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映画『地球防衛軍』4kデジタルリマスター版

2023-08-09 04:32:30 | 怪獣、特撮

昭和32年、つまり1957年公開ですから、もう66年前!

 

 

その67年前の映画にして、この特撮レベルの凄さよ。

 

 

 

特撮の精度の高さ、特撮の密度の濃さ。確かにミニチュアはどこから見てもミニチュアだし、合成は明らかに合成だとわかる。

 

しかしその精度、その密度が

 

 

半端なく凄いのですよ。

 

 

これほどのレベルの高さの特撮映像は、当時の世界の中でも

 

日本の、円谷英二監督以外には

 

 

作り得なかった。

 

 

まさしく、「世界に誇る東宝特撮陣」というキャッチコピーは

 

 

伊達じゃなかったのだよね。

 

 

 

 

よりクリアな映像になったことで、より明らかになった特撮の凄さ。

 

 

こんなにも素晴らしい映画を作っていた、日本の職人技の凄さには

 

 

誇りを憶える以外、何物もない。

 

 

 

 

それにしてもこの映画には、どこか「預言書」のような趣があります。

 

 

ミステリアンのやり口がね、なーんかどこかで見たような

 

 

そんな感じがするんだよねー。

 

 

こういう国、あるよね。おっと

 

 

これ以上は止めておきましょう。

 

 

 

しかし、日本の防衛大臣は毅然たる態度を持って

 

 

「ただちに、自衛のための行動を取ってください」

 

と、自衛隊(劇中では防衛隊)に命令を下します。

 

 

戦争行為の定義は、「力づくで現状変更を行おうとする行為」を指し、

 

 

戦争放棄とは、この定義に当てはまる行動はとらないということ。

 

 

しかし、自衛のための行動は、独立国家に当然に認められている権利。

 

 

侵略行為を受けたなら、これに反撃するのは当然のこと。

 

 

だから、「自衛のための行動をとってください」となるわけです。

 

 

正しい。

 

 

でも今の日本の政治家は、どうでしょう?

 

 

こんな風に毅然とした対応

 

 

取れるかな?

 

 

 

 

 

 

地球防衛軍マーチ

血沸き肉躍るとはこのこと。

 

伊福部先生作曲による数あるマーチのなかでも、これは傑作中の傑作ですね。

コメント
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