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高松宮記念に向けて

2012年03月22日 20時36分28秒 | 日記
新生中京コースで行われる高松宮記念についての考察です。

今の中京は差し・追い込みが決まりやすい力の要る馬場です。
今年これまでの各競馬場の1,200m戦と比較しますと一目瞭然でした。
データは今年行われた1,200m戦の競馬場ごとの平均データです。
(阪神は2鞍しか行われていないので割愛します)

開催場  時計 前半-後半(勝馬) 上がり差 レース数
・中京  1.11.5 34.9-36.6(35.8) 0.8    6
・小倉  1.08.8 33.8-35.0(34.6) 0.4    23
・中山  1.09.8 34.0-35.7(35.2) 0.5    7
・京都  1.08.6 34.2-34.4(34.0) 0.4    5

スプリント戦ということで,全ての競馬場で前半の方が速い
前傾ラップとなっています。その中でも中山と中京は前半と後半の差が
非常に大きく共に全後半で1.7秒もの差があります。
雨の影響を受けているのもありますが,最後の急坂の影響もあるのでしょうか?
前半が34秒台にも関わらずそれだけ後半に時計がかかるということで
非常に重たい馬場でパワーがいるというのがわかります。

またレースの後半3Fと勝馬の上がり3Fの差も,中京・中山が非常に
大きく,それだけ後方からでも差してこれることを意味しています。
特に中京の勝馬はレース上がりより0.8秒も速い上がりで勝ち切っており
先行馬よりも後方待機馬を狙いたくなる感じです。
ちなみに中京6鞍で逃げ切りは一度もありません。
上級クラスのレースが少ないということもあるかも知れませんが、
走破時計も1分11秒台ともの凄く遅いです。北海道シリーズより遅いのでは?

エーシンダックマンという強力な逃げ馬がレースを引っ張ると
思いますし,さすがに古馬G1で前に行った馬もそう簡単には落ちてこない
とは思いますが,後方から一発のありそうな馬を狙いたいと思うところです。

が、JRAが芝を刈ってくるとは思います。先週も刈ったアピールしたのに
あまり馬場傾向は変わりませんでした。ということで
より刈り込んで馬場を締めてくるようだとインの前残りにも警戒です。
とにかく土曜日の傾向は要チェックですね。


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土曜日に向けて(日経賞・毎日杯)

2012年03月22日 19時52分35秒 | 日記
週末土曜日の重賞に向けて過去のおさらいです。

高松宮記念については,新中京コースでの開催ということで過去にこだわらず
これまでに新生中京で行われた短距離戦を別で見直したいと思います。


<土曜 中山2,500m 日経賞>

~過去5年~ ※走破時計 900m-後半3F(勝馬3F) 位置取り 馬番
2011年は阪神開催のため省略 勝馬はトゥザグローリー
2010年 2.34.1 54.1-36.5(34.7)11・11・10・10 6番 マイネルキッツ 稍重
2009年 2.31.2 53.4-35.3(34.9)4・4・4・3 1番 アルナスライン
2008年 2.32.7 55.8-35.6(34.6)4・4・4・1 9番 マツリダゴッホ
2007年 2.31.8 54.6-36.1(35.6)10・10・7・7 10番 ネヴァブション
2006年 2.33.0 55.8-35.1(34.7)6・6・5・5 3番 リンカーン

中山マイスター的キャラの独壇場か,栗東の真打かというレースです。
マツリダゴッホやネヴァブションは中山を庭としていたコース巧者でした。
今年のメンバーで言えば,中山巧者となりそうなフェイトフルウォーか,
栗東組のルーラーシップが勝ち切るようなイメージです。

実績や実力でいえばルーラーシップが抜けていると言えそうですが,
ポカがあるのも事実で,紛れに期待したいと思います。

天皇賞春の前哨戦的位置付けということで,ステイヤーが活躍するレース
でもあるので,長距離砲も狙っていきたい感じです。


<土曜 阪神1,800m 毎日杯>
~過去5年~ ※走破時計 千m-後半3F(勝馬3F) 位置取り 馬番
2011年 1.47.1 60.4-34.2(33.9) 3・5 6番 レッドデイヴィス
2010年 1.49.3 62.3-34.1(33.4) 5・5 4番 ダノンシャンティ
2009年 1.48.0 61.0-34.5(33.6) 9・9 14番 アイアンルック
2008年 1.46.0 59.0-35.3(34.8) 8・9 2番 ディープスカイ
2007年 1.48.0 60.8-34.5(34.0) 8・9 10番 ナムラマース 稍重

デビューが遅くギリギリ間に合った素質馬や,戦績を積み重ねて成績が
良くなってきた努力馬が集うレースで,皐月賞の最終切符とも言えます。
皐月賞には目もくれず,NHKマイルCやダービーに向かう馬もいますが。

近3年の勝馬の上がり3Fは33秒台と切れ味勝負となるレースです。
最後の直線の競り合いは瞬発力比べというよりじりじりと我慢比べのように
映りますが,実は速い脚の比べあいということで鈍足馬はじわじわと置いて
いかれる最後の直線です。
後方から差す競馬を教えられてきた馬を狙いたいと思う今日この頃です。
 

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