さるとねこ

旅行・グルメ・マラソンを中心に写真と共に言いたい放題UPします

第23回鯖街道ウルトラマラソン 2018 当日編③

2018-05-27 22:22:21 | マラソン

二ノ谷エイドでエネルギー補給し、次の難所である杉峠へ向かいます。

途中、結構アスファルト上がドロッドロの箇所があり、しかも川になってました

そして多くのハイカーさんとすれ違い、挨拶を交わしながら走ります。

アップダウンもありますが、割と走れます

そして47km付近から杉峠に入ります。13:39 標高620m

ここからは今までと違い、足元がガレてる&川のようになっているところもあり、足場を選びながら登ります。

 

歩いて登るところもありますが、走れるところは出来るだけ走りました。

でもすぐにこんな景色になり、歩いちゃいます(笑)

途中京都から参戦の女性と会話しながら登ります。

時計が思ったように動かないようで、いまどの辺りなのか?など尋ねられたり、

この方は京都にお住まいなので帰る感覚ですが福井から参加

の方はどうされてるんでしょうね?などお話をしばらくさせていただき、

ちょっと走れそうな状況になったのでここでお別れし前に進みます。

標高840m付近まで来ると山並みを眺めることが出来ます

大体50km辺り 14:20 

ここまで来れればもうちょっとで杉峠エイド!

と思ったので頑張るのですが、なかなかエイドが見えてこない

しかもエイドまでが結構泥んこ祭

靴が脱げそうなほど足がとられます 写真撮ってる最中も足が埋まる(笑)

当然です。本鯖と半鯖の大半の人が通過した後ですからクチョクチョです(笑)

なので真ん中は走れる状況にありません(^-^;

杉峠エイドが見えてきた手前でチラッと琵琶湖が見えましたが、よっぽど休憩したかったのでしょうか?なぜか通過( ̄▽ ̄)

この写真は、にらっちさんからいただきました

そんな状況を乗り越えやっと51km地点の杉峠エイド 標高850m に14:34に到着

ここが関門という訳ではありませんが、もう登ることはないと思うと安心します

ここでまず水を補給し、もう一度メダリストを補給。

豆腐そうめん、オレンジをいただき後は下るだけ

次の関門である鞍馬を目指しますが、ラン友さんから噂には聞いていた激下りの始まり

し、しかも激坂の前に姿勢が悪い私に襲ってきたのは、骨盤の周りの張り

痛むところを指でマッサージしながら激坂を下ります。

鞍馬までとにかく下り続ける・・・・

そして前述した通り下りが苦手なので、ドンドン抜かれる

でも、ここで無理してスピード出したら脚が売り切れるし、関門まで余裕あるから慎重にキロ6分より上げないよう走ります。

とにかく長い、長い、長~い8kmの下り

いつも練習している二ノ瀬峠6.4kmよりも長い下り坂に「もうええわっ」て感じになる

ただ、この坂からゴールにかけて私設も含めていくつかエイドがあり、助けられます。

さらに救いは京都の奥に川のせせらぎを聞きながら走れるところがあるんだ

っていう気持ちの良いロード

問題は車が結構通るのでスタッフさんからも左側通行を指示されながらの下りで神経使いました

約50分掛けて鞍馬寺に到着

そして59km地点 第二関門 15:25鞍馬エイドに到着  標高250m

とりあえず電車に乗って出町柳へ行く必要はなくなりました

ここに来たら下界の暑さを感じます。

ばったりここでゴールでお会いするはずの半鯖で参加のガッキーさんに遭遇

さらになかこちゃんとも合流

なかこちゃんはこの激下りを爆走してきたそうで、私はあっという間に追いつかれました

ここ鞍馬駅でトイレを済ませ、自販機でビタミンC補給にC1000を購入。

しばし休憩している間に、本鯖の私たちに追いつかれ危機感を感じ、ガッキーさんはこっそり逃げて行きました

あと13kmでゴールなので、ここまで来ると終わってしまう寂しさが襲ってきます

貴船神社の鳥居を通過し、上賀茂方面に向かいます

ここから涼しげな道を3km走り、久し振りに見た信号機を渡ると

標高180m第三関門の62km地点 15:50市原エイドに到着。

普通の民家なので、ここが関門???って感じの緩さです(笑)

ここで逃走中のガッキーさんを発見(笑)

