Horse Racing Cafe

不定期更新万歳ヽ(´ー`)ノ

Super Thursday展望

2007-03-01 00:12:39 | 海外競馬(ドバイ)

 はてブにHorse Racing Cafe2号店を始めますた。2号店持つほど繁盛してねえじゃないかという突っこみは置いておいて、色々試行錯誤してみて2号店がどれほど持つか試してみよう。居心地よければ移住も考える。お暇でしたら来店してくださいませ http://d.hatena.ne.jp/katuryoku/


 日本からビクトリーテツニーとアグネスジェダイの出走や、猫の出走などもあって例年よりも注目を集めるであろうドバイのSuper Thursday開催。今日は簡単に各レースを展望なんかしてしまおう。

 Bahri Al Bastakiya(Dirt1800)

 
南半球出身馬が4頭に北半球馬が3頭。南半球代表はUAE2000ギニーを制したAsiatic Boy、北半球代表は2戦2勝のゴドルフィン所属Day Pass。Day Passはここも勝つようならアメリカ三冠路線に向かうとの話もあるが、父親がスプリント色の強いFive Star Dayというのが若干心配。アメリカ時代の調教師(現在はSaeed bin Suroorが管理)McLaughlinは距離持つと言っているがな。日本のビクトリーテツニーは戦績からしても強調材料が乏しいだけに厳しいか。

 Marju Mahab Al Shimaal(Dirt1200)

 
実力から言えば昨年のBCスプリントを制したThor’s Echoが断然の感。レート順ではHeart Aloneだが昨年のゴールデンシャヒーンのレース振りからそこまで恐れる心配はないと思う。アグネスジェダイなんかは体調今一つと言われたゴールデンシャヒーンで6着(一応アメ馬以外では最先着)とある程度結果を出しているのが大きい。Thor’s Echoが斤量を苦にした場合結構チャンスがあるんじゃなかろうか。他では前走でTropical Starの2着に入ったThajjaあたり。

 Dubai City of Gold(Turf2400)

  こ…これはコメントしづらいメンバーでつね。昨年イスパーン賞他GⅠ3勝を挙げたLave Rockが実績では抜けているし、一度叩かれて少なくともQuijanoには先着できるかと。連勝街道爆走中のQuijanoは今年早くも3戦目で上がり目に乏しい。これならばここで復帰となったBest Alibiか。昨年のこのレースの勝ち馬Oracle Westなんかも去年のデキにあるのか疑問なわけだが。

 Burj Nahaar(Dirt1600)

  猫見ればそれでいいでしょう。61㌔でも相手が相手だから…。あとはGold for Saleが元気ということが判明しただけでもいいとしよう。


 Jebel Hatta(Turf1777)

 
戻ってきたIrridescenceとスミヨンが乗るTouch of Land中心。Irridescenceは牝馬の身でトップハンデ60㌔は厳しい気もするがな。Olympian Odysseyは2000ギニー以降パッとせず苦しい。Best Nameはこの距離どうなんだろう。Seihaliなんかも元気だよな。この辺になると毎年顔を合わせる馬が現れて面白い。カテゴリーは違うが、Jack SullivanやLundy's Liabilityにも会いたくなってくる

 Maktoum Challenge RoundIII(Dirt2000)

  これは本当にChoctaw Nation勝っちゃうんじゃないか…。今更Choctaw Nationかよ…というため息が出ないわけでもないが、本番で待ち受ける馬のレベルを考えたらChoctaw Nationに勝てないようではお話にならないということでもあるわけだから仕方が無い。Eu Tambemあたりが勝つようなら少しは夢見れそう。森禿はダイヤあたりをフェブラリーに使わずこっちに使っても良かったんじゃないか。


簡単に回顧

2007-02-18 23:52:11 | 中央競馬(回顧)
 昨日・今日あった気になるレースの簡単な回顧

 オーストラリアS

 
グローバル・スプリント・チャレンジ第2戦のオーストラリアSは同シリーズ初戦のライトニングSを制したMiss Andrettiがシリーズ2連勝。Virage De FortuneやRewaayaの巻き返しにも期待していたけれどちょっとMiss Andrettiには現時点の調子の差で適いそうにないな。Miss Andrettiは英国遠征の前にゴールデンシャヒーン出走も匂わせていたけれど、レース後にフリードマン調教師はとりあえず休養に入れてキングズスタンドSまでレースに使いたくないようなニュアンスのコメントをしているから回避かな。

