久しぶり！

きょうは久しぶりにクラブの練習会がありました。

見学者1名。脳血管障害と思われる男性（詳しい内容を聞かされていなかったので・・・）

とは言ったものの、まずは一緒に泳ぎましょうと言うことになりました。

中学までスクールに通っていらしたそうで、4泳法習得し、専門はBRで、発生後に5月から泳ぎ始めて、なんとか健側でのFryなら泳げるようになったそうです。

まずは泳力チェックから。

Flyしか泳いでいなかったそうで、伏し浮きはできても、そこからのFRとなるとストリームラインがとれないようでした。

かなり力が入ってしまっていて、やはりこんなはずはないとの思いが強すぎるのでしょう。

もうFly以外は泳げないと思っていたそうですが、「体が泳ぎを覚えていると思うので思い出せれば大丈夫ですよ！体がきっと思い出しますから！」と助言をしました。

Frは何とかなると思うが、BAはちょっと腰が沈みすぎていて時間がかかりそうだ。

Brは健側だけでの泳ぎに慣れていないので困惑していたようだが、泳ぎこめば何とかなると思う。バランスの問題があるので原理が分かれば泳ぎ方の工夫次第でOKでしょう。

本人は競技水泳を目指したいそうで、その前向きな姿勢があれば、上達も早いだろうし、5月の合宿や大会が楽しみになると思う。

すばらしい！


それに比べてスクールに通っているKさん、自立支援法のあおりをくらって金銭面で負担がきているらしく、お一人の生活なのであと5年もすれば生活が出来なくなると、働き始めている。

そのために、泳ぐ時間と体力がなくなり、競技水泳を止める＝水泳を止める方向に気持ちが傾いていっているようで残念です。

弱者を救う道はないものだろうか・・・