苦痛なポジショニングケアをしないために(頭編)
頭部から頸部、肩甲骨にかけてはゆっくり休んだり、リラックスするためには重要になります。
皆さんは利用者様の身体機能や姿勢を観て、枕を決めていますか?誰も同じになっていませんか?


呼吸を楽にするためや力みをなくすためにはまず、頭部からです。
間違っていること
①頭をチョコンと枕にのせている
②頸部が後屈している

リラックスした頭部のポジショニング
①その利用者様にあった素材の枕を使う
②肩甲骨からしっかりセッティングする

呼吸を楽にしたり、力みをなくす、誤嚥を防ぐためにはまずは頭部、頸部、肩甲骨が重要です‼️
作業的なポジショニングケアにならないように、利用者様の表情や呼吸状態を見ながら頭部の角度も確認してケアしましょう!
苦痛なポジショニングケアをしないために(下肢編)
膝の裏にポジショニングピローをいれていませんか?

※ よく現場でみる膝裏へのポジショニング
安楽姿勢時に膝の裏は床面に触れおらず隙間が空いています。
そこへ枕を入れると
①骨盤の後けいしてしまう。
②臀部や踵部に褥瘡のリスクが高くなる
③拘縮進行
の恐れがあります。
まずは膝裏ではなくお尻の付け根を支えてあげましょう。

※ 膝裏ではなくお尻の付け根にポジショニングピローをセッティングする

※ 腸骨を包むようにするとGood
ポジショニングケア時足底はどうなっていますか?
上肢や下肢はピローがセッティングされていますが、足底部はフリーになっていることが多いです‼️

※ 足底がフリーの状態だと踵部の褥瘡や移動、移乗に問題がうまれる可能性がある
しっかりセッティングされていると、安心感が生まれ、筋緊張がゆるみます。

※ タオルを使用するバージョン。刺激と安定感を伝える

※ ピロー使用するバージョン

※ 背中に良く活用されている三角形のピローを足底に活用するバージョン。ちょうど良い角度になる
足関節が底屈位になると座位や立位、移乗動作に影響が出ます。
身体の体内時計を作るために、日中は足底に刺激をいれ、夜間には刺激をしないことでメリハリをつけることも良いと思います。
背臥位での足部の刺激は非常に重要ですので意識してやってください。
今回は下肢編でしたが、利用者様をしっかり観察し、表情や身体状況をしっかり確認し、ポジショニングケアを実践してください。
間違えても作業的なポジショニングケアにならないように気をつけてください。
新型コロナウィルスにより全国へ緊急事態宣言が発表されました。
不要不急の外出を避け、三密(密閉、密集、密接)を避けましょう
うがい、手洗い、手指消毒、マスク、免疫力向上(栄養、睡眠、運動)もしっかり実践しましょう^_^
最前線で働いておられる医療スタッフの皆様には敬意を表すと共に、感染された方のいち早い回復を祈っております。
さて5月の勉強会ですが、コロナ感染の恐れのため中止します‼️
6月は様子をみて開催を企画いたします‼️
ご理解よろしくお願いいたします❗

緊急事態宣言が全国に出ました。
私たちケアに携わる者として最大の配慮や意識が必要となります。
全国でも施設内感染が起きているケースも報告されています。
菌は見えません。だから怖いです。拡大防止しっかりしていきましょう。
さて厚生労働省より防止するためのチェックリストが示されています。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止につきましては、令和2年3月28日に「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」(新型コロナウイルス感染症対策本部決定)が発表され、状況の変化に即応した情報提供や呼びかけを行い、爆発的な患者の急増(オーバーシュート)リスクを回避するための国民の行動変容を求めております。
今の状況にかんがみ、新型コロナウイルス感染症の大規模な感染の拡大防止に向けて、職場において事業者、労働者が一体となって、下記の対策に適切に取り組んでいただき、事業場の実態に即した実行可能な感染症拡大防止対策の推進をお願いいたします。
①職場における対策の基本的な考え方
新型コロナウイルス感染症の大規模な感染拡大を防止するためには、①密閉空間(換気の悪い密閉空間である)、②密集場所(多くの人が密集している)、③密接場面(お互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発生が行われる)という3つの条件が同時に重なる場を避け、事業者、労働者それぞれが、職場内外での感染防止行動の徹底について正しい知識を持って、職場や職務の実態に即した対策に取り組んでいただくことが必要であること。
このため、事業者においては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に積極的に取り組む方針を全ての労働者に伝えていただくとともに、労働者も取組の趣旨を踏まえて感染拡大防止に向けた一人一人の行動変容を心がけていただくことが重要であること。
②大規模な感染拡大防止等に向けた対策について
新型コロナウイルス感染症の大規模な感染拡大を防止するために、以下の内容及び別添の「職場における新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するためのチェックリスト」を参考として、事業場の実態に即した、実行可能な感染拡大防止対策を検討いただきたいこと。
その際、事業場に、労働安全衛生法により、安全衛生委員会、衛生委員会、産業医、衛生管理者、安全衛生推進者、衛生推進者等が設置・選任されている場合、衛生管理の知見を持つこうした労使関係者により構成する組織を有効活用するとともに、労働衛生の担当者に対策の検討や実施への関与を求めていただきたいこと。
なお、新型コロナウイルス感染症への対応策については、新たな知見が得られるたびに充実しているところであるので、逐次「新型コロナウイルス感染症について」(厚生労働省ホームページ)を確認いただきたいこと。
https://jsite.mhlw.go.jp/gunma-roudoukyoku/newpage_00149.html


全国各地でコロナウィルスが猛威奮っています。
不要不急の外出を控え、免疫力を高め、三密、うがい、手洗い、マスクなど最低限の配慮をしましょう。
中国地方でも施設で、コロナウィルスの感染が発見されました。
感染された方のいちはやい回復をお祈りいたします。
さてマスク不足が深刻になっています。厚生労働省から布のマスクを配布されましたが、まだまだマスクは足りません。
中国新聞にてマスクの作り方が載っておりました。
働きやすい環境整備という意味でマスクを着用してのケアはエチケットです。
是非時間がある時に作成して見てください。