 京都記念

 
とてもやや重には思えないようなコンディションで行われた記念すべき第百回京都記念。メンバー的に注目だったのはドバイ遠征を控えている二頭だったが、逆に言えば目標を先に据えているだけに余裕残しとも言えただけに伏兵のつけこむ隙もあったと思ったんだがね…。
 ペースは馬場状態もあってかあまり上がらずスローで、ラスト4ハロンの切れ味勝負。切れ味勝負になるとSwainやティンバーカントリー、タマモクロスでは苦しい罠。そうなると、厳しい流れになると苦しいと思われたアドマイヤムーンとエリシオ産駒なのに切れ味勝負にも対応できるポップロックがワン・ツー。アドマイヤムーンは武が上手くエスコートし、直線でも手綱を抑える余裕があったほど楽だったが、本質的に2000mまでの印象。2200mをこなしたと言ってもこのペースだし、もっとペースが上がる宝塚記念では苦しいようにも思える。ただ、59㌔でポップロックを封じたのだから胸張ってドバイへ行けるかと。
 ポップロックはスタート直後に岩田のトウカイトリックに前をカットされ、道中は外のローゼンクロイツに蓋をされ続ける苦しい展開ながら最後大きいストライドで伸びてきた。典型的なエリシオ産駒にありがちなややズブイタイプなのだが、大半のエリシオ産駒がエンジンが点火してもダラダラ伸びて4~5着入線で終わるのに対して、ポップロックは火薬の量が違うのかグイッと伸びるな。これが、大半が失敗に終わったが、エリシオ×母父サンデーの目指していたものなのか(笑)こちらも、豪華メンバーが揃った(タイトルだけは)シーマクラシックに期待が持てる内容。
 しかし、香港C2着馬とメルボルンC2着馬で決まるんだから海外にいる競馬オタなんかは結構注目していたんじゃねえかぁと思ったりする。

ドバイ出走予定馬を簡単にまとめよう

2007-02-14 23:20:28 | 海外競馬(ドバイ)

 気軽に更新できるはてブに移住しようかとも少し考え中。。 

 今日、ヴァーミリアンに森厩舎2頭の招待受諾が発表され、今のところ日本からは去年と同じ7頭が遠征予定。昨年から続く遠征ブームはまだまだ続く模様。。この分だと外国馬含めて結構出走馬が多くなりそうなので今のうちに後半のGⅠ出走予定馬を軽くまとめておこう(半分私用)

Dubai World Cup (GⅠ)

 ここの注目は言うまでもないがInvasorとDiscreet Catのガチンコ(予定)。Invasorはハムダン殿下、Discreet Catはゴドルフィンと勝負となれば話は別。03年のプリンスオブウェールズSでもゴドルフィン所有のMoon Balladをハムダン殿下のラビットが潰してNayefに勝たせた時は血も涙も無かった。今回も是非ともガチンコをお願いしたい。InvasorはドンHを楽勝。猫はマクトゥームチャレンジラウンドⅢorバージュナハールの模様。
 他の有力馬としては昨年のBCクラシック3着でクラークHを勝ってノリノリであるPremium Tapが2/16にサウジアラビアでキングスカップを使う予定(でも予定より遅れて現地には到着)。同レースには05年アルゼンチン年度代表馬Forty Licksも出走予定。Forty Licksもワールドカップには出走する予定。それにしても、Forty Licksは調教師の吹きっぷりが凄い。。また、マクトゥームチャレンジラウンドⅡを制したKandidateもラウンドⅢ経由で出走予定だけれど勝つまでは微妙か。。
 また、日本からはヴァーミリアンが選出済み。フサイチパンドラとシーキングザダイヤの2頭に出走意欲がある模様だがフサイチパンドラはエンプレス杯、シーキングザダイヤはフェブラリーSの結果待ち。シーキングは大丈夫だと思うけれどパンドラはどうだろう。レート次第か。


Dubai Duty Free(GⅠ)

 
こちらは日本馬が既に2頭出走を表明。ダイワメジャーは有馬記念からのぶっつけ、アドマイヤムーンは京都記念を使ってから臨む予定。アドマイヤムーンは今週の調教で微妙な動きだったんだが大丈夫なのかしら。また、スウィフトカレントも京都記念から出走する予定だがまだ選出はされていない。
 香港からは昨年の香港マイル2着後、年が明けてからスチュワーズC(香GⅠ)を制したArmadaが出走予定。1777mという距離は何ともいえないが十分守備範囲だと思われるだけに日本勢にとっては一番の強敵か。他には昨年のBCマイルを制したMiesque's Approval、西海岸の帝王Lava Manのアメリカ勢が実績上位だが、Miesque's Approvalは今年初戦になったカナディアンターフHで惨敗、Lava Manは東海岸でもアレなのにドバイまで遠征では厳しい。それよりも日本勢にとってやっかいなのはC.F.オーアS(豪GⅠ)を制したEl Segundoと昨年のクイーンエリザベスⅡ世C(香港GⅠ)を制したIrridescenceか。前者はアジア・マイル・チャレンジの初戦であるフューチュリティSの結果次第でドバイ遠征。後者はJ.ハモンド厩舎に移籍したはずなのにいつの間にかM.デコックの元に戻っていた。。


Dubai Sheema Classic(GⅠ)

