返りますと、やはり令和は水ですね。
池の間を抜ける園路の地盤と大池護岸は、現在は仮設とし、年明けに鋭意検討致します。
桜の頃に、新たな世の春風を楽しんで頂けますように。



雨と工事が長引き、池が濁りも取れぬままの紅葉は、わが身の不徳と省みつつ。
再び年明けから、次の作業でお騒がせ致しますが。
可能な限り、施工中の現在進行形も楽しんで頂けるよう、ご案内に努めさせて頂きます。



 また、多くの皆様からクラウドファンディングへのご協力を頂き、心より御礼申し上げます。
工事の完成が、皆様の歓声となりますように。
関係者ワンチーム(長谷川徳七館長より御礼→こちらです)で、さらに前進致します。

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