部下指導において大切だと思うことが
「その気にさせる」ということ。
誰かから無理矢理やらされるのではなく
自らの意志で「やってみたい」と思わせることですね。
つまり「動機づけ」です。
これはアメリカの臨床心理学者のフレデリック・ハーズバーグさんの
「動機づけ・衛生理論」が有名ですね。
簡単に言うと
仕事の満足度を上げようとして
不満要素(衛生理論)を取り除いても
減少させることはできるが
直接的に満足度を上げることにはつながらない。
仕事の満足度を上げるためには
動機づけ要因にアプローチしなくてはいけない。
ということだそうです。
では
その動機づけの要因とは…?
大きく4つの要因があります。
・やりがいのある仕事を達成する
・達成した仕事を上司や同僚に認められる
・仕事に自分の知識や能力が生かせる
・仕事を通じて、より自分の能力や人間性が成長させられる
これ…
共通しているのは
「相手の価値観がわからないと、どれも達成できない」
ということです。
何にやりがいを感じるのか
どう伝えたら「認めてもらえた」と感じてもらえるのか
どんな知識や能力を持っているのか
どうなりたいと思っているのか
自分の物差しに当てはめたところで
まったく意味がないんです。
あなたと部下のみなさんは違うのですから…
部下の価値観をわかろうとした上で
居場所を作ってあげてくださいね♪
これがその気にさせる第一歩だと思いますよ♪