 日本からはポップロックが出走予定。普通に走ればポップロックが勝ちそうな気がするが、結構他の出走予定馬が持っているタイトルも滅茶苦茶豪華なので一筋縄ではいかないか(というか、Rail Linkを除けばほぼ昨年の2400m主要GⅠの勝ち馬が出走予定な希ガス)
 欧州からは昨年の英ダービーを制したSir Percy、BCターフを制したRed Rocks、英セントレジャーを制したSixties Icon、フランスダービー2着のBest Nameらが直行予定。前哨戦のドバイシティオブゴールド出走予定なのがカナディアン国際&香港ヴァーズを制したCollier Hill。
 香港勢はVengence of RainとViva Pataca。Viva Patacaは最近スランプ気味、Vengence of Rainは2400という距離がどうなのかと思うが勝つチャンスはあるか。
 現地転戦組みで有力なのは先日の2400m戦で叩き合いを演じたQuijanoとLaverockか。ただ、Laverockに3.5㌔を与えてあの着差ではQuijanoでは少しキツイかもしれない。


マスオさんみたいな種牡馬ですこと

2007-02-11 23:16:04 | 中央競馬(回顧)

 海外競馬の回顧は明日に回して今日はオーシャンエイプス祭りに沸いたきさらぎ賞回顧でも。。

 
 オーシャンエイプス自体は時計的にも新馬戦時とほぼ同タイム、同上がりを記録しているが道中のペース自体が違うために比較しても仕方ない。ペースを握ったのはレース前から行くというニュアンスを含ませていたアサクサキングスであり、それは四位→幸四郎に乗り変わっても変わらなかった。幸四郎の刻んだペースは12.8 - 11.3 - 12.3 - 12.9 - 12.4 - 12.1 - 11.3 - 11.4 - 12.3で、1000m通過が1:01.7。いや、もうこれは幸四郎GJでしょう。ある程度の実力馬がこのペースで楽に行かせてもらって、上がり3ハロン35.0でまとめられたらそれこそ〝飛ぶ〟しかないわけだがエイプスは新馬戦とほぼ同じ位置から追われても伸びきれず外から来たナムラマース、内からのサムライタイガースに先着を許しての4着。1.3倍という基地外じみた人気には答えられなかったわけだが、そもそもキャリア1戦の馬が3歳混合重賞挑戦という条件自体がかなり厳しいもの。たぶん、ここ数年でもビッグプラネットくらいしか勝ち馬はいなかったと思う。これを加味すればオーシャンエイプスという馬自体の持つ器自体はそれなりのものがあると思うし、それがなければ坂路で終い1ハロン12.0で上がるなんていうことはなしえないだろう。少なくとも無事ならばOPクラスまでは上がっていけると思う馬だが、ここで気をつけなければならないのはこの馬の適正ではないかと思う。父がマヤノトップガンであることから皐月賞どころか三冠云々とまで吼える輩(海猿基地)がいたが(一応過去形)、このマヤノトップガンという種牡馬がまた曲者なのである。


 マヤノトップガン自体は現役時代は菊花賞・有馬記念・天皇賞(春)を制するなど成績はステイヤーのものだが、天皇賞(秋)での2着や天皇賞(春)でのあの末脚に示されるとおり母父Blushing Groom譲りのスピード・瞬発力も兼ね備えた近代スピード競馬の範疇におけるステイヤーとも言え、一昔前の典型的ステイヤーと一括りにすることは間違い。ステイヤーの子供はステイヤーを輩出するのはそれまた一昔前の時代であり、近年のステイヤーはそこもまた違う。マヤノトップガン産駒で中央競馬の重賞を制したのは5頭。その中で、父親に似て2400m以上のステイヤーカテゴリーに分類される重賞を制したのは2頭。その2頭はバンブーユベントスとチャクラであり、バンブーユベントスの母父はワッスルタッチであり、チャクラの母父はCaerleonとスタミナ偏重型。他の3頭にしても先日の平安Sを制したメイショウトウコンの母父はダート得意のジェイドロバリー、エプソムC・新潟記念を制したトップガンジョーは9ハロン~12ハロン得意のゴールデンフェザント、1400~1800で重賞3勝のプリサイスマシーンはサンデーサイレンスとトップガン自体は自身のスタミナを伝えるというよりも母方の特徴を引き伸ばす特徴が見られるかと。


 同じように母父を伸ばすのが今日勝ったアサクサキングスの父でもあるホワイトマズル。リアルシャダイ牝馬に付ければイングランディーレ、Mill Reefを父に持つサウスアトランティック牝馬に付ければスマイルトゥモロー、ミスプロ牝馬に付ければビハインドザマスク。これほど母系によって産駒の性質が分かりやすい種牡馬もまた珍しい罠。フレンチデピュティやアサティスのように父親が我を強く出す種牡馬もある意味産駒の性質を把握しやすいが、ホワイトマズルやらマヤノトップガンのように母系を尊重するフェミニスト系の種牡馬も把握しやすい。思い出してみれば、サンデーサイレンスは毛色&馬体は強く主張したが、産駒の距離適正は母親に依存する傾向が強かった。それに比べると息子であるアグネスタキオンは、栗毛の両親からは栗毛の仔しか生まれないという遺伝法則はあるが毛色といい適正といい父親が強く主張しているようにも感じるのだがね(あくまでも主観ですが)。


