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ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

春の嵐の屋敷林の足元から

2012-04-04 06:45:23 | 里山の言の葉
 昨日の茨城県地方は、強風の一日。
午後からは、盆地の笠間も春の嵐。
拙宅の竹やぶさんも、雨混じりの風に、耐えに耐えて忍んでおりました。



風は、自然さんの呼吸です。
呼吸しているからこそ、自然さんもめぐりながら、釣り合いをとって、持続することができます。
美しい日本列島には、荒ぶる自然さんが潜んでおられることも、忘れてはなりませんね。

荒ぶる自然さんの前では、竹やぶさんとともに、人々も耐え偲びます。
そして、荒ぶるお声を、しばし拝聴致します。
杉の老木さんも枝を揺らしていますが、この老杉さんは、なぜか、風には強いようです。



市内で山林火災が発生したようです。
消防ヘリさんが、給水地の飯田ダムとの間を往復しています。
強風の中の飛行、消防の皆さんには、頭が下がります。



杉の老木の下に入り込むと、風が避けられました。
大樹の陰で、キヅタの長老さんの青葉は、静寂を保っていました。



静寂の中、足元を見れば、春のシイタケ・春子さんです。
ちなみにシイタケさんは、生まれる季節ごとに、春子さん、秋子さん、藤子さんと呼ばれることがあります。



小さな春子さんが、芽を出しています。
原発事故以来、シイタケさんは受難が続いています。
今春は、種ゴマの流通も少なかったという県内の声。
荒ぶる自然さんとともに、少しでも安全な収束を願っています。



風の一夜が明けて、プチ鎮守の森さんに、朝日が射しました。
人間も、呼吸が大切です。
必要な元素を吸い込んで、不要な元素を吐き出す。

不要とは申しましても、不要な元素さんも大切というのが、自然さんの摂理です。
ですから、出て行く元素さんにも感謝して、ゆっくりと深く送り出したいものです。
ありがとう、元気でな、また会おうよ、と。
そうすれば、まわりの空気さんが喜びます。



これは、本当の話です。
荒ぶる風の後、夜明けの紅梅さんも、うなづいているような。
お陰さまで、今朝も目覚めました。
有難く頂いた命ですから、感謝の心で働かせて頂きます。
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