南米料理と音楽の店 ペーニャあまんかい

アルゼンチンから一番遠いペーニャ(南米の音楽酒場)へようこそ

最後の会話

2009-10-08 16:32:00 | 南米の音楽Musica
アルゼンチンのテレビをインターネット経由で見ていました
が、メルセデス・ソーサの葬儀は国葬級でしたね。
テレビ番組も緊急に特別番組になり、たくさんの人々が葬儀
に訪れ、「ブラボー!ネグラ!」「オートラ、オートラ
(アンコール)」とまるで彼女の最後のコンサートのように
声をかけていました。

シルビオからもいろいろとソーサとの思い出話を聞きました。
シルビオがソリストとして活動していた20代の頃、31歳の
メルセデス・ソーサと出会ったのだそうです。

一緒にヨーロッパツアーに行った話、ステージでの数々の
逸話、カーレーサー級に運転がうまい話、想像しながら
ワクワクしてしまいました。

2年位前、息子さんのファビアンさんから沖縄に電話が
かかってきました。
私が受けたのですが、その後シルビオに変わり、電話は
メルセデス・ソーサに継がれました。
「アルゼンチンに来るんだってね、私が手料理作るわよ」
と彼女は言っていたそうです。
アルゼンチンでは、彼女が怪我をしてしまったために、
結局会えずじまいだったのですが・・・

シルビオが彼女と交わした最後の会話だったと思います。