なかこちゃんとガッキーさんと3人でしばらく会話しながら最後の上り坂を進みます。

ここから10kmがまた長く感じる道のりです

なので途中で現れるエイドに立ち寄っては飲む、立ち寄っては飲むもんだから

お腹はチャポチャポ(笑)

さらに鴨川走友会さんのエイドではかき氷を

しかもおかわりまでさせていただきました( ̄▽ ̄)

 そうこうしているうちに鴨川の文字が出てきて、川沿いを走ります。

残り5kmの地点である西賀茂エイドに16:42到着

ミニトマトいただきました

1kmごとにあとゴールまで〇kmと表示されているのですが、私のガーミンとズレが1kmも

よく考えたらトイレに立ち寄ったりしているだけ距離を余分に走っているようです(笑)

時計見ては、あ~まだ〇kmと思いながらあまり景色に変化のない河川敷をただただ走ります

後半になると好調になるというなかこちゃんは最後スパートをかけ、一気にお姿は見えなくなりました・・・・

走力の無い爺はキロ7前後でジョグです(笑)

そしてゴールが近づくと沢山の方からエールを受けていると、直前で先にゴールしていた半鯖のみーたんに写真を撮ってもらいました

なんなんでしょう、ゴールテープを見たら熱いものがこみ上げてウルッと来ました

さぁ最後の力を振り絞ってゴール

なんとかお風呂入るために10時間でゴールするんだという目標にほぼほぼなりました

ゴール後は本鯖・半鯖の仲間と一緒に記念撮影

いやぁ~楽しかったぁ

これだけ満足のいく走りが出来たのはウルトラでは初です!

制限時間ギリギリの予定だった私には出来すぎのタイムです。

皆さんありがとうございました

今回にらっちさんはじめ参加されたラン友さんから沢山写真を提供していただき感謝です


さてレースの完走率ですが、 男443/497 女90/109 総合533/606 完走率88%

なかなか好結果のウルトラマラソンでした。

番外編はまた後日・・・・


第23回鯖街道ウルトラマラソン 2018 当日編②

2018-05-26 21:56:23 | マラソン

 

根来坂峠標高830mから一気に下ります。

ここから気持ちよく下れると良かったのですが、渋滞が発生

上りで渋滞は仕方がないのですが、下りで渋滞するとイライラします

苦手な下りのはずなんですが、自分より遅いと・・・・勝手なもんです( ̄▽ ̄)

先頭の女性はガレでもないのに歩いているし、渋滞を作っていることに気が付いていない・・・・

しかもシングルトラックなので脇に一旦待機してもらうことも出来ず

しかし、これが後々考えてみると調子に乗って下らなかったことで、足を使い切ることなくゴール出来た勝因だったかな?

逆に感謝しないと・・・と思いました。

その後一旦舗装路に出たので先頭の女性を抜かそうと思ったのですが、すぐにまたトレイルに走ってしまい抜かせず

しばらくついていくと道を譲ってくれたので、ここからスピード上げます!

ロードシューズでしたので滑りやすかったけど、意外と走れます

トレイル区間の終わりは川渡り ここで9:40 標高470m だいたい18km

ここは躊躇していても仕方がないので、◆※〇∑〓~ψ~っと訳のわからない奇声を発しながら通過(笑)

後姿の写真撮ってくれたなかこちゃんに聞かれたかな?

その後、もう1回川を渡ります

2回濡れましたがお天気が良かったので靴も徐々に乾き、その後気になることなく走れました

ここまで走りやすいトレイル区間が多かったこともあり意外と脚は残ってます

とりあえず無事最初の峠を終えホッとしたのもあり、途中の山帰来でトイレの看板を見つけピットイン

ここから1km先の百里小屋エイドを目指しますが、途中神社もあり祈願して進みます

気持ちの良い杉林の中を走り抜けます

そして20km地点の百里小屋エイドに9:58到着 標高430m

ここでそうめんをいただきますが、これがまたメッチャ美味しい

水分とフルーツも補給し、10km先にある次の山本酒店エイドを目指します。

このエイドを出たところでスタート地点でお会いしたちこさん達に追いつき会話をしてエネルギーをいただきます(^O^)

