Horse Racing Cafe

不定期更新万歳ヽ(´ー`)ノ

JCの将来を考える(1)

2005-11-30 23:06:32 | 競馬雑感
 今年のJCはどちらも好レースが繰り広げられた事もあり大変に盛り上がったように感じます(私だけかもしれませんが)。
しかしこのようなレースが来年も見られるか?というとそうとは限らないと思います。なぜなら今年のJCにまずまずの外国馬が揃った理由には毎年は期待できない要因も存在するからです。

それは
①ハリウッドパークの芝コース問題
②JRA自身によるバゴの購入。
であり、①に来年も期待しているとしたらただの馬鹿。②も毎年のようにできるわけではない。(上記の要因が無くともアルカセットやウィジャボードは来たと考えるかもしれませんが、考えてみれば2頭とも故障や体調不良などがあり今年満足に使えていない。そのためフレッシュだったから来たとも考えられる)つまり、JCに存在する問題はなんら解決されていないのではないであろうか?(極論を言うなら、今年のJCにはウォーサンしか来ない可能性もあった)

 私が現在JCにおける問題であると考えているのは
①香港国際競争との兼ね合いの問題
②検疫体制の問題
③日本の異質とも言える馬場の問題
④日本馬が強くて勝ちにくい
⑤そもそもJRAにJCを盛り上げようと言う意欲を感じられない

である。始めに断っておくがこれらの問題をすべて解決したからと言って超A級の馬が毎年来日するわけではない。しかしここ数年の平均レベルよりは上になるであろう。もともとJCが狙うべきはA~超B級の馬であると思っている(今年で言えばハリケーンランやアザムールを狙うのではなくエース辺りにもっと積極的にアプローチするべきであった)。
 
 この辺の問題も含めて1~2回にわたり自分の意見を述べていきたいと考えている。

JC回顧

2005-11-28 23:05:41 | 中央競馬(回顧)
 久々に力と力の争いとなった今年のJC。その原因としてはご存知のようにタップダンスシチーが作り出した馬場が良いことを差し引いても早すぎるペース。

 12.5 - 10.7 - 11.5 - 11.8 - 11.8 - 11.9 - 12.0 - 11.8 - 11.8 - 11.9 - 12.0 - 12.4。1000M通過 58.3、1600M通過 1.34.0 、2000M通過 1.57.7という有り得ないようなペースで逃げる。このペースで逃げて直線でも見せ場を見せ、10着。タップのおかげで見ごたえのあるレースになりました。この馬がいなくなる来年の古馬戦線はいったいどうなることやら。

 さて勝ったアルカセット。土曜日の段階では対抗にしていましたが、パドックを見たら若干太く見えた(今考えると始めてみる馬のなのでああいう馬体なのかもしれませんが)ので評価を下げてしまいました・・・。この馬は2400ではJCまで9戦4勝2着5回ですが持ち時計は2:28.9。その馬がまさかこの時計で走るとは・・・。来年も現役を続けるならハリケーンランとの古馬2強を演じるかもしれない(フランキーが乗れば)
 それにしてもフランキーは凄い。出遅れたのを利用して馬場の良い内につけるとそこからはミスの無い競馬。もはや勝因はこの男を確保できたことにあると言っても説得されてしまいそうです(でも今回はやはり馬の力が主要因)

 2着のハーツクライはルメールが内を突く最高の騎乗。おそらく最初から一か八かで内を突くことを決めていたと思う。ウィジャボードを邪魔したことは問題ですが典だったら明らかに外回していたでしょう。鼻から「ハーツクライ程度の馬では内を突く根性も無く外を回して6~7着くらいだな~」と思っていた私の頭をガツンと殴ってくれました・・・。

 3着ゼンノロブロイはパドックを見る限りメンバー中一番の出来。多少外を回しすぎたことや明らかにまだまだ軽めの調教で100パーセントの出来ではないなどの敗因もありますが、やはり馬自身が去年より力が落ちているのであろうか?次はこの後がもう無いだけに100に仕上げてディープと激突するつもりであったのであろう。しかし想像以上の時計で走ってしまった・・・。この調子を維持するだけでなくさらに上げていかなければならない・・・藤沢に課された仕事は恐ろしく重い物のように思える

