愛のつるし一回転飛行機

けん玉姉のけん玉普及活動日記。
2008年秋、転移性乳がん患者となる。
病気のこと、日々の生活なども。

指輪と悪魔

2014年05月16日 | スピリチュアル

 この話は、ずっと前から分かっていた事なんですが書くのがつらいところがあってまあ、言ってみれば神様の失敗談のようなものです。書かずに済ましたままでいたいところなんですが、なんか、このタイミングでウサギさんが丁度、指輪を貰って嬉しいとか書いてて、どうも、そのあたりのシンクロがあるらしい。

 考えを変えてもらうよすがになるかもしれないんで書いたほうがいいということらしい。

 まあ、長いですが、書ける元気がまたなくなる前に、神と悪魔の実態について分かっておいて貰った方がいいのかもしれないです。



 話は創造の最初の方の段階まで遡ります。


 69の世界が長く続き、現世の問題もかなり顕在化してきて、ついにみんなで降臨して一気に解決を図る計画をこっちで提案したとき、天使たちは一堂に会してそれぞれの役割を決めていました。

 そこに一人、遅れて入ってきた最後の大天使がいました。彼はフェルと呼ばれていました。

 みんながそれぞれの役割を果たす事が書かれたぶあつい契約の書が他の天使たちの手から手へと渡って、彼にも渡されました。

 「あなたの役割はこれです。もう、これしか残っていません。」

 そう言われて彼は受け取ってそれを眺めるや、びっくりして投げ出しました。「冗談じゃない! なんだこりゃ! 」

 そこにはねじれた醜い姿の悪魔が描かれていたのです。

 「お断りだ、僕は絶対、それはやらない。神様にもそう言っておいてくれ! 」

 彼は決然と今きたばかりの星の広場と呼ばれる天使の集まる大広間から立ち去ってしまいました。怒りで一杯になりながら、道を歩いてると、使い走りの見習い天使に、彼に会いたがってる、昔馴染みの叔父さんが来てますよと告げられて、少し気分を治して案内してもらいました。

 叔父さんは小さい頃の彼の面倒を見てくれた恩人でした。

 マナでできた弁当を貰って彼はほっとして食べながらなつかしそうに昔話を叔父さんと語らっていました。

 ところが食べ終わってふとみると、弁当の底に鏡があって、そこに映ってる自分の姿が醜いグロテスクな悪魔になってる事に気がつきました。彼はあわてて隠そうとして箱をとりおとしました。

「何を持ってきたんですか! いったいなんでこんなものを・・・」

「君に必要なものだと聞いたんだ。」

「やめてください、あなたまで、そんな、ごめんこうむります。」

 フェルは叔父さんからも逃げて一人で誰からも見えない林の奥に隠れてもう、誰とも何も話したくないと言う思いになって座り込んでしまいました。
 

 
 しかし、しばらくするとそこに大きな光る者が舞い降りてきました。

 「フェルよ・・・」 それは語りかけてきました。

 「あなたですか・・・」彼はとてもつらそうに言っていました。「私はできないですよ。なんと言われても・・・」

 「誰かがやらねばならない。

 誰がやっても大変なんだ。でももし、誰もやらなければ、永遠に戦いは続く。苦しみの世界は終わらない。」

 
 「でも、でも、僕には無理です・・・」


 「他に誰がやれる? ここで一番、優秀なのは誰だ?」

 「でもこれだけはいやなんです、お願いです、他の役割を・・・」

 「お前以外にいない。天使の中で一番成長した存在だ・・・最も壊し方も知ってる、昔、良くやったろ?」

 「やめてください! あのときの私は小さすぎて何も分かってなかったんだ! もう、あんなことは二度とごめんです。」


 「そうだ、だからこそ、その問題を最も良く知り、そうならないように人を導ける・・・物質的な支配力の魔力にとりつかれることのない最も強い心の主となってるお前が一時的な悪の存在をなしとげ、やるしかないのだ。それをいやがる純粋さを最も強く持つ、そう言うお前だから頼みたいのだ。