山本商店まで緩やかな下り坂でしかも湿度は感じないので、こんな田舎道を気持ちよく走れます。

 今までの私ならウルトラでもフルでも大体足が攣ったり脹脛が張ってきたりして、エイドごとにストレッチして休憩時間を費やするパターンでしたが、今回は絶好調

でも、まだ第一関門は通過していないので、気が抜けません

山本商店までの道中、現れました!YouTubeとかで何度も見かけた姉妹エイド

ここでコーラをいただきました 10:40到着 標高400m

めっちゃ美味しい~って言ったら、ニッコリ笑ってくれました

アイドルに会ったかのような気分で通過します。ごちそうさまでした

ここから20分走り30km地点の山本商店エイドに11:00到着 標高360m

ここで帽子に水をかけてもらったことで気分転換が出来ました

このエイドではポカリ、パン、オレンジを補給し、長居はせずすぐに出発。

この時点で第一関門の制限時間11:45まであと45分。あと2km頑張って走ります。

そして関門の32km川合を無事11:17通過 標高340m

ちょっと心の余裕が生まれました

この大会最大の久多エイドまでここからあと3km。ちょっとした上りもあります。

そして35km地点久多エイドに11:36到着 標高380m

ここでエネルギーの源になるおにぎり🍙とオレンジと塩とキュウリをいただきます。

やはり気分が高揚しているからでしょうか?疲れはここまで感じなかったが、持参したメダリストを補給することもなくここまで来ちゃいましたので、潜在的にあるであろう疲労回復のためここで注入

ここで抜かしたはずのなかこちゃんと合流し、スタッフの方に撮ってもらいました

 

さぁ、ここから次のオグロ坂峠へ向かいます。ここからトレイル区間がまた始まります。

しばらくは走れるか走れないか微妙な上りが続きます。

途中宿泊先のせくみ屋で同室だった〇藤さんに遭遇

この後の坂道に備えてゆっくり行くということなので、一足先を行きます。

オグロ坂峠手前には、これまたYouTubeやブログに載っている沢があり、ここはあまり濡れずに通過

そして来ましたオグロ坂峠入口 12:06 標高550m

始まりました恐怖の九十九折

ここは根来坂峠より心が折れます

時計を見ても標高がちっとも上がりません

進めど進めど坂が終わりません

30分かけて距離にすると2kmの九十九折。

ただただ無心になって歩く・・・・修行の世界

スタートから約40km 12:37 ようやく標高880m オグロ坂峠山頂通過。

坂が終わったことで前後にいたランナーさん同士で拍手が沸き起こる

それくらい皆さん追い込まれてました(笑)

そして通過してすぐのところに水が飲めるところがあるので、給水。

下る途中、八丁平と呼ばれる湿原を気持ちよく走ります。

その先はちょっと上るところもあります。

アップダウンのあと、シングルトラックの下りを経て標高700m 42km地点 13:06 二ノ谷エイドに到着

ここでトイレを済ませ待望のひやしあめを戴くが、これがまた生姜が効いて最高に美味い

さらに特別に?速い人には出なかったとスタッフの人が言っていたメロンが

      う、う、うみゃ~でかんわぁ~

と思わず名古屋弁が出る(笑)

他にオレンジやコーラもいただきました。

やっとこのエイドでフルの距離。

続きはまた後程


第23回鯖街道ウルトラマラソン 2018 当日編①

2018-05-24 23:41:56 | マラソン

鯖街道ウルトラマラソンに参加してきました

今回のレースは小浜市に前泊しての参加で、前日部分は別枠て書きたいと思います。

前日21時には就寝し無事4:30に起床し、4:40からの食事へ。

朝の食事は苦手で普段パンなのですが、今日はご飯をおかわりし腹ごしらえ完了

着替えを終え、5:40にホテルのロビーで待ち合わせ。

ラン友さんを待つ間にオバマ大統領と記念撮影(笑)

目の前の集合場所である小浜市まちの駅へ行き荷物を預ける。

そして今年から変わったスタート地点へ移動するバスを待つ間に、昨年までスタート地点だった商店街で起点とラン友さんとパチリ

バスに乗り込み、しばらくするとフロントガラスには雨粒が

ただ晴れるという天気予報を信じて気にせず、止むことを祈ります

箸匠せいわに到着したら雨も上がり、皆さんスタートを待ちます

施設の中にもトイレはありますが激混みなので、 ちょっとスタート地点よりも手前にある公衆トイレで 用を済ませました

さてスタートは1分ごとにフルのタイムで4つに分けられてのウェーブスタートです。

今年からは5 km短縮されて72kmになるも累積標高は変わらない&制限時間は1時間短縮

若干ですが 内容的には 厳しくなりました

ただ今回幸いしたのが気温の低さ。例年のような暑さだったらどうなっていただろう・・・・

参考までに現在の私の成績がフルマラソンで3時間59分 ハーフマラソンが1時間42分 トラックで5 kmを21分30秒

身長172cm 体重59kgの人間が走ってどうなるか?

