路傍のプログラマ

只のプログラマが綴る愚痴と備忘録

パラダイムシフトは低レベルから起こってるんだ!

2008-03-10 21:40:35 | その他
記事「マイクロソフト、Startkeyプロジェクトの存在を認める」
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20368955,00.htm
より。

フラッシュドライブにWindowsを使うときの設定や個人データ、はてはアプリケーションまでも入れて持ち歩けるようにしようというstartkeyプロジェクト。

ハイパーバイザとこれが組み合わさればもう、テープレコーダーからすべてをロードするMZ-80を思い出さずにはおられません(昔マイコン少年だったおっさんとしては)。

ここ数十年ほど、データやアプリは本体(すなわちHDD)に入ってるのが当たり前だったのに。まるで大きく振り子が揺り戻したようです。

すなわち、

bios以外のすべてをテープやフロッピーディスクからロード
-> 内蔵HDDから起動
-> ハイパーバイザと薄いOSの層以外をフラッシュメモリからロード

こういうのをみると、ソフトウェアのパラダイムシフトっていうのは案外ハードウェアから起きている物が多いような気も。

いくらソフトウェア屋さんががんばっても、ハードウェアがついてこなければ、絵に描いた餅、屏風に描いたトラだから、当たり前か。

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