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藤沢厩舎所属馬が長期欧州遠征??

2006-03-16 01:01:10 | 競馬雑感
 デイリースポーツの記事によると、藤沢厩舎に所属している山元英俊氏の所有馬の中から欧州遠征にチャレンジする馬がでるとのこと。  
 
  候補に挙がっているのはすでに新馬勝ちしているミレニアムウイングや、来開催でデビュー予定のミラクルショット(どちらもSadler's Wells産駒)。どちらもかなりの良血なんですよね~。この人は他にも疑惑の良血馬、ミスターケビンや愛オークス馬のPetrushkaの下にあたるレインボージャックなんかを持っている小金持ち(日本で走るべき血統とはあまり思えませんが)  

  ミラクルショットは以前、TBS系列で放送された〝情熱大陸〟で藤沢調教師が馬主から「凱旋門賞を勝てる馬を落札してくれ」と言われて落札した馬。母親のBexは自身が仏のGⅢ勝ちがあるほかに懐かしのCrimson Questを輩出しています。ちなみに、このセールで藤沢調教師がクールモアのジョンマグナー氏と競り合ったデインヒル産駒は、後にGeorge Washingtonと名付けられ去年のカルティエ賞最優秀2歳牡馬に輝くなど大活躍。逃した魚は大きかったのか(115万ギニ-でしたが)、それともミラクルショットはGeorge Washingtonを超える逸材なのか注目したいところ。   

  ミレニアムウイングは最早、日本で走るのがいろんな意味でおかしいくらいの良血。血統専門家ではないので簡単に近親をいうだけになりますが、母親の有名な兄弟を挙げるだけでにDevil's Bag、 Glorious Song(シングスピールやRahy、グランドオペラの母親)、Saint Balladoが出てくる。ちなみに、ミレニアムウイングは昔ちょっと注目していたファミリーバイブルの弟にあたる。最早神レベルの良血。こんな血統背景でサドラーを父親に持ちしかも牡馬。何か怪しいんじゃねえ???どっかの某クラブみたいに向こうの生産者に騙されているんじゃないの??と思ってしまうのもご愛嬌・・・。

  この2頭が本当に遠征して(藤沢には昔から口だけが多い)、凱旋門賞を目指すレベルまでいけるのか?それとも、シンボリウエストロードになってしまうのか?注目したい。凱旋門賞の舞台でディープインパクトと激突して勝ったらそれはそれで面白いのだが。