 で、話が大幅に逸れてしもうたが結局はオーシャンエイプス自体は母系をよく活かすマヤノトップガンということを考えると母系の近親はゴールデンキャストを始めとする短距離系。それを踏まえると、マヤノトップガンが父親ということでスタミナ補強が多少行われるとしても1600~2000がベストの馬になると思うのだがどうなのであろうかね。。


Silent Witnessラストラン

2007-02-06 00:06:37 | 海外競馬(香港)
 昨日はサークルの新年会の0次会を兼ねて共同通信杯観戦。パドックではフサイチホウオーの丸太が中に入ったような馬体とダイレクトキャッチのやや貧相(失礼)な馬体が対照的だったが、結果は皆さんご存知の通りこの2頭でワン・ツー。今更ながらインティライミの馬体もあまり好きではないのだが(去年の日経新春杯でちょっと酷評したし)、スペシャルウィークの産駒は少々貧弱に見えるくらいのほうがいいのかもしれない。思い出してみると、スペシャルウィーク自身も現役時代は故大川慶次郎氏に「もう少し馬体に成長が欲しい」などと旧4歳時は言われ続けていた記憶もあり、一時は480㌔台まで馬体が成長したが、結局はダービー時とほとんど変わらない体重がほぼ理想だった。そうなると、父親の影響を強く受けた仔にもその特性が遺伝していても不思議ではないわけだな。まあ、傑作のシーザリオは牡馬と見間違うほどの威圧感をオークスのパドックで披露してくれた馬だったのだが。。


 さて、週末の海外重賞結果等等。。

ドンH(結果)
 昨年のエクリプス賞年度代表馬であるInvasorの今年初戦として注目されたレースだが対抗と目されたPremium Tapがサウジ送りになって回避、さらにStrong Contenderが直前で故障してスクラッチとInvasorには恵まれた感も。。残ったメンバーでは昨年のドバイワールドC3着(繰り上がりだけれど)Magna Graduteと上昇中のChatinあたりがInvasorに適うか?(希望的観測)と言ったレベル。
 レースはInvasorが4コーナーでの不利も難なく克服して楽勝。アメリカ移籍後は割りと接戦で勝ち星を拾ってきたタイプだったけれど今回は楽だった希ガス。123ポンド背負って(Magna Graduteとは5ポンド差)この楽勝なのだから相手の問題もあるけれども、06年アメリカ年度代表馬健在と言ったところか。次走はInvasor自身のキャリアにおいて唯一苦杯を舐めさせられた猫の待つナドアルシバ。あの時は4㌔Invasorが斤量を背負っていたわけだがさてさて今回はどうなるか。天下分け目の超決戦となりますか。

 追記:上にも記したようにStrong Contenderが故障したわけだが、John Ward調教師によると腱を断裂したそうで引退が濃厚(ソース)。ハスケル招待ではBlugrass Catに大差ぶっちぎられたが、スーパーダービーでのLawyer Ronを抑えた走りが気に入って今年赤丸チェック馬の一頭に入れていただけに無念である。それにしても、4 to followいきなりオワタ\(^o^)/ちなみに、某スレの836は私ではないので念のため。。


センテナリースプリントC(結果)
 ご存知のようにSilent Witnessのラストランに選ばれたレース。明らかにズブくなっていることに加えて「陣営が力に衰えが見れる」と泣きを入れるなど勝ち云々抜きにファンのために残り1戦走らせることにした感じもあるレース。
 Silent Witnessは全盛期の姿とは程遠く先手も奪えず9着で引退。この馬が語られる際にスプリンターズSがよく出されるが、個人的には安田記念の走りが一番印象強い(まあ、現地で見ていたこともあるけれど)。安田記念でのSilent Witnessの走りは、それまでは17連勝といっても所詮はお山の対象的なネガティブイメージもあったSilent Witnesに対する評価を一変させ、スプリント・マイル路線における香港馬の強さは本物であると世界に示すきっかけになるものであった。香港競馬の国際的知名度を高めるのにこの馬が果たした役割は図りきれないほどのものがあったと思うし、逆にこれほどの名馬を興行的側面からしても自国のレースに是非とも呼びたいという競馬主催者も多かった。そんな意味ではこの馬の存在がアジア・マイル・チャレンジやグローバル・スプリント・チャレンジの創設を促した感もあるのかなとも。通算成績は29戦18勝。本当にお疲れ様でした(Silent WitnessのHPでファンのコメントが投稿されているようなのでお暇ならどうぞ)

 で、レース自体は1000mは得意のScintillationが香港スプリントを圧勝して一番人気に支持されたAbsolute Championを抑えて勝利。Absolute Championは直線1000よりはコーナー有りの1200&1400の方でパフォーマンスを上げてくるタイプなだけに2着は仕方ない。Natural Blitzは得意の1000mで完敗なだけに今後は厳しいかも試練。

