べラ・バルトーク(1881~1945)は、ハンガリー領のトランシルヴァ二ア
に生まれ、ニューヨークで没した作曲家、ピアニスト、そして民族音楽
研究家です。
ピアノ教師だった母親の教えで、ピアノを始め、後に作曲も才能を開花
させ、活躍します。
バルトークは、特に民俗音楽の収集に努め、東ヨーヨッパだけでなく、
遠くアフリカのアルジェリアまで足を伸ばし、精力的な活動を行いまし
た。
写真は、録音した民謡をききながら記譜するバルトーク。
バルトークの作曲技法の特記すべきことは、自然界に見られる「黄金
比(1:0.618・・・)を実際に音楽に利用し、黄金比を生み出す「フィボ
ナッチ数列(1、2、3、5、8、13・・・)」で、これを主に音程に適用しまし
た。 バルトークの音楽は、この厳しくも、透明な感性があふれています。
時折ジャズのような音楽にもきこえ、快感です。
写真は2番目の妻ディッタと
以前にⅠのブログで書いたことがありましたが、バルトークの研究
をしている作曲家の神津善行氏によると、 この黄金分割率は
、地球に住んでいるすべての生物が、何らかの形でもっているらしく、
植物がこの黄金分割を使って、音を発している!
植物どおしお互いに連絡を取ったりしている!
バルトークは、この植物と黄金分割の謎の鍵を、誰にも言わずに
亡くなったそうです。
不本意ながら、アメリカに亡命し、ニューヨークで白血病で亡くなった
バルトーク。彼の音楽は、今でも斬新な響きで、後世の私たちに
喜びを与えてくれます。
お気軽に聴くバルトーク
以前、’ビフォー アフター’という家の改築の番組で、古い家を取り壊すとき
に流れていたテンポの速い曲、あれが、バルトークの「ルーマニア民族舞曲」の
最終曲。速いテンポが、妙に画像にマッチしてましたよね(笑)
ずいぶん前に、「管弦楽のための協奏曲」をスコアからアレンジしてエレクトーン
の大会で弾いたことありましたけど、これもお勧め!
4月の発表会でも、小学4年生が、バルトークのソナチネ、演奏しますよ。
こんなところからお気軽にバルトーク、お楽しみ下さいね!
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コメントありがとう~
そうそう、お掃除の曲(笑)
あれは、生徒さんも好きで、よく弾いてます!
アレンジは、オケのスコアから自分でアレンジして、音もオケの音を作って、1人でオーケストラ曲を弾ける!って感じですごく楽しいので、よくやってました。
バルトークやってたときは、その道の専門のエレクトーンの先生にみてもらったけど、’よくこんな曲やるね。ぼくなら弾かない’といわれてました(笑)
すごくかっこいい曲です。今度CD貸すね。私の演奏は残念ながら残ってません