 4着リンカーンはパドックでも良く見えた1頭。やはり天皇賞は結果をリセットするべきレースでした。
 ウィジャボードは外国馬では一番良く見えた馬。ファロンがやや早く仕掛けすぎた印象もありますがこの馬の力は出たのでは?これだけの牝馬がJCに出走してくれたことに感謝。
 バゴなんですがパドックで見たときに感じたのが「体重ほど(480台)大きくは無い。小さいな」といったもの。恐らく連戦の疲れから馬体の張りを失っていたのでしょう。騎手は足を負傷したと言っていますがそれはこの馬を庇っているようにしか感じられない。

 今回のJCの疲労はじわじわと来るような気がする(有馬終わった後、各陣営から「やはり前走からの見えない疲れがあったのであろう」というコメント連発の予感)。これを笑っているのはディープインパクトとデルタブルース。アルカセットは有馬はもちろん香港も回避した方が良い。目先の金につられて来年の大金を失いかねない

明日こそは当てたいJC

2005-11-26 22:39:14 | 中央競馬(予想)
 今日のJCDは見事に撃沈・・・。考えてみれば一番人気の武豊騎乗馬と、毎度お馴染み横山典の2GETを買えば当たったのですが・・・。ペリエ~頼むよ・・・。角居とペリエのGⅠ2連勝・・・どちらがあるかと聞かれれば前者でしょうに・・・。まあ回顧は月曜あたりにやりたい。

 明日のJC、何が鍵を握るかと言われれば馬場状態ではないかと思う。先週の競馬からず~っと東京の芝は早い時計がでるものの前が止まらない状態。今日は変わるかと思ったら、やはり先行した馬が残る(内をついた馬も残りやすい)。以下今日の芝レース結果

 1R 最内を通った先行馬(3番手4番手)が伸びて1、2着

 3R 最内を通った先行馬(2番手と4番手)が伸びて1着、2着

 5R 内を通った先行馬(2番手)と3頭目を通った3番手の馬が、そのまま1着、2着。

 8R 内から2頭目を通った先行馬(3番手)と最内を通った差し馬が伸びて、1、2着

 9R 内から2~3頭目を通った先行馬(3番手)と最内を伸びてきた先行馬(2番手)で決着

 12R 先行馬がそのまま抜け出して1着。

 
 これを見るとストーミーカフェ&コスモバルクが逃げ、3~4コーナーでキングスドラマ&タップが並びかけるという息の抜けない展開になると予想される競馬でも追い込み馬(ハーツクライなど)では厳しいことが分かります。つまりある程度の位置で競馬をすることが出来る馬から買わなければ当たるものも当たらない。そんなわけです。
 
 というわけで印は
◎ゼンノロブロイ
○アルカセット
▲バゴ
△アドマイヤジャパン
△スズカマンボ
△ウイジャボード
 
 アルカセットが10倍切りますか・・・フランキーは凄いです(サカラートはダメでしたが)。
 ロブロイは確かに連軸としては最適な存在。前走の天皇賞でも一番強い競馬をしたのはこの馬であり古馬では最強と考えてもいい。ただ調教の具合から100%に仕上げてくるのは有馬記念というのが見え見えであり前走からの上積みを問われれば疑問。死角があるとすればその点。
 アルカセット・・・公開調教の軽さ具合といい狙いは次の香港のような気もする。ただ最終のメガトンカフェやカタナを持たせたのは流石の一言。パドックで最後に評価したい存在。
 ウイジャボードは3歳時は差す競馬が多かったが前走のBCフィリー&メアターフを見るとある程度前に行くことも可能であると考える。ただこちらも調教が軽い・・・。あんな調教でJCを勝った外国馬なんて最近いない。
 スズカマンボは今日の馬場を見る前までは本命であった。明らかに前走よりは状態が上がっている。内枠に入ればチャンスがあると思っていたんだが・・・
 バゴは外国馬の中では一番のまともな調教をしてきた。BCターフで新手の競馬を試しており今回はいけるかも・・・

