ハービー・山口さんの写真展に行ってきました。
ご自身セレクトの約50点が3章に分けて紹介されています。
第1章 「街角の天使たち」
第2章 「Europe」
第3章 「Heroes」
Heros では 好きな人たちの何げない姿も見れて素敵でした。
セナ、布袋さん、Charさん、福山くん、ボーイジョージ、etc...
Europe もやはり素敵です。何処をとっても誰をとってもオシャレな絵になる気がしますものね。
展覧会などへ足を運んで生の作品に触れることの面白さは
自分が予想外の反応をする、感想をもつ、自分が何を感じるのかを知る事ができる、そんな部分もあります。
街角の天使たち
じわじわとしみて涙で見ているものが見えなくなる。
そんな状況が何度も起こりました。
そこに写っている被写体の人たちは飾り気のない日常の風景のなかでさりげない笑顔を自然に向けている。
ただ それだけのことなのに。。。
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写真 って不思議。
つくづく不思議。
カメラという機材があればシャッターを切るというワンアクションで誰にでも撮れてしまう。
なのにそこにはその人がじわじわと現れる。機材なのに。
「誰それらしい写真だね」
はよく言ったり言われたりします。
それは、その人の物の見方、切り取り方、色調などなど、
その人の嗜好や癖や傾向が現れることで「その人らしい」になると思うのだけど。
そういう意味よりももっと深いところの...
何かじわじわと滲みでる感じ...
うまく言えないのですが。。。。
もちろん 何を感じるかは今の自分の心情にもよると思います。
自分が大切にしてきたこと、
大切にし続けてきているものなどが重なって見えたのでしょうね。
昔からそうなのですが、
上手くなりたい、凄くなりたい、という欲があんまりなくて、
ですが、壮大な欲がまた見えてきてしまいました。
人の心をじんわり温かくするような写真が撮れるようになりたいなぁ。
清らかで穏やかなそんな人にならないと撮れないよね。
自分自身が人間的に成長しないとね~。
そしてやっぱり上手くなること(カメラの基礎を解って使えること)も避けてたらダメよね~。