路傍のプログラマ

只のプログラマが綴る愚痴と備忘録

DLRConsole、Silverlight x IronPython

2008-05-07 16:13:29 | プログラミング
(2008/05/08 追記)

ずっと簡単な方法が見つかったので、次のエントリに書きました。
ですので、以下はなかったことにしてください・・・

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Ajaxは(おもちゃとしては食傷気味なので)少し置いとくことにして、IronPythonとSilverlightで遊んでみることにしました。

ふらっと読んだMSDN2月号の次の記事がおもしろげだったので。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/magazine/cc163284.aspx

まず、Silverlightの最新版2.0と、Silverlight 2 SDK beta 1を早速インストールしました。

次に、サンプルをローカルで実行できるようにするため、以下のURLを参考にしながら、IISをごちゃごちゃと設定。
http://learn.iis.net/page.aspx/28/installing-iis7-on-vista/

サンプルの中では、DLRConsoleが興味深い。(ちなみに、DLRConsoleとは、CPythonについてくるIDLEよろしく、Silverlightのライブラリを使うIronPythonのコードをその場で実行できるコンソールです。)

さっそく、DLRConsoleが含まれるらしいDynamic Silverlight 1.1 Alpha Samplesをダウンロードして展開。

早速実行してみるも、うんともすんとも動かない。なぜだー。

・・・某巨大掲示板情報によると、1.1 Alphaのサンプルは2.0(すなわち、1.1の正式版)では動かないらしい。

あきらめずにググってみると、より新しいサンプルが、
http://silverlight.net/themes/silverlight/community/gallerydetail.aspx?cat=2
にあるらしい。のでそいつをダウンロードして展開。

動きました。感激。

さっそく、喜び勇んでコードをタイプして見るも、「=」が入らない。

どうやら、キーボード配列がUSキーボードになっているらしい。
(「スパムとか」のブログの記事を参考にさせてもらいました。感謝。 → http://www.everes.net/2007/may/13/ironpython-on-silverlight/ )

USキーボードは昔使ってたからそれほど違和感はないけれど、やっぱり頭が混乱する。

・・・というわけで、変なところで苦労しながらも、何とかDLRConsoleを使えるようになりました。

しかし、サンプルを動かそうとしただけなのに、変なところで難しいのは何故なんでしょう。とっくに整備されていても良い頃合いなのに。

日本のSilverlight開発者人口って、ひょっとして少ないのだろうか。

(2008/05/07 追記)

サンプルのソースを読んで、キー配列がUSキーボードになってしまう理由は、サンプルのapp.pyの中で、自前でキーコードと文字コードを変換しているからだ、とわかりました。

荒井省三さんのブログの記事「MD3にご参加頂きありがとうございます」
http://blogs.msdn.com/shozoa/archive/2007/06/20/md3.aspx
で、DLRConsoleの旧バージョンのソースを、日本語キー配列に対応させた修正版が配布されていました。これを参考に自分で書き換えればいいのかもしれません。