イギリスのハード・ロック・バンド、デフ・レパードが1983年に発表した大ヒットアルバム、『パイロマニア』より、「炎のターゲット」を。
デフ・レパードは80年代初頭にイギリスで勃興したムーブメント、N.W.O.B.H.M(ニュー・ウェーブ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル)において、アイアン・メイデンと双璧を成した、ムーブメントを代表するバンドです。
アイアン・メイデンがコアなヘヴィ・メタルなのに対し、デフ・レパードはブルーズ寄りのハード・ロックといった感じ。
結構ポップな面もあって聴きやすいですが、なんといっても「湿り気」ですね。イギリスのバンド独特の湿り気、これはアメリカのバンドには、逆立ちしたって
出せないんだな。
正直私は、断然アイアン・メイデン贔屓で、特に若い頃などは、デフ・レパードなどほとんど聴いたことがなかったのですが、こうして改めて聴いてみますと、やはりこの湿り気
好きですねえ。
最近、異常に火事が多いですね。なんだか無性に腹が立つ。
どちら様も火元には、ご用心ご用心。
『炎のターゲット』だなんて、まさにそれですよね。
改めて森林火災で亡くなられた方々のご冥福を祈り、被害に遭われた方々のお見舞いを申し上げます。
ね、炎のターゲットですよ、まったくね…。