私の三丁目

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」と共によみがえるあの頃、そして今

昭和55年 -- 3年B組金八先生

2008-04-10 18:54:48 | 私的「三丁目の夕日」

一昨日夜、寝る前にネットをさまよっていたところ、昭和55年(1980年)に放送された「3年B組金八先生」第2シリーズの第23~24話「卒業式前の暴力(1)~(2)」に触れたブログを見つけました。詳細については「金八先生 卒業式前の暴力」でググっていただければ、2000以上のサイトがヒットすると思います。

ブログや関連サイトを読み進めるに連れ、28年前に観たドラマの記憶が蘇って眠ることができず、午前2時過ぎに Amazon の「お急ぎ便」で第9巻の DVD をオーダしてしまいました。

そして昨夕、待っていた DVD が到着し、夜11時頃から一気に第23話と24話を一気に鑑賞。さすがに「ドラマ史に残る名作」と言われるだけのことはあります。再見であるにも関わらず、完全にその世界に引きづり込まれてしまいました。

最終回前の第24話。荒谷二中の放送室を占拠して教師らに謝罪をさせた加藤優や、今は亡き沖田浩之さん演じる松浦悟が警官隊に取り押さえられるシーンでは、泣くというよりもしゃくり上げてしまいました。バックに流れる中島みゆきの「世情」にも打ちのめされめてしまいました。

結局、見終わった後も感情が昂ぶってしまい、二晩続けて「眠れない夜」を過ごすことになりました。

それにしても残念なのは、ドラマに描かれ問題提起されていた教育と社会のあり方が、28年を経た今でも全く解決されていないこと。未熟な親や社会が育てた子供達が親になった今、事態はさらに深刻になっているような気がします。

私にとってさらにショックだったのは、ドラマで好感を持てない役柄として描かれていた人物達に、「きっと今の私も、こんな風に思われているかもしれないなぁ」という共通点を感じてしまったことでした。

感動して落ち込んで、とても忙しい一日でした。