ピアノと海と花との生活 Ⅱ

~創造する芸術~

音楽家のお墓 Ⅲ  ショパン

2006-11-02 | 音楽

 

            

            今回はショパンです。

     「ピアノの叙情詩人、ピアノの狂想詩人、ピアノの心、ピアノの魂」

     と、19世紀のロシアの作曲家アントン・ルービンシテインは、ショパン

     のことを、こう表現しました。

     ショパンは、まさに、ピアノに徹した作曲家でした。

     ピアノという楽器の性能を、本能的な自然さのうちに、はっきりと見極め、

     その性能を充分に生かして、終生ほとんどピアノ曲ばかりを作曲しま

     した。

     これほどピアノ一辺倒で終始した作曲家がいるでしょうか?

     39歳という短い嵐のような一生を終えて、ショパンは、今、パリのペール・

     ラシューズ墓地に眠っています。

     ショパンの横顔の上に、天使のうなだれた姿も彫られています。

     作者は、クレサンジュ。

           ピアノと海と花との生活はこちらです。

     

 


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8 コメント

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お墓 (takae)
2006-11-02 13:41:36
こんにちは、今日もいいお天気ですね。
日本のお墓は色も単調で殆どが暗い色の石ですね。
作曲家達のお墓はこのショパンのように
訪れる人々が色とりどりのお花を
添えるのでしょうか?
明るくて華やかな感じがします。

作曲家のお墓を紹介するHPを見つけました。

http://kajipon.sakura.ne.jp/haka/h-sakkyoku.htm

TOPはこちらです。
http://kajipon.sakura.ne.jp/index.htm
ここの下の方に~あの人に会いたい~という
カテゴリーがあって作曲家だけでなく、その他の
芸術家達のお墓も見れます。
~あの人の人生を知ろう~も面白いですよ。
ただ、字が小さくてぎっしりなので目が疲れます。
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takaeさんへ (yoshiko)
2006-11-02 14:52:47
takaeさん、コメントありがとうございます!
この方(?)くわしく見てないのでわかりませんが、おもしろい方ですねえ。全部実際に行かれたのですね!ベートーヴェンとブラームスの動画!もありましたね!
次回は、ショパンの美しい記念像ですよ!
お楽しみに
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La note bleue (Kazan)
2006-11-08 14:35:07
こんにちは、だいぶ以前フランスのTVで観たショパンの映画で La note bleue 直訳すれば青い音符となるのだけれど日本でも発売されているか調べたら、「ソフィー・マルソーの愛人日記」だって、、、ちょっとひどすぎる邦題だと思うけれど、、、その映画の中で雨だれの場面があったと思います。他に子犬のワルツとか、本当?と思ってしまう場面もあったりしてなかなか面白いですよ。ショパン役はポーランド人のピアニストが演じていてかなり似ていると思います。
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Kazanさんへ (yoshiko)
2006-11-08 15:43:42
Kazanさん、コメントありがとうございます!ソフィーマルソーのその題名、確か近くのレンタルビデオ屋さんで見たような。。?今晩さっそく見てきますね!
生徒さんがきてしまったので、9時過ぎにレッスンがおわったら、続き書きますね!
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Kazanさんへ (yoshiko)
2006-11-08 22:07:40
ビデオ屋さんのは違ってましたね!
すぐアマゾンで注文しました!楽しみです
サンドのことを書いた本や、ショパンとサンドの本をいくつか持っていますが、サンドは、本当にショパンに尽くしていたのですね。ショパンが、サンドに初めて会ったのは、リストが、ダグー夫人と、逃避行しているところだったんですね。
サンドとの生活の中で、サンドの2人の子供、男の子のモーリスは、成人になるにつれて、ショパンに嫉妬し、一方女の子のソランジュは、初め父親のように接していて、ショパンとは仲良くしていたようですね。ショパンのお墓をつくったクレサンジュが、ソランジュと結婚しているのですね。
でも、サンド家にとって、結局他人であったショパンは、サンドと別れてから、急激に体力も気力も衰退して、命が絶えてしまう。ショパンの盛大な葬儀にも、サンドの姿はなかったそうですね。
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Kazanさんへ (yoshiko)
2006-11-12 23:13:57
Kazanさん、こんばんは!
映画みました!
面白かったです。よく出来た映画だと思いましたよ。邦題だけが変なのですね(笑)
映画の中では、サンドは、かなり傲慢な女性に描かれていましたが、実際は、よくショパンの面倒を見て、周りの人に、病気のショパンを心配する手紙など、よく書いていますね。手元には小沼ますみ著の「ショパンとサンド」池田孝江著の「ジョルジュ・サンドはなぜ男装をしたか」という本がありますが、その写真資料などから、サンドのノアンの別荘など、映画のシーンもよく実際に似てつくられていましたね。
ソランジュに関しても、自由奔放な性格を、ソフィー・マルソーは、うまく演じてました!
でも、何より、ショパン役のヤーヌン・オレイチャク!うまいですね!ピアノもよかったし、本当にショパンの晩年の様子が、こんな感じだったんだろうなあと思わせる、すばらしい演技でした!
ショパンと別れたあとのサンドは、一変して、ショパンのことを世間に悪く印象付けるけ文を、書いて発表していったんですね。結局、ソランジェが、夫となったクレサンジェと共に、ショパンの方に、味方し、ドロドロの人間模様を繰りひろげました。でも、最後まで、ショパンは、サンドのことを忘れることができなかったんですね。
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La note bleue (Kazan)
2006-11-14 10:15:08
「ショパンとサンド」の本はすごく昔に読んだのですがマヨルカが期待に反して雨ばかりだったというところが印象的でした。La Note BleueのDVDが日本で出るとは思わなかったのですがもう一度見たくなったので取り寄せて見ます。

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Kazanさんへ (yoshiko)
2006-11-15 00:41:04
そうですね。マジョルカ島の記述は、象徴的ですよね。
 ~サンドと、モーリスが、具合の悪いショパンを、住居にしていた修道院において、買い物に出てしまった。
そのあと、雨が降り、急流が氾濫して、2人は6時間もかけて、洪水の中を帰った。その間、病気のショパンは、ひどく不安で、絶望に陥りながらも、屋根の上に落ちる雨音をききながら、プレリュード『雨だれ』を作曲した!~
マジョルカ島での生活は、彼の病気の進行を早めた、といわれていますが、島の激しい雨や、憂鬱、修道院での不気味な雰囲気、すばらしい色合いの風景から、ショパンの霊感を刺激したともいわれていますよね。
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