今日から、プロ野球パ・リーグが開幕する。
西武沿線の私は、もちろんライオンズファンだが、
球場の移り変わりは、寂しい思いがある。
1979年、狭山丘陵に完成した「西武ライオンズ球場」。
すり鉢状で、どの客席からもグラウンドが見下ろせる。
ポールや鉄塔で見にくい後楽園球場とは、「雲泥の差」だった。
フェンスにもスタンドにも広告が一切無い。
あるのはスコアボードの、西武デパートのマークだけ。
すっきりした球場だった。
春は、桜の花が舞い散る。
当時、球場脇を走っていた「おとぎ電車」のSLの汽笛が聞こえる。
その中、松沼博投手のアンダースローが冴える。大田、土井の連打が出る。
秋は、虫が飛び交ったり、コウモリがネットにへばりついたりする。
バッタの大群が舞い、石毛のエラーを誘ったこともある。
しかし、屋根がついた。桜も散ることはない。
SLももう走っていない。内も外も、無機質で金属的な球場になった。
今日、荒川静香さんの始球式で幕をあける。
相手は、「阪急」ではない。「オリックス」だ。
そして、球場は「インボイス西武ドーム」である。
西武沿線の私は、もちろんライオンズファンだが、
球場の移り変わりは、寂しい思いがある。
1979年、狭山丘陵に完成した「西武ライオンズ球場」。
すり鉢状で、どの客席からもグラウンドが見下ろせる。
ポールや鉄塔で見にくい後楽園球場とは、「雲泥の差」だった。
フェンスにもスタンドにも広告が一切無い。
あるのはスコアボードの、西武デパートのマークだけ。
すっきりした球場だった。
春は、桜の花が舞い散る。
当時、球場脇を走っていた「おとぎ電車」のSLの汽笛が聞こえる。
その中、松沼博投手のアンダースローが冴える。大田、土井の連打が出る。
秋は、虫が飛び交ったり、コウモリがネットにへばりついたりする。
バッタの大群が舞い、石毛のエラーを誘ったこともある。
しかし、屋根がついた。桜も散ることはない。
SLももう走っていない。内も外も、無機質で金属的な球場になった。
今日、荒川静香さんの始球式で幕をあける。
相手は、「阪急」ではない。「オリックス」だ。
そして、球場は「インボイス西武ドーム」である。