06~07シーズンPOGで負けが確定したあなたへ

2007-01-31 22:25:54 | POG
 メジロアダーラ、タニノハイクレアの逆噴射っぷりを見せ付けられるとね…。デピュティミニスター系の牝馬の早熟っぷりはある意味異常にも感じる今日この頃。クラシックへのサバイバル戦が毎週行われこれからドンドンPOGも盛り上がっていく季節になりましたが、早くも私のように今シーズンのPOGに早々と見切りをつけ、来シーズンのPOGに思いを馳せている方々も少なからず多いでしょう(たとえばアステ○オンやらキングオ○ブルースとかグレイン○ート指名した人ね)。
 日本軽種馬登録協会をボンヤリ眺めていたところ、話題になりそうな馬で早くも馬名が決まっている馬がいたので軽く書いておこう。。


父シンボリクリスエス

スカーレット 牝(母グレースアドマイヤ)…たぶん近藤英子&音無

ブラックフェイス 牡(母ナニーズアピール)…サマーセール&オータムセールで主取り。馬主不明。兄にエンドアピール(もみじS優勝)

ギフト 牝(母ニューへヴン)…たぶんグランド牧場名義

タマモリクエスト 牡(母ビオジオズベイビー)…セレクトセールで馬体がよくて、かなり高額で主取りになった後オータムセールで2100万??牧場側の意図が分からん

アストロダッシャー 牝(母フィールドサンデー)…母はデムーロで重賞出ていたな

ニイガッタメール 牝(母ロイヤルティアラ)…馬名は新潟に届いた手紙の意らしいw馬主はもちろん小田切氏…と思っていたら齊藤四方司氏。この馬について語るときは気をつけてください。珍名=小田切という短絡的思考は気をつけたほうがいいと教えられました。


父アグネスタキオン

レッズフィールド 牡(母カーラパワー)…姉に有馬記念の日別の意味で衝撃を与えたターキー。Sinnderであれだけ走るならタキオンなら言わずもがな

ディープキッス 牝(母メジロカンムリ)…母はエリ女2着。馬名の由来はディープインパクトを目標に勝利へキスをとのこと

ディープリンク 牡(母ワディア)…馬名の由来はディープインパクトとレイルリンクよりとのこと。皮肉ってレベルじゃねえぞw


父クロフネ

キャプテンルビー 牡(母ダイイチルビー)…言わずと知れた華麗なる一族。再ドラマ化でブーム?になっているからこの牝系も再浮上…。

イイヤツ 牡(母フサイチワールド)…小田切クオリティ


後気になるお馬さん

サーバス 牡 父アドマイヤベガ 母ブリリアントベリー
リフレクトタイムズ 牡 父フレンチデピュティ 母フランカ
プロヴィナージュ 牝 父フレンチデピュティ 母ボーンスター
サクレクール 牡 父ファルブラヴ 母サイレントレガシー
グローリーシーズ 牡 父ファルブラヴ 母サファイアコースト
ブルーミンバー 牝 父ファルブラヴ 母タヤスブルーム
ウォーボネット 牡 父ファルブラヴ 母ピンクパピヨン
ファビラスボーイ 牡 父ジャングルポケット 母ファビラスラフィン

とりあえず復帰

2007-01-29 23:29:51 | 競馬雑感

 とりあえず復帰。しかし、2週間以上ろくにネットに触れていないと時代から取り残されるもんだね。これからは半ニート生活なのでマターリと更新してくと思われ

とりあえず日曜にあったレースの短評みたいなもの

スチュワーズC@香港(L-GⅠ)

 香港マイルの再戦と言おうか、脚を余した感のあるArmadaのThe Dukeへのリベンジ戦といった感じか。といっても、香港マイル組のみならずカップ組からもカップでPrideを差し置いて一番人気に支持されたHello Prettyや復活の兆しを見せたVengence of Rain、マイル路線に狙いを定めた爆冷なんかもいて本当にいいメンバーでした。レースは終始3番手で香港マイル時とは異なり2番手のThe Dukeにプレッシャーを与え続けたArmadaが直線一気に抜け出すとHello Pretty、爆冷の追い込みを封じて快勝ですか。。前半シーズンは目立たなかったBullish Luckが最後いい脚で追い込んできたのは収穫。この馬、昨年も同じような軌道を描いているのでチャンピオンズマイル、安田記念あたりで仕上がりそうだ(笑)
 勝ったArmadaは本当に強いな。ダイワメジャー以外はパッとしない今の日本のマイル界なら今の調子を保てさえすれば安田あたりなら楽に持っていきそう。


香港クラシックマイル(L-GⅠ)

 今年になってチャイニーズ・クラブ・チャレンジCを勝っていたFloral Pegasusが重賞2連勝でGⅠ初制覇。こちらも充実一途の4歳馬ということで期待。。今後は香港ダービーに行くのか知らないが2000を越える距離だとちょっと心配かもしれない。


