生徒さんの制作風景です。
認定資格取得のための13カリキュラムの中でも、一番の山かな、と思われる作品制作です。
インストラクターの方たちの中にも苦労した経験を思い出される方もおられるのでは?
ガラスという異素材とのコラボレーションに加え、大振りな作品の中にシリンジワーク(透かし模様)がたくさん使われてて繊細です。
つまり制作過程で壊れやすい(俗にいう骨折)。
ペンダントにもブローチにもなる2way作品なので制作過程も多く、一回2時間のレッスン時間では到底仕上がりません。
つまり持ち帰ってまた持って来ないといけない。
繊細で壊れやすいものを持ち帰るのは嫌なものです。
慎重に養生して梱包したつもりが開けてみると割れていたとか、、、
気をつけて作業しててもふっとしたことでポキッといっちゃうとか、、、
そんなこんなのスリルも味わえるので、達成感もひとしおな作品です^^
最後の工程、ブローチ金具を取り付けて・・・
ガラス面をアルコールできれいに拭いて、
ガラスの下にはセラシートを忘れずに、、、
電気炉投入!!!・・・ほっ。
窯から出す時がまたドキドキですが、、、、
無事焼成成功。
磨いて完成しました。
一作一作技が上がっていきますね~。
おそらく当のご本人は、一作一作余裕もなく無心に作られていて、上達してる自覚もないかもしれません。
みんなそう。私もそうでした。
でも着実に力をつけていってらっしゃるのは見ててちゃんとわかります。
「カリキュラムがしっかりしてる」というのはとても重要なことなんだと
生徒の時代には感じなかったことをよく感じます。
さぁ、この先もドキドキすることが続きますが・・・
いいでしょう?ドキドキするって。