引っ張るにこだわる理由

今日の勉強会のときに、

どうして、マッサージではなく、アロマセラピーでもなくて、
手のひらセラピーをしようと思ったのかという質問がありました。

癒しの仕事を選んだ理由は、よく聞かれるのですが、

なぜ、引っ張る施術なのかということについては、
あまり話したことがなかったように思います。


私は小学生の頃から、肩こり、偏頭痛がひどくて悩んでいました。

でも、だるくなったり揉み返しなどがある、
強く押したり揉んだりする施術が苦手でした。

いろんなものを試したり、自分でほぐしたりしていたのですが、

あるとき、新聞の折り込み広告の、引っ張る施術というのを見つけました。

実はこれは、私が資格を取ったものではなくて、

それよりも何年も前の話で、別の施術です。

自己流で、引っ張ってみると、
押すのとはまた違った感覚がおもしろいなと思いました。

ふーっと、自然と力が抜けていくのがわかりました。

それから、自分のやり方で首を引っ張ったり、ストレッチをしてほぐしたりしていて、
偏頭痛が起こりにくくなっていることに気づきました。

首の流れを良くしてあげることが大切なんだと、自分なりに解釈していました。


２０代前半に、椎間板ヘルニアになり、その後遺症にも悩んでいました。

腰は、引っ張るというよりは、つまんでみると痛みのある箇所はピリピリします。
感覚が鈍くなっているところは、硬くなっているのですが、
繰り返してつまんでいると、ほぐれてくるのがわかります。


こんなふうに、引っ張ることと、ジムでのトレーニングに通って、
自分で体のケアをしていました。


そしてその後、友人から、偶然にも引っ張る施術の講座の案内が届き、
資格を取ろうと決めました。

先生の施術を受けることなく、講座を申し込んだのも、
引っ張るということの効果を知っていたからです。





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