私は三つ目の3時間45分から4時間でのフルタイムでのカテゴリーから7時2分にスタート!

朝早くから沿道の声援を受け、その後のんびり田舎道を堪能します

後方は少し晴れ間が見えてきました

しばらくは平坦なコースを走っているつもりでしたが少しずつ少しずつ上がっていきます

結構最初のエイドに到達するまでに公衆トイレがあり、トレイル区間へ入る前に利用することをお勧めします。

そして5kmの地点で下根来エイドに7:30に到着。標高80mほど。

ここで有名な壁画を見ながらポカリを補給。

今年から紙コップは支給されないので、マイコップでいただきます。

 ここから5km先にある次の上根来エイドを目指します。

爺ぃは嫌ですね~朝済ませたはずのトイレに行きたくなる

これがまたコース途中に入ったトイレが集会所みたいなところの中にあり、 一旦靴を脱ぐというタイムロス

トイレから出てきた時にはどんどん抜かれ 、人もまばら

そこからマイペースで走っていたらペ-サーのゼッケンをつけたお二人を発見

これはまずい 危機感を覚え、スイーパーさんは別にいらっしゃいましたが、ほぼ最後尾のペーサーさんからエールを受けながら抜かさせていただきました。

大した上りじゃなくても坂を歩いている人もいましたが私にはそんな余裕はなく、ギリギリでゴール予定の私はまず第一関門突破を頭に走れるところは走るという思いで 次のエイドを目指しました

途中なかこちゃんに追いつき、8:11に10km地点に上根来エイド到着。標高340m。ここにもトイレがあります。

ここではポカリと麦茶とバナナ・オレンジを補給。

ここから1キロほど走ったら峠の入り口に8:22到着 。ここで例外もれなく記念撮影

スタッフの方が写真を撮ってくれます

さて、ここからが鯖街道の真骨頂 激登りです。ここから峠頂上まで500 m。

私の前には写真にもチラッと写ってますが、 視覚障害者の方が伴走者の二人と共に一生懸命登っています

「根っこの高さが3cm」とかの情報を流しながらサポートする伴走者とランナーの姿を見ながらついていくような形です。

伴走者の方が「どうぞ抜かして下さい」とおっしゃっていただくのですが・・・・

いやいや、 そんな抜かせるような脚力もないので余裕もなく、ついて行くのが精一杯( ̄▽ ̄)

 途中自分たちが何番目か数を数えている方がいらっしゃいましたが、五百??番とおっしゃってましたので相変わらずほぼ最後尾

焦っても仕方がないので、山上さんから教えてもらった腰を使っての上りを実践してみます

息が切れるほどの上りではないのですが、 耳の奥から聞こえてくる自分の鼓動は 結構高めですが、これが最後まで使えました

しかも この時の気温は低めで アームウォーマーをして丁度いいぐらいで、風が吹くと寒かったです

ある程度まで登ると一旦林道に出ます。そこから日本海側を眺めるといい景色です

そこからちょっと走ると登山口手前に特設?エイドが。8:53到着 標高650m

またここから200m上りの続きが待ってます

さすがに標高が600m超で足を止めると寒いので、歩き続けます

どこまで坂道が続くねんって感じでしたが、新緑を楽しめ空気が美味しいので気分も良く意外と歩けます

普段走ってる多度山の方が辛い(笑)

ただ途中前日の雨の影響と500人以上が歩いた後ということもあり、泥ドロすぎてロードシューズでは滑るところも

そして9:16ようやく15km地点 標高833mの峠の頂上へ

写真撮り損ねたので、ニラッチさんから頂きました。

そこから3分ほど走ると、先程に続きメッチャ景色が最高 

テンション上がります

さてここから苦手な下り・・・・

どうなるかは、またのちほど~