4月30日
徳島県農民連のお世話で、鳥獣害対策学習会が行われました。徳島県鳥獣対策・里山振興課副課長の土井伸一郎氏が講演してくださいました。
イノシシ、シカ、サルなどの被害が農業では深刻になっています。今回、稲作農家、野菜農家、果樹農家などが参加されていましたが、農業者の高齢化などで、農作業にも鳥獣害の防御にも本当に苦労しています。
今回、「相手を知る」ということで、イノシシ、シカ、サルの生態、能力を理解するということから学習しました。
目からウロコの事柄がいっぱいでした。私は、これらの動物はエサを求めてあちらの山・里、こちらの山・里と広く移動しているのかと思っていましたが、それぞれ約１キロ四方くらいで生活しているというのです。彼らの生態や弱点を知ることが有効な対策に繋がるということなんですね。
彼らの餌場になるような事も避けるように、集落でまとまって対策することが大事と知りました。
参加された皆さんから、勉強になった！、知らんかった！と、声があがっていました。
写真は、あいさつする日岡徳島県農民連会長と講演する土井副課長。
