Horse Racing Cafe

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チューリップ賞回顧

2006-03-04 23:41:57 | 中央競馬(回顧)
 今日は桜花賞トライアルとして重要なチューリップ賞が行われました。メンバーは2歳女王であるテイエムプリキュアと新興勢力であるタッチザピーク、プリムローズヒル、プリンセスデザイアやようやく順調になったアドマイヤキッス、ラッシュライフなどプレ桜花賞と言ってもいいくらいの豪華メンバー(あくまでレース前までは)

 勝ったのはアドマイヤキッス。道中は後方で脚をため、4角でマクリ気味に進出して行き直線で先行馬を飲み込むという9レースのロングアライブのリプレイを見ているよう(そう言えばどちらのレースも2着の馬は内々を通った岩田の馬だった)

 レースの感想として今日のチューリップ賞に限らず今日の阪神の馬場は時計が掛かっているなというもの(去年の暮れの開催からずっとですが)。例年、桜花賞の時期は途端に高速馬場になり前残り続出の馬場となりやすい。それを考えると今日のレースを参考に考えるのは危ないのではないであろうか?アドマイヤキッス(父SSだが母父はパワー色が強いジェイドロバリー)、シェルズレイ(父クロフネ・母は時計のかかる札幌最終週のOPを勝ったオイスターチケット)、ウインシンシア(父ダンスインザダーク)といったどちらかというとパワー型とみられる馬が好走した今年の馬場では本番の馬場に結びつかない可能性がある。桜花賞では毎年のことのように距離が微妙と言われ人気が落ちるタイプの馬(シーイズトウショウ、デアリングハートタイプ)が意外と粘っている(前の残りやすいスピード優先馬場に助けられ)。今年はどうもラッシュライフが臭いような気がする・・・

 馬場と言えば今の中山、前がほとんど止まらない。てゆうか、外差しがほとんど決まらない馬場になっている(毎年のことと言えばそうですが)。明日の弥生賞は小頭数なのであまり気にすることでもないかもしれませんがね。

 弥生賞

 ◎スーパーホーネット
 ○ナイトレセプション
 ▲アドマイヤムーン

 アドマイヤとサクラが内枠を引いたのは今日の馬場状態を見るに良かった。しかし、内に包まれる可能性が高いだけに外に可能性が高い(特にサクラは)。そうすると今日の馬場ではまず届かない(特にアドマイヤが内を突いた場合)。
 そこでアドマイヤムーン本命といきたいところであるが本命はスーパーホーネット。この馬のプラス点として、2強よりも前目で競馬でき最後までしっかりとした止まらない脚を持っていることである。そして、今日の馬場なら最後まで残れる可能性が高い。2000の鬼ロドリゴデトリアーノの血に期待・・・。
 ナイトレセプションは帰厩してからの乗り込み本数が少ないものの仕上がりやすいタイプの模様。この馬場を味方にしての押し切りも考えられる。