安寿の日記

一日の出来事、思い出など・・

5年前のことを思い出して・・

2012年11月15日 | Weblog
今日は慰問の日だが、お稽古優先です。
12時20分に家を出て、送ってもらった。
あだかずは一旦戻り、OさんとSさんを乗せて、1時半には慰問場所へ。

今日は「来週慰問で踊ります」ということで、お稽古をつけていただいた。
3時10分頃あだかずから電話があったので、お茶の途中で先に帰らせていただいた。

さて、今から5年前の話しですが、その時のメもから・・、
12日・・4人部屋に入院。拉致被害者(*さんとしておく)と同姓同名の方が居た。

13日・・採血で失敗され、右手から左手に。夜赤青くなり、薬を塗った。

14日・・*さん退院し、Oさんが入ってきた。明るい人で気が合った。
(今もカラオケで付き合っている)


病室には、色々と経験を語ってくれるおせっかいな先輩がいる。
例えば、薬が合わなくて、何回も変えた・・とか、
帰りの車で吐いた・・とか、まともに聞けば怖い話しばかり。
しかし、「大変でしたね」と返事はしても、
そんなもん、みんながみんななるわけじゃあるまいし、私には関係ないわ!と
右から左へ聞き流した私。
そして

15日・・いよいよ今日が1回目の抗がん剤投与の日。
お向かいの人も今日からで、壁に向かって溜息ついて落ち着かない様子。
私は朝、「すべてよいように、よろしくお願いします」と両手を合わせた。

看護師さんも先生も居る。何かあれば、このベルを押せば飛んで来てくれる。
怖くなんかないぞ!
矢でも鉄砲でも飛んで来い!何でも受け止めてやるぞ!
気合が入っていましたから、変なものが入る隙がありません(笑)

8時から点滴が始まった。
準備してくれる看護師さんにお礼をいい、抗がん剤にも手を合わせた。
抗がん剤の投与は2時間少々だったかな?(忘れた)
その前後に水とか吐き気止めとかもあり、翌朝の9時頃まで
繋がれたままです。
その間持参したカセットテープ(有り難い法話から始まり、浪曲、歌謡曲など)を
左手で操作して聴いていましたから、時間も短く感じた。
じっと点滴の液の減るのを見ている人は、長く感じたことでしょうねぇ。

お水をたくさん飲んで、一定の時間に一定量お小水が出ていないと
翌日の退院が遅くなる。
寝てしまったらお水も飲まないので、量が足りなくなるから、
眠るわけにはいきません。必死に飲んでひたすら夜中にトイレに通った。
私には、吐き気も何もなく、翌朝は順調にOKを貰って退院した。
ともかく、有り難いことでした。

こうして1回目は終わったが、後5回。
体調が整えば2回目・・・だが、そうなるまでに普通で約1ヶ月かかる。

と、まあ、こんなことを思い出して書いてみた。

あの日のことを思い出すと、今日は踊りのお稽古。
なんて有り難く、幸せなことでしょうか~♪

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