 さあ、この指輪を授けよう。すべての物質的支配を可能にする力を持つものだ。必ず、その力におぼれる事無く、すべての問題を一身に引き寄せて、全てのものに現世欲にはまりきる恐ろしさを分からせ愛と至福への道を進むしかないと悟らせるのだ。」


 彼はうなだれて動きませんでした。どうしようもなく、反論も何もできようがないと思っているようでした。しかし、指にその指輪が出現しました。

 「やってくれるな、ルシフェルよ・・・」


 最後にそれはそう告げていました。




 それが、神なわけですが、仮にルシフェルがいなくともその時点では破滅に進む未来しかなかったので他に手がなかったというのはあるものの結局、ルシフェルは裏切って、物質欲にはまってしまい、いない方がよほどましなさらにひどい世の中しか作りませんでした。その本来の役割は、人々がぶつかりあった結果、破滅したりする事のないように適度に支配して制御することで、神が現れたら、きちんと、その力を神に譲り渡してそこに従う流れに沿う事だったのです。バランスのために行われる一定の戦いはあっても、被害なく終了して至福となる予定でした。

 しかし、そいつは今もこの国を裏から支配を続けて、逆に悶着を作り続けてこっちに逆らい続けていると言うわけです。

 役割が果たせない事がどれだけ問題か分かるのではないでしょうか。成長がなんの役に立ったのか・・・初めから全部、自分がやれば問題はなかったのかもしれませんが、それでは、他者はいなくて良い事になる・・・この世界が存在する意味すらなくなってしまうのです。

 この話は大体、似たような設定の映画の指輪物語でも語られてますが、映画と違って現実の彼は悪魔そのものとなってしまいました。


 前に書いた創造の過程の中の話でスサノオが作った子分みたいなのが悪ガキで、何でも壊すような者だったと説明しました。自分の作った何でも言う事を聞くような素直な娘の件で存在の母に当たる彼女と最初の娘であるアマテラスが怒って、その世界が大きくもめたときに出てきて、そっちが大変すぎて妙な形で元のトラブルが収まったと言う経緯がありました。

 そのあと最初に作った本来の宇宙の中心になるはずだった美しい三つの太陽のシステムをさんざんにスサノオとそのときまでにまた増えてた子分たちともども、そいつに滅茶苦茶に壊されて、一時は分解して原初にもどしかけた事まであるようなひどい壊し屋的存在になっていました。


 しかし、その後、69の世界が作り出されて、その中で特に古株として育つ(彼の面倒は私の分裂から作った叔父さんで愛をもって育て)そのうちにそいつは最も信頼性の高い天使になっていたということでもあるのです。

 まあ、でももう、無茶苦茶です・・・


 現実にのめりこんでしまって動きがつかなくなるひどい難しさがあり、多くが嫌がるのも分かる。しかし、何のための存在なのでしょうか? 不幸が増えるだけで、理屈じゃなく、感情がそうなってるから仕方ないですまして、みんなで結局ひどい目にあうこんな状況が本当にいいんでしょうか?


 一時的な状況にのめりこんで結局は不幸を続けてしまうしまう、そう言うのは狂った暴走でしかないです。

 今、破滅の未来は回避され、多くの問題存在は除去されました。これでも、ほっておいたよりはましになったわけです。しかし、人が苦しみの中で死ぬ不幸の連鎖は止まってません。役割が果たされてない事が全ての原因なのです・・・

 実はその指輪なんですが、一度、行方不明になって、元のものはグリッドの変容で悪意あるものには使えなくなり、今、形を変えて出てきてるものが真に使えるものとなっていまして、それを自分は今、持っています。色々、自分の状況がいいとは言えないもので、まだ、まともに使えてませんが、至福によっては良い具現化が可能となるでしょう。限界の時まで努力を続けたいと思います。

 

 

 

 

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