サンシャインミリオンズターフ

 さすがLava Man強いなwwカリフォルニアではほぼ無敵の存在だけにドバイへ行くか…。このまま地元に居座り続けても目標となるであろうサンタアニタHを始めとするハンデ戦で厳しくなることが分かっていることや、せん馬だから惨敗のリスクを恐れなくてもいいところはやっぱり大きい。ただ、ドバイ行く前に東海岸で結果出してから行けよという思いがしないでもないのだが。
 ドバイと言えば昨年のゴールデンシャヒーンの勝ち馬Proud Tower Tooがサンシャインズミリオンスプリントに出走して2着。休み明け2戦目ということとBordonaroやNightmare Affairあたりに先着しただけにドバイに行くなら有力馬の一頭。まあ、昨年のBCスプリントのHenny Hughesの例もあるようにこのクラスのスプリント戦ではちょっとした不利で大きく着順が変わるわけだが。しっかし、勝ったSmokey Stoverはちょっとしたものかもしれない。オーナー、調教師ともにLost in the Fogと同じだけにちょっとした運命を感じてしまう。


生存確認

2007-01-21 13:34:43 | 日記
:::::::::::/           ヽ::::::::::::
:::::::::::|  現  な  戦  i::::::::::::
:::::::::::.ゝ 実   き   わ  ノ:::::::::::
:::::::::::/  と  ゃ    イ:::::::::::::
:::::  |  。        ゛i  ::::::
   \_         ,,-'
――--、..,ヽ__  _,,-''
:::::::,-‐、,‐、ヽ. )ノ      _,,...-
:::::_|/ 。|。ヽ|-i、      ∠_:::::::::
/. ` ' ● ' ニ 、     ,-、ヽ|:::::::::
ニ __l___ノ     |・ | |, -、::
/ ̄ _  | i     ゜r ー'  6 |::
|( ̄`'  )/ / ,..    i     '-
`ー---―' / '(__ )   ヽ 、
====( i)==::::/      ,/ニニニ
:/     ヽ:::i       /;;;;;;;;;;;;;;;;
 
 
 というわけで現在、現実(テスト)と戦っている段階であまり更新が出来ておりません(というかネットもやっていませんorz)あと一週間もすれば解放されると思われるのでいつも来ていただいている方々には申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちを・・・(といってもネットに触れていない間の膨大な情報を処理するためにリハビリが少し必要かもしれませんがw)

POGの途中経過でも振り返ろう(2)

2007-01-10 00:27:05 | POG

 今回も前回に引き続きPOG。ブリーダーズCのレース増やJRA賞発表など色々なニュースがありましたがそんなものには目を奪われませんw

11位 タキオンスピリット 父アグネスタキオン 母ダイヤモンドシティ 牡 (栗)作田
12位 アクセス 父ボストンハーバー 母エリモエクセル 牡 (栗)加藤敬
13位 レアクラシック 父スペシャルウィーク 母クラシッククラウン 牝 (美)勢司

 いずれも未デビュー組。一度はどの馬も入厩メールを貰ったはずなのだが・・・。アクセスは順調に調教を積まれているようなので2回京都開催にはデビューできるかもしれませんが。


14位 ファディスタ 父タイキシャトル 母ミストラルアゲイン 牝 (美)伊藤正

 はい、今年の優駿枠。今年の優駿掲載馬はスゴイよ。社台ファームで掲載されていたのはエアシャムス・トーセンイマジゲン・タスカータソルテ・ウォーゲーム・シャイニンワールド・オメガトゥルーカラー・スマートカスタム・ダイワスカーレット・クラウンプリンセス・アストンマーチャン。ノーザンからはザサンデーフサイチ・マヒオレ・ニュービギニング・ヴィクトリー・フサイチホウオー・アドマイヤオーラ・クルサード・ローズプレステージ・アステリオン・ケイアース。20頭掲載して現OP8頭、500万下3頭。アレ・・・半分が未勝利だった。。。まあ、アストンマーチャンを掲載しているのは凄いと言うことで・・・


15位 コウメイグリーン 父フレンチデピュティ 母ウメノファイバー 牡 (美)相沢

 年末の中山芝1600mで颯爽とデビューし、颯爽と先行、そして颯爽と後退していった。4角までは手応えも中々だったので距離が長いのかと思われる。ダート1200mなんかに出てこられた日には全力で単勝買いするので今からその日を指折り数えて待つことにしよう。しかし、デビューした後調教メールが一向に届かないのは何故なのでしょうか、相沢先生?


16位 マイディアサン 父グラスワンダー 母マクリス 牡 (美)田中清

 新馬勝ちしたときは思わずグ ラ ス 最 強 !と書き込みをしてしまったお馬さん。白梅賞出走予定も山元から戻ってきていきなり強いところ追ったら再度放牧の憂き目に。田中清厩舎はかつてレディパステルで名をあげたが腕利きの助手さんが定年だかで辞めて以来、低迷気味なのが気にかかるところ。それにしても、思ったんだけれどマイディアサンって下ネタの領域では(分かる人は分かるかも)??スラングだかそうでないかまでは分からないけれど社台の中の人は気付かなかったのかね。それとあまり関係ないけれど、現3歳にテスタロッサなる馬名が認められたことに結構ムカついたのは私だけであろうか。


