「これから商談でサンフランシスコに飛ばなくちゃいけないんだが、どうしても君に言いたいことがあってね」
秘書の佐竹さんに羽田空港まで連れていかれた茶川さんに、川渕さんが投げかけた「最後通告」。茶川さんが見上げる青い空の下、川渕さんの乗ったJALのDC6はサンフランシスコへ向かって飛んで行ったのでした。
写真は昭和34年6月15日現在の航空時刻表です。JALのサンフランシスコ行きは、月曜22:30、水曜21:00、木曜22:30、土曜22:30と週4便が運行されていましたが、いずれも夜間のフライトだったようですね。
ちなみに私は、映画の設定と歴史的事実が異なっていても「そんなの関係ねぇ」派です(笑)。川渕さんが乗った飛行機は臨時便だったかもしれませんし....。
実は昨夜から「時刻表タイムスリップ症候群」を発症してしまい、脳内を懐かしい光景と時刻の数字が乱舞しています。症状が落ち着いてきたら、顛末をまとめたいと思っています。