問わず語りの...

流れに任せて

Black Sabbath - Jerusalem (Official Audio)

2024-06-07 07:09:41 | メタルを聴け!

 

 

 

サバスと言えばヴォーカルはオジー・オズボーンというイメージが強い。初期のおどろおどろしたサウンドに、オジーの粘り付くような独独のヴォーカル・スタイルは良く合っていました。

 

 

でも長いバンドの歴史の中で、リーダーでギタリストのトニー・アイオミは様々な方向性を模索し続けます。

 

 

中でもオジーが脱退したあと、元レインボーのヴォーカリストだったロニー・ジェームズ・ディオを迎えて制作されたアルバム「ヘヴン・アンド・ヘル」で示した様式美の方向性は、オジー以外のサウンドとしては一番の成功例だといって良く

 

 

そのロニー時代の成功体験よもう一度と、ロニーの縮小版みたいな(笑)ヴォーカリスト、トニー・マーティンを迎えたのがこの時代だというわけです。

 

 

いいよね様式美。私も大好きだ。特にこの曲、ミッド・テンポだが演奏は激しく、メロディ・ラインは流麗で、美しくも物悲しい。

 

 

私が提唱しているハード・ロック三大要素”激しく哀しく美しく”「激哀美」がすべて揃っている。これぞ様式美!

 

 

もうね、サビの展開とかキュンキュンしちゃうよね(笑)素晴らしいよ!!

 

 

コージー・パウエルのドラムもいいねえ。いやホント、この曲、ハード・ロック様式美の鑑だわ!

 

 

大好きだ!

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BLACK SABBATH [Headless Cross (2024 Remaster)]

2024-06-01 03:09:00 | メタルを聴け!

 

 

 

 

トニー・マーティンは1987~1991、1993~1997にブラック・サバスに在籍していたヴォーカリストです。

 

 

このトニーが在籍していた時代のアルバム4枚をリマスターしたボックス・セットが発売されています。久しぶりに聴いてみたけど、やっぱり歌上手いわ!

 

 

ロニー・ジェームズ・ディオを彷彿とさせる歌唱だけど、ロニーほどクドくない。ロニーのクドさを半分にしたような聴きやすさがあって、結構評判は良かったんですけどね。このブラック・サバス以外では、あまり日の目を見ることのなかった方でしたね。

 

 

この曲いいよね。もう典型的な様式美ハード・ロック。こういうの大好きよ!

 

 

ドラムを叩いているのはコージー・パウエル。一発目の音を聴いただけで、誰が叩いているかわかってしまう特徴的な音。

 

 

いいねえ。

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Mr. Big - Daddy, Brother, Lover, Little Boy [The Electric Drill Song] (MV)

2024-05-25 04:48:19 | メタルを聴け!

 

 

 

ギターの人とベースの人が、ドリルを使ってソロを弾いちゃう。よくこんな楽しいことを思いついたもんだね。

 

後にエディ・ヴァン・ヘイレンがやはりドリルを使った演奏を披露して、エディがオリジナルであるかのように思っている人もいるかもしれませんが、違うからね!

 

 

エディがパクったとは言わないけれど、少なくともこちら、MR.BIGのお二人、ギターのポール・ギルバートと、ベースのビリー・シーンの方が先だった、ということは間違いないので、その点

 

よろしくお願いしますよ。

 

 

このアメリカのバンドらしい「明るさ」ね。超絶テクニックを持つメンバー故の完成度の高さと、でも決して必要以上にテクニカルな部分が目立つことがない、そのバランス感覚というか、まあ、一言で言えば

 

「曲が良い」んだね。当たり前のことだけど(笑)。

 

 

これは1991年に東京で行われたライブの映像だよね。このライブが収録されたヴィデオ・テープ持ってたなあ。まだDVDとか出る前ですよ。懐かしいなあ。

 

 

皆若いね(笑)。

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Mr. Big - Good Luck Trying (MV)

2024-05-24 07:48:35 | メタルを聴け!