17位 ライフロングラバー 父サクラバクシンオー 母ディプロマティスト 牝 (栗)西浦

 〝10頭持ちならあまりならないかもしれないが、20頭持ちともなると「一発大物タイプ」か「堅実な指名」を行うタイプに分かれてしまう。そんなわけで、サクラバクシンオー産駒を指名した私は言うまでも無く後者・・・と見せかけてこの馬の母、ディプロマティストの母はあのシヨノロマン。そんなわけで、「堅実な指名」を目指したようで実は「一発大物タイプ」まで引っ掛けてしまおうというこのセコイ考え。まさに、どちらにも転ばない感が溢れている・・・。〟と指名したとき述べましたが未だにデビューしていません。どちらにも転ばない=1勝と考えていたが今のところ未デビューなのだから判定の仕様がない。本田さんが乗ってくれる間にデビューしてくれればええなと思っていたけれど調教師試験に落ちていたらまだ乗るようなので大丈夫かも。


18位 ホクレレ 父フサイチコンコルド 母マチカネレダ 牝 (美)後藤

 この馬のデビュー日は11月5日。前日の11月4日、早稲田祭で薗部氏講演会を無事に成功させた我々は労を労うべく飲んでいた。私はブリーダーズCのネット中継を見たかったがために2次会で帰ろうと思ったら終電を逃し3次会→始発コースに巻き込まれてしまう。命からがらに帰宅し、ブリーダーズCもクラシックだけは生で見れた…さて寝るかと思ったら11月5日は我が一位指名馬ヴィクトリーのデビュー日。寝たら生で見れないと思い眠気眼に起きているとその前の東京の新馬戦でこの馬がデビューすることを思い出す。眠い目をこすって応援し、直線で完全に内から抜け出し「よし!」思わず叫ぶ。しかし、信じられないくらいヨレながらも大外から差しきる一頭の馬の姿が目に入る。どー考えてもアレは幻覚だしシーレイダースなんて馬はこの世に存在しないはず。でも、この馬は何故か未勝利。認めたくない現実がこの世にはある


19位 メジロアルドラ 父アフリート 母メジロロベルタ 牡 (美)大久保洋
20位 ウイニングハピネス 父サクラバクシンオー 母フサイチヴィーナス 牝 (栗)沖

 拝啓、神様。関東に入厩したダンスインザダーク牡馬やBT×トニービンなんて牡馬がバシバシ走っている中で確実性を狙いにいったバクシンオー産駒2頭・ボストンハーバー産駒・アフリート産駒・アグネスタキオン産駒2頭がデビューしないのは何故なのでしょうか。ぶんぶんバットを振り回さずにセコくとも小技を使って優勝を狙いにいった私が気に入らないのでしょうか?でも、昨年のWBCを制した野球日本代表や05年のワールドシリーズを制したホワイトソックスはスモールベースボールを評して頂点まで登りつめました。これからの時代、POGもダービー馬指名すりゃいいってもんじゃないだろう。とりあえず来シーズンのPOG優勝者は20頭全頭勝ちあがった者ということにしてみよう(期間無期限)。


POGの途中経過でも振り返ろう(1)

2007-01-07 23:30:59 | POG

 遅くなりましたが明けましておめでとうございます。今年も無理せずマイペースに更新していきますのでよろしくお願いしますです。

 と言っても特にネタが見つからないので今シーズンのPOGでも指名馬ごとに振り返っておきます。チラシの裏的なメモなので許して頂戴。


1位 ヴィクトリー 牡 父ブライアンズタイム 母グレースアドマイヤ (栗)音無

 新馬戦の圧勝も予定通りだった。ラジオNIKKEI杯も期待以上に粘った。若駒S出走も想定の範囲内だった。…しかしまさかのノーザンファームへの放牧。こればっかりは想定外もいいところ。軽い腰に疲れであるのであれば厩舎で静養するかグリーンウッドにでも回せば済むこと。それが山元経由でノーザンファーム送りということは…言わずもがなかと。皐月賞云々の話ではなくダービーも危ない。しかし、うちのペーパーは正式には有馬記念終了後までなのである。なに、幹事長の強権を発動してチョコの支払いをダービー後ではなく有馬記念後にすればいい、それだけの話である。


2位 ホリデイオンアイス 牝 父ダンスインザダーク 母カーリング (美)加藤征

 能力はあると思う。調教でも素晴らしい動きを披露して師を魅了しているそうだ。しかし、調教だけ動いても金は入ってこないのである。1戦使うごとに山元送りにされ使い込めないもどかしさ。もともと桜花賞ではなくオークスと思って取った馬なので贅沢は言わない、フローラSで3着になり権利を獲得→本番で血統的魅力から穴人気になるも惨敗的キャラでもええ。しかし、競馬ファンはこのキャラに毎年毎年騙されるよね。思い出すだけでタイムウィルテル・グローリアスデイズ・レースパイロット・ブロンコーネ。レディパステルの幻影を追い続ける競馬ファンよ、トニービンとケントデザーモはもういないのだよ…。


