たつた良子のページ

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防災対策特別委員会

2015年10月07日 | 日記
質問した項目
①県の河川監視カメラの設置を求める。
 普段から川の様子が見られる監視カメラの設置は、豪雨による異常水位をいち早く察知し、早めの避難行動に繋がる情報源であると考えます。
 四国の他の3県や全国の多くの県が河川監視カメラを設置しています。四国で県設置カメラがないのは徳島だけです。
 水害が多い那賀川流域など、特に設置が求められます。

②那賀川の堆積土砂除去を求める。
 那賀川の上流(木頭出原地区や小見野々ダム貯水池、長安口ダム貯水池上流、下流部の中州など、堆積の状況把握を行い、除去に努めてもらいたいと要望しました。


③長安口ダム「ただし書き操作」の見直しを求める。
  長安口ダムの「ただし書き操作」とは、ダムが一杯になってこれ以上はダムが危ないという時に、洪水調節せず、入ってきた分をそのまま流してしまう基準の水位を下記のように決めて操作することです。
 ダムの上限水位      EL226.00m
 サーチャージ水位     EL225.00m
 ただし書き操作開始水位 EL222.7m

 昨年の台風11号での、鷲敷地区、加茂谷地区での大水害について、飯泉知事も、「…洪水調節をしないというね。これがただし書き操作という形を国がとったと。それであの被害を受けてしまったということなんですね。」と、H27年7月27日の定例記者会見で述べています。

 「ただし書き操作要領」によると「この要領は、平成21年11月6日から、ダム湖周辺地域の浸水対策が完了するまでの間適用する。」としています。この「ダム湖周辺地域」とは、坂州木頭川沿いの十二社地区、那賀町平谷の浸水地区をさしています。十二社地区では移転が終了し、平谷地区も民家の移転が完了、一般家屋の住民はいません。
 私は、現地の状況からみて、「ただし書き操作」は見直しをするべきでないか問いました。
県は、民間の事業所があることなどを理由に、「見直し」に取り組むとは言いませんでした。

④水害被災者への県の支援を求める。
 那賀川流域の那賀町木頭出原地区、同鷲敷地区、阿南市加茂谷地区では、二年続きの水害を受けました。昨年の水害で、家財道具一式を買い替え、家屋の修理をしなければならなかった方から、「借金して家を治したのに、また被害にって途方にくれている」というお話を聞いてきました。
 しかし、飯泉知事は「(昨年と)被災の規模が違う」といって、県による生活再建の支援は行っていません。
 私は、被災された一人ひとりの経済的、精神的困難の規模は同じ。むしろ昨年より厳しい状況にある。県は何らかの支援策が取れるようにするべきだと主張しました。
 県は、これまでの答弁に終始しました。

⑤剣山登山道付近での鹿食害をなくし、安全な山を。
 剣山には、県内外から多くの登山客が訪れていますが、鹿などによる草木の食害で、山肌がむき出しになって崩れやすくなっている所が目立ちます。
 登山者の安全のためにも、食害の防止策など、山腹崩壊を防ぐ対策を強化するよう求めました。



政府交渉に出発 
 明日、午前から、衆議院第一議員会館において、日本共産党四国ブロック議員団で、政府交渉を行います。徳島県から私と山田豊県議が参加します。
 米軍機低空飛行問題で防衛省に申し入れするほか、外務省、国土交通省、総務省、厚生労働省とのレクチャーを予定しています。
 明日の朝出発では、集合に間に合わないので、夕方から出発です。