ケア勉強会 ANT.S 活動 ブログ

ハートのあるケア、考えるケアの実践・普及のために発足したケア勉強会ANT.Sです。主にANT.Sの活動を載せていきます。

ちょっと面白い これて大事かも 認知症における食事ケア

2015-11-26 20:36:20 | 情報発信
面白い記事を発見しました!

http://ninchisho-online.com/archives/14000/

認知症の摂食嚥下障害と食事ケアのポイント



食事のケアって現場で困ってたりしますよね!

最近は誤嚥性肺炎を予防するために口腔ケアに力を入れておられるところが増えてきました!

それって凄くいいことですよね(^ ^)

blogの記事をちょっとまとめてみました。

さて認知症の利用者様は摂食機能と嚥下機能が衰える傾向に有ります。

アルツハイマー型認知症の場合

咀嚼、嚥下機能は比較的に維持されます。
食事開始障害と食事継続障害が起きる。

ケアのポイント
食事のきっかけ作りや最初の数回はケアをする。
雑音や気にならない環境を作る
食器の数を減らす(ワンプレート)

脳血管性認知症の場合

麻痺などで道具が使いにくい
口が開きにくい、飲み込みがしにくい。

ケアのポイント
自助具や食器に工夫する
体位の調整をする

→程度で個人差が大きいので良く観察する


前頭側頭型認知症の場合

食事の習慣が変化が起こる

ケアのポイント
毎日同じものを食べたり、甘い物に固着する
過食や早食い、人のものを食べてしまう
窒息に注意する
集中できる環境を整える
場所へ配慮する

→悪気はないのに人のものを食べたり、手で食べてしまうので配慮をしましょう。

レビー正体認知症の場合

早期から嚥下機能の低下が出現する
日内変動がある
空間認知の障害や距離感が掴めない
箸などが歪んで見える

ケアのポイント
むせこみやすい
体感的な幻覚を訴える
日内変動の良い時間帯に合わせる
誤嚥や窒息に注意する


薬剤性嚥下障害にご注意を!
薬により嚥下障害が出やすい。レビー正体認知症の場合は副作用が出やすい。

現場で観察していると意外と当てはまることが見られますよね。
ケアする上でリスクは有るので十分配慮することが大切ですし、ちょっとした配慮がその利用者様の食事時間の充実に繋がるかもしれません!

何より食事は美味しく食べることが大切ですよね。

そのためにも姿勢のコンディショニングも重要ですね!



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