路傍のプログラマ

只のプログラマが綴る愚痴と備忘録

HotPy

2010-08-17 19:03:42 | プログラミング
Python高速化の新顔です。

HotPy
http://code.google.com/p/hotpy/

PyPyブログ経由で知りました。
http://morepypy.blogspot.com/

PyPyブログからたどれるビデオによると、
Glasgow Virtual Machine Toolkitというのを作って作られているそうです。

まだダウンロードできるものは無いようですが、wktk。

(同日追記)
ビデオを見ていくと、ほとんどの最適化でPyPyと同じだけど、
並列化については「No GIL」とのこと。

ますます楽しみ。

BOF: 知財としてのJava、または、二匹目のドジョウ

2010-08-17 09:24:12 | Birds-Of-Feather
記事「GoogleはOracleのパテント訴訟を根拠レスと一蹴, オープンソースいじめの悪行と呼ぶ」
http://jp.techcrunch.com/archives/20100813android-oracle-java-lawsuit/
より。

Sunは結局Javaケータイの上前をはね損なったけど、Oracleが代わりに訴訟を起こしてる、ということですね。

SunがMSからお金をもぎ取ったときみたいに、OracleがGoogleからお金をもぎ取ることは可能でしょうか?

・・・無理そうだけどなあ。

オープン化 + はやる → 分裂、のケース最新版ですね。


(2010/08/17追記)
記事「Google、Oracleの提訴に反撃――Androidとオープンソースを防衛へ (2/2)」
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1008/17/news030_2.html
によると、

「Androidチームは、Java Micro Editionのライセンスを受けるのではなく、そのコードをリコンパイルしてDalvik VMを開発した」

とあります。驚愕。

もしこれが本当なら、コードをリコンパイルしただけなのに、ライセンスを変えてリリースした、ということになります。

オープンソースをうまく使い倒してきたGoogleらしからぬ大コケじゃないですか。

本当かなあー。にわかには信じられない。

(2010/08/18追記)
↑は事実誤認でした。
(原文の記事に「コードを取ってきて」とある部分で、さらに別の記事を引用しているのですが、その記事を読んでもJava Micro Editionのコードを取ってきた、とは書いていませんでした。)

記事「オラクル、Java関連特許をめぐりグーグルを提訴」
http://computerworld.jp/topics/legal/188915.html
によると、

Dalvikの開発がクリーンルームで行われたかどうかが争点になるようです。

それにしても、GoogleがSunを買っとけばなー、と思わなくもありません。

きっと、56億ドルで買収(Oracle → Sun)するより、20億ドルで和解(MS → Sun)するほうが安い、と考えたんでしょうね。

そして誰もいなくなった

2010-08-16 16:40:58 | プログラミング
記事「e4とEclipse 4.0、次世代のEclipseに触れてみる」
http://journal.mycom.co.jp/column/ide/088/index.html
より。

「XWTはSWT(Eclipseが使用しているJava向けのクロスプラットフォームなGUIツールキット)によるユーザインタフェースをXMLで定義するための技術だ」
とのこと。

「クロスプラットフォーム」「GUI」「XML」。あーもうお腹いっぱい。

何回目の車輪の再発明なんだろう?XAML, XUL, JavaFX, Android(はクロスプラットフォームじゃないけど)、他にもあったような。

本気で普及させる気ないでしょ?

Thunderbird 3.1のクイックフィルタが便利

2010-08-12 18:32:57 | その他
Thunderbird、いつの間にか3.1.2にアップデートされましたが、

新しい「クイックフィルタ」がすごい便利なのに気がつきました。
今まで「メッセージを検索」(Ctrl+Shift+F)してたのがばかばかしくなるくらい。

いやむしろ、「メッセージを検索」メニューをなくすくらいの勢いで、突っ走ってください。

しかし、最近はウェブメールが主流になってきたとは言うけれど、
ブラウザの互換性が(HTML5「標準」のおかげで皮肉にも)損なわれてきたり、
メールの中身が調べられて宣伝を出されたりするようになったりして、
とても安心して使えるような気がしません。

というわけで、ウェブメールに乗り換えるタイミングをすっかり失ってしまったので、
Thunderbirdとは長いつきあいになりそうです。