枝垂れ白梅さんの近況です

　実る稲穂さんのように。
こうべを垂れて、色づきました。



こちらは、枝垂れの白梅さんです。



お陰さまで、梅の都にて、順調に育っております。
時々こうして、中心付近の枝の一部を上げて、竹ざおなどで固定してしております。
そうやって、芯を立て、なるべく上に伸びるように誘導します。

枝垂れる姿というものは、高さがあるほど優雅で、優雅です。
枝垂れものだからこそ、上への動きが大切なのです。
それを怠りますと、オカに上がったクラゲさんのお姿になりますから、要注意です。



同じ理由で、少し高めのところに植えるのも良いものです。
こんなふうに、直立する庭木さんとのコントラストも。



鯉のぼり用の、竿のお飾りさんとの、枝垂れつながりもまた。



お陰さまで、根元も太くなりました。
お庭の別の場所から、移動して15年。
旺盛な成長で増した枝さんの目方を、しっかりと支えます。



影も、年毎に伸び。



開花とともに、影の輪郭がにじみます。



その枝先の、長女さんが。



ただ今、微笑み始めました。
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