さてJCDの予想でも

2005-11-25 23:29:43 | 中央競馬(予想)
 いよいよ明日はJCD。なかなかのメンバーが揃いました。

 以前柏木集保は言いました「ペリエ騎手は大レースでは豊騎手をマークしている」と。これはかなり的を得ており、たとえペリエが格上の馬に乗っていてもお構いなしです。たとえばシンボリクリスエスの引退レースとなった有馬記念でも豊騎乗のリンカーンが早め仕掛け先行馬を料理したところを一気に交わしています。

 このレースの鍵としてはカネヒキリをどう評価するのか?につきる。これまでカネヒキリはあまり厳しいレースをしていない(前走はそこそこ厳しいレースでしたが)。この経験の不足が古馬とのGⅠレースでは絶対的に不利となる可能性が高い(ゴールドアリュールも同じような点を指摘され実際4着)。

 そこでこのレースでも豊騎乗のカネヒキリをマークする形をとるであろうペリエ騎乗のタイムパラドックスの出番である。おそらく直線で並ぶ形になれば経験に勝るこちらが勝つのではないであろうか?

 印は
◎タイムパラドックス
○サカラート
▲カネヒキリ
△アジュディミツオー
△タップデイ

 サカラートは左回り3戦3勝とデットーリ。デットーリもイーグルカフェ持ってくるよりはずいぶん楽なような気がします。
 アジュディミツオーは調教内容も含め、休み明け3戦目で一番の状態。
 外国馬はラヴァマンよりもタップデイの方が調子は良さそう。

JC外国馬分析(3)

2005-11-24 23:46:44 | 競馬雑感
 今日は今年のJCのメインとも言える2頭、ウィジャボードとバゴの2頭について自分の意見を述べたい。

 
 Ouija board 11戦6勝 父Cape Cross 母Selection Board(父Welsh Pageant)

 プラス点
 ①言わずと知れた去年のカルティエ賞年度代表馬。格では過去にJCで好走したエラアシーナ(00年4着)、マックスジーン(98年5着)よりは明らかに上であり能力的にも上位。
 ②去年の凱旋門賞はバゴの好タイム勝ちが注目されているが、この馬自身も1馬身半差の3着と好走しておりある程度の時計勝負も問題なしと見ている。
 ③今年まだ4戦目であり、連戦での疲労を考える必要が無い

 マイナス点
 ①前走、インターコンチネンタルが上手く逃げたと言ってもあれを捕まえられないようでは・・・
 ②凱旋門賞を好タイムで走っているが、陣営は雑誌上であまりに馬場が堅いようだとスクラッチする(実際は無理なのでJRAに対する圧力と考える)と述べていることから2:23秒台となるときついか?
 
 結論:実績では今年来日する外国馬どころか、近年の中でも屈指の存在。今日は軽めに乗っただけのようだが無視は出来ない。前日と本番の芝レースの時計次第では1着まで考えてもいいと思う。

 Bago 15戦8勝 父Nashwan 母Moonlight's Box(父Nureyev)

 プラス点
 ①去年の凱旋門賞でマークした2:25.0は歴代2位のタイム。
 ②いい意味でどんな相手にも崩れない強さがある。
 ③来年から日本で種牡馬入りが決まっており変なところは見せられない(このレースが終わったら一度フランスに戻る必要があるため決して顔見世ではない)

 マイナス点
 ①悪い意味で善戦するだけ
 ②凱旋門~BCターフというローテで好走した馬はランドまでさかのぼらないといけない
 
 結論:あまりお勧めは出来ない。同じようなタイプであるゼンノロブロイがホームの利があるのに対して、この馬は実質アウェー。物凄く日本の水に合うようなことが無い限り欧州での成績よりも落ちるのが妥当であると思う。逆の意味で掲示板の端に載るかもしれない。来年からの種牡馬生活を考えるとここは勝負にくる可能性も否定できないのであるが・・・

