30日(水)
富山県防災危機管理センター
施設の説明はセンターのホームページより抜粋しました。
「県防災危機管理センターは、県民の生命・身体・財産を守るべく、災害等の非常時に迅速かつ的確に対応できるよう、常設の災害対策本部室や防災関係機関が活動する受援のためのスペースを備えた、本県の防災・危機管理の中枢機能を有する拠点施設です。」
センターは、富山県庁の隣に建設され、県庁と繋がっています。
センターの機能は、●常設の災害対策本部室、●本部員会議室の設置、●広域応援部隊(自衛隊等)のスペース確保、●屋上ヘリポート設置、●耐震性と耐浸水性の確保、●ライフラインの自立・代替機能の確保、●映像情報システムの導入、●防災に役立つ展示、交流スペースを備えています。
災害対策では緊急性が求められるため、常設のセンターの必要性が求められていたということです。
徳島県には常設の災害対策本部室がないため、迅速な本部の立ち上げと対策のためには、今後の課題となってくると思います。
今回の視察先は、東京、富山県と距離的に離れ、移動に時間がかかりました。しかし、いずれも命を守るための体験施設や危機管理センターとして最新の施設であり、大変参考になりました。 学習・体験施設に関しては、徳島県でも既存の施設を生かすこと、また、工夫を重ねることで、よりよい体験施設に向上できるのではないか等課題が見えてきました。
屋上ヘリポートより
遠くのギザギザの険しそうな山は剣岳だそうです。