Renovation & Everyday

自分で改装の記録 &日々のこと

work shop ruchia

2010-11-26 17:08:32 | Do it myself !
大きなポプラ並木を抜けて 辿り着く場所。

9月から打合せの始まった work shop ruchia の空間創り。
新築のお住まいの隣に 専用のスペースを計画され
その室内デザインのお仕事をご注文いただきました。

ruchiaのNさんは 来春OPENに向け アロマ、ヨガの技術を磨き
ハード面は アンティークテイストを盛り込んだ空間創りを進めています。 
今日は その工事の日でした。
ATELIER MOON+で選んでいただいた
流し台とアンティークのドアを取付けました。



家具工場でアンティークドアを加工し 新たに建具枠を製作しました。
ドアの色に合わせて 枠の塗装をコゲ茶色のオイルステン仕上げに。



腕のいい大工さんが 取付けてゆきます。
左奥は設備屋さんが 配管工事中です。



ドアは幅を少し切り詰め加工しました。



ATELIER MOON+オリジナルの流し台を据え付け
立水栓金具は 輸入のブロンズ仕上げ
アンティークタイプを取り寄せました。



無事 納まった様子はこちら。
シンプルな空間に アンティークの無垢材の質感が
落ち着いた 和やかさを醸し出しています。

そして 大きな壁一方面を 黄土色の漆喰で仕上げます。
午後からは そのDIYレクチャーです。
仕上がりに大切なマスキングテープでの見切り作業、
そして 壁塗り本番。
Nさんは あっというまに 塗りすすめていました。
「とても楽しい...」とご感想。



随分と濃い色目に感じますが 乾燥すると
3トーンくらい明るくなりますから 流し台側の
広い壁面一面が 空間に柔らかなスパイスを加えてくれる予定です。
実は、洞爺cohumの室内で同じカラーを実験済みです。

均一すぎない素朴な風合いが 漆喰塗りでは更に質感をアップさせてくれるので
セルフビルドを 特におすすめしたい作業です。

漆喰材料の扱い方、パレットと金ゴテの使い方、塗り進める順番などを
レクチャーしてゆきます。
天井迄届く 脚立は 貸し出ししています。

年間に数件 ATELIER MOONでは空間のお仕事をいただいておりますが
こんなに詳しく スペース完成迄を
HP上でご案内した事が 今迄ありませんでした。

快く、OKサインを出してくれた ruchiaの Nさんに感謝です。

年が明けた頃に オリジナルの家具や壁面の棚を数点製作します。


実はNさん 美瑛のCHABANAさんの常連さんでした。
北海道の広い大地に ご縁の点と点が繋がって
少しずつ 広がっているようです。
不思議に そして ありがたく感じて...

じっくりと よい空間を完成させましょう。



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