JC外国馬分析(2)

2005-11-23 22:36:14 | 競馬雑感
 今日はイギリスから来る3頭の中からアルカセットとウォーサンの2頭について分析したい。

 Alkaased 15戦5勝 父Kingmambo 母Chesa Plana(父Niniski)

 プラス点
 ①デットーリ騎乗。
 ②前走のチャンピオンSで5着に敗れるまで12戦連続で連体していたように安定感は高い(同じくJCまでに10戦連続で連体していたシングスピールに近いものがある)
 ③一応サンクルー大賞ではポリシーメーカー、バゴを相手にしなかった

 マイナス点
 ①凱旋門、BCを体調不安で回避しているように状態面に不安が残る。明日強い追い切りをかけるようならば問題無しと考えられるのだが・・・
 ②どちらかというと堅くない馬場での好走が多いタイプだけに日本の高速馬場に適応性があるか。その点で前走2000のチャンピオンSに敗退しているなどスピードも疑問。
 
 結論:デットーリ騎乗で過剰人気気味になるようなら潔く一銭も買わないという考えが必要とされるかもしれない。ただ陣営は明日に強い追い切りをするとの話なのでそれを見てから最終的に判断したい。

 Warrsan 41戦9勝 父Caerleon 母Lucayan Princess(父High Line)

 プラス点
 ①一応このレースを目標にきたらしい・・・。
 ②一応今日も東京競馬場で時計を出し、明日も出す予定
 ③一応去年の惨敗の原因は肉体面ではなく精神面のものであり、今年は非常に良い状態とのこと・・。

 マイナス点
 ①去年よりも成績から相対的に力が落ちているように感じられる。
 ②早い馬場の適正にも去年の結果を見るに疑問(陣営は2年前の香港で3着にきたから問題無いと言っている。しかしそのレースの勝ち時計は2:28.3・・・)
 ③ハッキリ言って力が足りない
 
 結論:去年は日本適正のあるカーリアン産駒ということで微妙な人気になっていた(てゆうか他にろくな外国馬がいなかった)が、もう要らないでしょこの馬。この馬を買うのであればデットーリ買った方がマシです。

JC外国馬分析(1)

2005-11-22 22:26:46 | 競馬雑感
 今日はJCに出走する外国馬の中からアメリカ代表の2頭、ベタートークナウとキングスドラマの2頭を分析したい。

 Better Talk Now 31戦11勝 父Talkin Man 母Bendita(父Baldski)

 言わずと知れた去年のBCターフ勝利馬。ただ正直言って去年のBCターフのレベルは低い。その低いレベルのレースをパワーズコートに騎乗したスペンサーの糞騎乗と降着スレスレの進路カットをキトゥンズジョイにやったおかげで勝ったのがこの馬。
 
 プラス点
 ①去年よりも馬の力自体は確実に上昇している
 ②2400の持ち時計は2:28.49だが2200の持ち時計は2:11.65であり、ある程度の時計勝負にも対応は可能と思われる
 ③一応去年のBCターフ馬
 
 マイナス点
 ①もともとハリウッドパークの芝問題から急遽来日が決定したように、陣営もここでは駄賃が高いと考えていた可能性が高い。
 ②もともと成績が安定しない馬だけに実力どおりに走るかどうか判らない(今年のBCターフが典型的な例)
 ③比較的近いカナダを除くと初の海外遠征・・・。

 
 King's Drama 25戦8勝 父King's Theatre 母Last Drama(父ラストタイクーン)

 フランスから昨年の夏にアメリカに転厩(フランス在籍時にGⅢ勝ちあり)。今年の夏のスウォードダンサー招待Sで初GⅠ制覇を飾るなど今期は5戦3勝2着1回であり急上昇中。

