路傍のプログラマ

只のプログラマが綴る愚痴と備忘録

ほぼ薬

2007-04-27 10:55:52 | ガジェット
カカオ99%なるチョコレートを食してみる。
かなりビター、ほろ苦い大人の味を想像してたんだけど。

口にした瞬間、顔が硬直した。ほぼ薬。子供にやったら多分泣く。

これはその、いわゆる、コンビニで堂々と売ることができる漢方薬なのだなあ、
と妙に納得。

BOF: C言語はもはや計算機アーキテクチャにそぐわないんだそうな

2007-04-23 15:42:50 | Birds-Of-Feather
記事「Observations from DATE 2007」
http://notvincenz.blogspot.com/2007/04/observations-from-date-2007.html
より。

箇条書きになっている論点を拾うと、
・並列性は必須である
・トランザクションメモリはスケーラビリティがない
・コンパイラがコストに占める割合が高くなっていく
・C言語はもはや計算機アーキテクチャにそぐわない
・プラットフォームは信頼性のあるものではなくなる

個人的には、C言語は今回もうまく化けおおせるけど、今よりもニッチな地位になることは避けられないかも、と予想しています。

OOP doesn't decouple it

2007-04-18 15:38:36 | プログラミング
記事「OOP and the death of modularity」
http://sob.apotheon.org/?p=245
より。

印象的なのは次の一節。

「It (OOP) doesn't decouple it (a system) -- OOP just loosely couples it.
No part of a single OOP program is useful all by itself. 」

全体としては、
「OOPにより結合をなくすことはできない。OOPが実現するのは、独立した部品ではなく、弱い結合(loosely coupled)を行う部品。
OOPによって(独立したシステムの組み合わせで実現されていたものが)必要以上に多くの結合を持つ部品を組み合わせたシステムとして実現されるようになった。」
という内容。

べきである ≒ できなかった、あるいは、外注とセキュリティ管理

2007-04-12 15:12:56 | その他
記事「重要なソフトは外注せず自分で作る」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070410/267878/
を読んで。

なんか、日本全体がそうだったからという理由で、いったん作ったソフトウェア内製をやめて、「かつてのソフトウエア開発丸投げの体質に戻っている」のだそうです・・・

その当時の内製していた人たちについてはちっとも触れてませんね。まあ、そんなことはどうでもいい、と言うことか。

記事「悪意のあるプログラムで米第6艦隊の潜水艦が機能停止」
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200704111424
を読んで。

一人が仕込んだ悪意あるプログラムを取り除くのに、「540人月もの工数がかかった」とか。

どこまで孫請けしているかわからない体制では、こういうのは防げなさそう…

(2007/04/12 追記)
http://www.st.ryukoku.ac.jp/~kjm/security/memo/2007/04.html#20070411__sub
によると、540人月じゃなくて、540人時だそうです。

BOF: 今が旬のPhD、あるいは、googleの2匹目のどじょう

2007-04-10 18:50:40 | Birds-Of-Feather
MSのまねを卒業してGoogleをまねるのが流行らしい。

記事「GoogleとMicrosoftに見るソフトウェアの基礎研究」http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001298.html
より。

「Googleは誰もやったことのないような未踏領域を極めるための存在なのだから、Ph.Dを大量に雇うのだ」

記事「ヤフーが基礎研究所を設立、最高技術顧問に慶大の村井教授」http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070326/266301/?ST=pc_news
より。

「“ヤフーが面白い!”という思いを持ってもらえれば、研究者は集まる」

記事「マイクロソフトは死んだ」
http://www.yamdas.org/column/technique/microsoftj.html
より。

「彼らは今でも、自分たちが社内でソフトウェアを書けると考えている。デスクトップの世界の基準でなら書けるだろう。でも、その世界は数年前に終わってしまった」




Python × XML再び

2007-04-09 14:19:05 | プログラミング
また例の件で、XMLのファイルをごそごそ触ることに。

調べてみて、ElementTreeなるライブラリがあることを知る。

こいつは、Saxパーサみたいなのではなく、Domをメモリに作ろうとするので、ちょっと用途は違うけど、問題なくUTF-8を扱えるようなので、便利そう。

何より、Pythonのスライスやらイテレータやらが使えるようになってるのはうれしい。

すぐに使うかどうかは分からないけど、とりあえずメモ。

比較CMというより偽善CM?

2007-04-09 09:11:50 | その他
なんか違和感ある。

焼肉のたれのテレビCMで、外で焼肉だとドライバーはお酒を飲めないから、家で焼肉しましょう、という内容。

CMの最後に、ご丁寧に「飲酒運転はやめましょう」とテロップが入ってる。

こういうCMが流行るのかなあ。

清涼飲料水のCMの最後に「タバコの吸い過ぎ~」とか。

遊園地のCMでの最後に「ゲーム脳により~」とか。

チャンネル変えてしまいそう。

環境問題でも情報産業の優位を生かしてリーダーシップをとろうとする米国

2007-04-06 21:21:07 | Birds-Of-Feather
記事「ゴア前米国副大統領が期待する「不都合な真実」- 組み込み技術者は地球温暖化現象を防ぐ」
http://blog.japan.zdnet.com/tokuda/a/2007/04/post_9.html
より。

技術に明るいゴア大統領が誕生して采配をふるうようになれば、現在、日本では民間が引っ張って世界をリードしている環境分野においても、競争力がついた米国に抜かれてしまうのではないかと、ちょっと怖くなる記事でした。

米国は現在優位に立っているインターネットや半導体、経済学(から借りてきたモデル)などを駆使して環境問題に取り組むようになるでしょう。対する日本は個々の民間企業が、自らが持っている技術、エンジンや材料で、個々の分野で対抗するようなところに追い込まれるのではないでしょうか。

リーダー不在、大局的な視点を欠いた戦いでは、先は自ずと見えています。

願わくばこの予想が外れますように・・・

(2007/04/11 追記)
記事「電力問題に取り組むGoogle」
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0704/10/news004.html