一言で言うなら
「変だけど、面白い」
って感じ、ですかね。
映画の本質ってなんだろう?と考えたとき、色々な答えがあると思うんだけど
その一つが
「恐怖」と「快感」は紙一重ということだし、さらには
「恐怖」と「笑い」も紙一重
ということが言えると思う。
まあこれは、映画だけではなく
エンタテインメント全般に言えることではあると、思いますけどね。
この映画は、怖くて笑えて楽しい。
そんな映画です。
SNS上には、様々な考察が飛び交っているようです。マニアというのは、なにかと考察好きです。そんなマニア心を擽るような要素も多々あり、さりとてマニアではない人でも十分に楽しめる作りにはなっていると思います。
私が個人的に気に入っているのは、「猿」ですね。
あの猿、本物の猿を調教して演じさせているのではありませんね。あれはおそらく、モーション・キャプチャーだと思う。
人間の俳優さんに猿を演じさせて、その演技をデータ化してコンピューターに取り込み、CG化する。そうして作った「猿」です。
よくできてますよ。なかなか感動的です。
この猿がねえ…。いや、あれは凄い。あれがある種、快感なんですよ。
恐怖であり、快感。
これがUFOに繋がっていく。
ラストのUFOとの対決シーンもハラハラドキドキで、恐怖と笑いと楽しさがたっぷり詰まってる。普通に娯楽映画として楽しめるし、マニア心をも擽る細かい描写もあり
まあ、大絶賛とまではいきませんが、「悪くない」映画だと思います。
特におススメはしませんが。
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