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脳ドック。


銀座の三笠会館の目の前にある、ちょっと敷居の高そうなこのビル。



ロビーまでは入ったことがあるけど、残念ながら上の階に用事はない。。

と思っていたところ、念願叶って? なんと用事を作る事が出来ました。



会社の健保組合で提携している脳ドックの医療機関として、
メディカルスキャニング銀座』という医院がこのビルに入っていました。



自腹で行くとなると、1回最低3万円くらいかかるそうだけど、
せっかく無料で行けるのだから、夏休みに入ることだし行けるうちに行っておこう。

そう思いたって、さっそく予約。

通常の健康診断と違って前日からの食事制限や採血とかもない。

ちょっと早めに行って、近くの銀座ダイナースラウンジでアイスクリームでも食べてよう。



医院に入るとこんなにも来る人いるんだと思うくらい待合室は意外にも満席。
問診表に記入して呼ばれるまで待機。



問診表の質問で一番悩んだのが最後の質問。


『言葉の意味が理解できないことがある。』




世のサラリーマンなら、誰しもフツーに体験することではないでしょうか。

たとえば理不尽ことをのたまう上司やお客など。。

「はあぁ?? この人は何をトンチンカンな事を言っているのだろう。
 全くわけわかんないわー。( 一一)!!」 みたいな。

ちょっと悩んで、正直に、『ときどきある』に〇をした。



順番が来て診察室に入り、ドクターとの問診。

「何か脳ドックを受けようと思い立ったきっかけは?」と聞かれ、
自分の母親が脳出血で突然亡くなったことと、無料で受けられるうちに1回受けておこうと思ったことを率直に伝えた。

一度このビルに入ってみたかったというのは心の中でとめておいた。



更衣室で着替え、いざ最新式のMRIを初体験。
CTスキャンと違い、X線でのレントゲン撮影ではないため被爆のリスクはない。



「ヘッドホンからはクラシックの音楽が流れてきます。そして20分ほど工事現場のような音もします。できるだけ動かないでください。」

大きな丸い筒に入り、目を閉じて動かないで20分。。「寝ちゃっても大丈夫ですか??」


どこでも良く眠れるのが特技の私も、さすがにここは無理でした。

「ンガガガガッー!ゴンゴン!ギ~!」 磁場っってよくわからないけど凄い音。

せっかくだから、これで頭が良くなるとか何か効果があるといいのに。



MRIは導入するのに2、3億円かかることもあり、CTスキャンの約3倍程のお値段。
小さな医院ではとてもペイできない。採算が合うにはどれだけ稼働させればいいのだろう。

最近では常に最新式のものをリースで契約する医院も多いらしい。

せっかくだから、このMRIの写真を撮っておきたいところでしたが、
「これ自体が大きな磁石みたいなもので、電子機器はデータがおじゃんになることもあるんですよ。」

なるほど、だからスマホや金属製品がダメなわけね。



中にはアイシャドウに入っている微量の金属成分に反応してまぶたがやけどするケースもあったらしい。

画像をCDに焼いてもらって、結果は後日郵送でお送りしますとのこと。

何もないに越したことはないけど、たとえ何か異常が見つかったとしても、
それを口実に会社をお休みできたら、それはそれでラッキーかも?

そう思ってしまうくらい、世の中のサラリーマンのストレスレベルは大変なものなんです。。



やっと目覚ましをセットしなくていい夏休みに突入。
たったそれだけで、最高に幸せなんです。


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