ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

名も無い坂道にて笠間を思う

2011-10-19 06:28:13 | 里山に捧ぐ
 昨日は、日中に移動があり、少し余裕がありましたので、ご近所の林道を通ってみました。
今日は、坂道を命名するというお話です。

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 ここは笠間の中心市街地から約5キロ、林道福田羽衣線の風景です。
全面舗装されていて、歩きやすい林道です。
飯田ダムを基点にすれば、もっと活用できる気がします。

坂道をゆるゆると上り、峠へと続きます。
峠には境界、外の世界へと続く風景に期待が脹らむもの。
坂道とは、上りも下りも、人の心に残る何かがありますね。

 笠間というところは盆地ですから、坂道が豊富です。
そのぶん、人の心にいろいろ残るはずなのですが、その坂道に名前が無いのが惜しまれます。
日光のいろは坂でも、名前が無ければだいぶ心象は異なるはず・・・人の心とはそういうものでしょう。

東京にはいろいろな坂がありますね。
赤坂、乃木坂、道玄坂。
私の下宿の周りにも、夏目坂にグランド坂、豊坂上ると女子大で、神楽坂下ると外堀で。

 この林道の近くには、旗鉾(はたほこ)坂があります。
八幡太郎伝説の坂で、歴史的な命名です。
この無名の坂道、お役所の命名と地元の皆さんに配慮して、福の羽衣坂と勝手に呼ばせて頂きます。

笠間は観光地ですから、坂道に名前があったほうが良い。
命名には、地元の歴史や風土に加え、風景や名物などを総合するセンスとわかりやすさが重要です。
命名することそれ自体が町おこし・地元学であり、しかも資本は最小で、楽しみ最大話題満開です。

 先日、旧笠間市役所に行きましたらば、旧道からの上り口も、かなり急な坂。
昔の市のシンボルであった柏の木がありましたので、勝手に柏木坂と命名させて頂きました。
笠間で坂といえば有り難い大歌手さんですから、やはり柏木由紀子さんが自然に意識されます。

坂の上を向いて歩きましょう、柏木坂さん花子さんはじめ、希望をつなぐ皆々さま。
坂道の命名とともに、笠間もきっとサカんになるでしょう。
まずは、個人的に探訪を始めさせて頂きました。
坂道九十九箇所、坂本九ちゃんさらに喜ぶ明日の笠間でありますように。

 話が長くなりましたので、あとは、画像にて林道をご案内します。

羽衣地区の県道に、この看板があります。

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このあたりから、ゆるい上り坂。
一般の道路ではないとの注意事項の看板。

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雑木林。
左アオダモ、右はコナラです。

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コウヤボウキがまもなく開花する季節です。

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トリは関取萩の山。
林道花道で四股踏んでます。
地に足つけて進みたい相撲道、この林道の野の花さんは、土曜版にてご報告いたします。
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