3位 ヴァルプリス 父アグネスタキオン 母ヴァルールーズ 牡 (栗)池江寿

 一応今年の皐月賞馬だと思っていた。それは今でも間違っていないと思っている。休み明けのエリカ賞もダノンジュンコウにはやられたものの強い内容。しかし、屈・腱・炎。嗚呼、幻の皐月賞馬がここにまた一頭産まれてしまった。そういえば、今日タスカータソルテが圧勝した福寿草特別に無事ならば出走予定だった。たぶん、負けていた。しかし、皐月賞に出ていれば勝っていた。故障したからこそ見れる夢があるのである。


4位 アドマイヤアトム 父アドマイヤベガ 母アドマイヤモンロー 牡 (美)河野
5位 ヴァイスハイト 父アドマイヤベガ 母ソニンク 牝 (栗)安田隆

 どっちもデビューしていません、というか入厩すらしていません。ヴァイスハイトは1月中の入厩が可能らしい。カワカミプリンセス…。アドマイヤアトムは何やってんだろ。アドマイヤオーラにうつつ抜かしている場合じゃないぞ!


6位 メジロアダーラ 父フレンチデピュティ 母メジロダーリング 牝 (美)大久洋

 神様仏様フレンチデピュティ様。昨シーズンのアルーリングボイスに続き今年もその一段上を行く早熟馬を提供してくださったフレンチデピュティ様には足を向けて寝れません。もう一度言っておくとフレンチ牝馬は2歳戦が勝負(特に体重の軽い馬)。牡馬はダート1800が主戦場。ペーパーでフレンチの牡馬なんて上位指名しちゃいかんぜよ。この馬はカンナSではマイネルサニベルなんかを問題にせず楽勝したもんですが、一息入れた後の福島2歳Sは外枠から先手を奪えず爆死。何故か出走した阪神JFはワールドスーパーJことスボリッチを乗せても距離長く最下位。クリスマスローズS出走の期待を裏切って出走したフェアリーSは出遅れ→ラクティばりに強引に先手を奪ってバテる。ハッ…( ゜д゜)考えてみれば全部決定的な敗因があるじゃん。今度はダート戦のバイオレットSだとのこと。負けても初ダートだから無問題。内枠を引いて、1200mで、出遅れなければ…。ちなみにファルコンSに出たら左回りという敗因を用意できるので悪しからず。


7位 タニノハイクレア 父クロフネ 母 インヴァイト 牝 (栗)矢作

 昨年、北海道放浪の旅を決行した際、飛行機から降りてメールチェックしたら馬三郎からの勝利を知らせるメールが来たことを思い出す。旅行はメジロ牧場に行ってドーベルを見学させていただいたり、岡田牧場で牧場の方にヤマカツブライアンの話を聞かせていただいたり、白老ファームで母仔を見学したり楽しいものだったな~(めちゃくちゃ歩いたけれど)。話は逸れたが、タニノハイクレアは帰厩して調教メールも届いている状態。萌黄賞あたりなら普通に勝負になるかと。勝ったら勝ったでレース名的にもあのスレでネタになって面白いのでそれでいい。


8位 キングオブチャド 父ダンスインザダーク 母レディオブチャド 牡 (美)河野

 有馬記念当日の新馬戦にデビューし2着。金杯当日の未勝利戦に出走し3着。巨漢馬なので叩いて叩いてナンボだと思われるが巨漢なだけにその分足元も心配。両レースとも内容もそれなりにあったので無事でいれば勝ちはそのうち転がり込んでくるかと。今シーズンの鍵であったダンスインザダーク産駒なのであるが、今クラシック候補と言われている馬はステイゴールド産駒であったりジャングルポケット産駒。ダンスインザダークの〝ダ〟の字も見えない。この繁殖の質でクラシック取れなかったらある意味ヤバイのだが、それは偉大なる父親とどうしても比較してしまうからであろう。というか、最上の繁殖にサンデーつければ走った時代の考えとはもうララバイしなければいけないのである。ダンスもスペもどちらかと言うと打率ではなくて本塁打で勝負するタイプ(そのため三振も多くなる)。ブライアントでもええじゃないか。まあ、最悪なのは本塁打も打てなくなったブライアンとなわけだが。


9位 セイウンロデム 父Singspiel 母Nava Cyngi 牡 (栗)宮本
10位 アドマイヤヴィート 父アグネスタキオン 母トキオタヒーチ 牡 (美)古賀史

 どっちも未出走。セイウンロデムは西山牧場のSingspiel三銃士(今名付けた)の一頭なわけだが三銃士のどれもデビューすらしていない。Singspielの恐ろしさは昔セレクトセールの際に述べた記憶があるが、ローエングリンやらアサクサデンエンと言った華やかな馬に騙されてはいけない。輝かしい活躍をする馬の影で毎回注目の新馬に挙げられながら消えていく馬も多いことを忘れてはいけない。何か、ダーレーが導入するFantastic Lightも同じかほりなわけだがさてさて。そういえば、宮本厩舎の嫁は視力矯正手術の後遺症大丈夫なのかしら。目が悪い自分も他人事とは思えないので心配しておる。