 

 

 

今年度いっぱいでライブ活動を終了することを宣言したMR.BIGですが、解散を表明したわけではないので、作品は今後も発表していくのでしょうね。

 

 

そんなわけで、新作アルバム「TEN」からの先行シングルのMVが発表されました。ブルージーでヘヴィでポップな、MR.BIGらしい曲です。

 

 

2018年にオリジナル・ドラマーのパット・トーピーが、パーキンソン病からの合併症で亡くなって、以来サポート・ドラマーを加えてライブ活動を行っていたんだけど、これ以上のライブ活動は続けられないと思ったのかな。

 

本人たちが決めたことだから、仕方がない。

 

 

 

MR.BIGを最初に認めたのは日本のファンです。こういうバンドは他にも例があって、QUEENやJUDAS PRIESTあるいはBON JOVIなどがその典型的な例。これらのバンドは日本で最初に認知された後、世界的なビッグ・バンドへと成長していたわけだけど、MR.BIGはそこまでは行かなかった感がある。

 

 

本国アメリカでは「To Be With You」のヒットはあったけれど、その後はそこまでの大ヒットには恵まれなかった。でも一定の人気はキープしていたから、まずまず成功した方のバンドだと言って良いのだろうね。

 

 

彼らといえば思い出すのは、やはり東日本大震災後の行動ですね。

 

 

2011年3月11日に震災が発生してわずか1か月後に、彼らは日本でのライブツアーを慣行しています。

 

 

それも東北、盛岡を加えて。

 

 

かつて、MR.BIGの人気が日本で上昇しはじめた頃。東北・仙台のファンが「MR.BIGのライブを仙台で行って欲しい」と署名活動を展開、嘆願書を提出し、それが叶ったんですね。

 

 

バンド側はこれにいたく感激し、以後日本でライブを行う際には、ほぼ必ず仙台に来てくれていました。

 

私もこの仙台でのライブには、何度か足を運ばせていただいた。素晴しいライブでしたよ。

 

 

その仙台が大変なことに…。

 

 

「トモダチが大変な時には、会いに行きたいだろ?」と、彼らは未だ余震も収まらぬ、4月の東北でのライブを行うことを決断。ただ仙台では会場がライブを行えない状況だったため、泣く泣く仙台でのライブはあきらめた。

 

 

しかし、お隣の岩手・盛岡では、会場を変えてライブを慣行。この行動が東北のファンをどれだけ勇気づけたことか。

 

 

良い人たちですよ、ホントに

 

 

良い人たちだ…。

 

 

 

 

MR.BIGはライブでこそその本領を発揮するバンドだと言ってよく、そのライブ・バンドがもうライブを行わないなんて…。

 

 

パットの存在は、それほどに大きかったということかな。

 

 

残念だけど、仕方ないね…。

 

 

 

 

『The World Is On The Way』東日本大震災復興支援ソング

 

これ観る度、今でも泣いてしまうんだよね。

 

本当に、本当に

 

 

ありがとう。

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IRON MAIDEN [The Prisoner] 1982

2024-05-22 03:53:43 | メタルを聴け!

 

 

 

1967~1968にかけてイギリスで放送されたドラマ『プリズナーNo.6(原題The Prisoner)』を基にした曲。

 

 

アイアン・メイデンの曲には、映画やドラマ、小説、あるいは歴史上の人物や出来事をテーマにした曲が多い。これもそんな曲の中のひとつだね。

 

 

謎の村に閉じ込められNo.6と呼ばれることになった主人公。果たして彼は、村から脱出することができるのか!?No.1の正体とは!?

 

 

No.2「We Want Information. Information. Information!」

 

No.6「Who Are You?」

 

No.2「The New No.2」

 

No.6「Who Is No.1?」

 

No.2「You Are No.6」

 

 

No.6「I Am Not A Number!I Am A Free man!」

 

No.2「Ha!Ha!Ha!Ha!ha!」

 

 

 

中学生程度の英語力があれば、理解できる会話から始まっているところが、なんとも親切(笑)。

 

 

 

曲としてはメイデンらしい鋭いリフによる、疾走感溢れるカッコイイ曲に仕上がってます。

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