 プラス点
 ①前走のレッドスミスHをトップハンデで快勝するなど勢いはある。
 ②ベタートークナウと同じように2400の持ち時計は遅いものの2200で早いタイムを出しているように早い時計で走ることも一応可能。

 マイナス点
 ①ベタートークナウ陣営がこの馬が出るならラビット要らないと言っている
 ②アメリカでのレースは3格からの押し切りであり、府中の長い直線で何処まで粘れるか疑問。
 ③調教師が来日しないらしい(勝つ気なし?)
 ④11月12日にレースを使っての来日という強行日程による状態面。

 ここまで書いといてなんですが、アメリカ馬は要らないと思われる

 

JCD外国馬分析

2005-11-21 22:40:56 | 競馬雑感
 デュランダル引退だそうで・・・年齢的にもう限界だったかもしれませんね・・。お疲れ様です・・・。

 さて今週はJC&JCDなので外国馬分析をしていきます。まず今日はJCDから。

 JCDに出走予定の外国馬は3頭。ラヴァマン、タップデイ、エキセントリックの3頭。少なくとも事実上相手になるのがトータルインパクト1頭のみだった去年よりはマシ(ちなみに去年のJCDのパドックでトータルインパクトは他の馬が2~3週回ってから現れただけでなく、歩くのが滅茶苦茶遅く他馬に迷惑かけまくりでした)

 Lava Man 26戦7勝 父Slew City Slew 母Li'l Ms.Leonard(父 Nostalgias Star)

 厩舎は2年前にアドマイヤドンを下したフリートストリートダンサーと同じオニール厩舎。戦跡も今年のハリウッドGCを楽勝するなど今年来日する馬のなかでは別格といってもいい存在であり、普通にアメリカにいた時並に走れば楽勝。
 ただ問題も多い。前走ジョッキークラブGCで鼻出血を発症している点。そしてラシックスを使えない点。またこの馬の良績が西海岸に集中している点などである。
 体調に関しては来日前に猛稽古を消化しており問題ないと思われる。そしてボーナスがかかっている点も忘れてはならない・・・。

 Tap Day 16戦8勝 父Pleasant Tap 母Day Mate(父Dayjur)

 ラヴァマンの影に隠れてしまっているものの、こちらもそれなりのものを持っている。しかし初重賞制覇を飾った前走のメドウランスBCHにしてもメンバーが弱い。言うならば佐賀記念。アメリカでレースするならそこそこやれそうだが日本では厳しいかもしれない。あとどうでもいいのだが陣営はJCDをブリーダーズカップクラシックと同等の格のレースだと言っている。リップサービスだけは上手い。

 Eccentric 12戦6勝 父Most Welcome 母Sure Care(Caerleon)

 衝撃のヴォルテクスから一年。今年もヨーロッパのオールウェザーコースから刺客がやってきました。といっても最近は芝のレース中心に使われている。正直相手にはならないと思うので買わないほうが・・・どうしても買いたいんだ~という人は止めませんが。

 外国馬だけで比べると、ラヴァマン>>タップデイ>>>>>>越えられない壁>>>エキセントリック

 

ハットトリックとか・・・

2005-11-20 23:01:32 | 中央競馬(回顧)
 マイルチャンピオンシップはハットトリックが勝ちました。妙に人気していたので買わないほうが懸命かと思ったのですが見事に撃沈・・・。ペリエはいい仕事しましたな。御見それいたしました

 それにしてもデュランダル。3~4コーナーあたりでこれはダメかもと思いましたがビッグプラネットも差せないとは想定外。調教、パドックの気配は前走よりも良かっただけに敗因は何なのか?
 
 考えられるものとしては
①陣営の調整ミス
②スローペースでの追い込み馬でありハイペースになるとなし崩しに脚を使わされ直線での切れが鈍る
③例年と異なり9,10レースで内の馬が伸びているように内外の差があまり無かったことが影響したのか?

①は坂口大調教師が「3連覇がかかった今回はいつもより強い調教を課した」とレース前に述べたように一週前の調教で馬の段階で馬がレースモードに入り、その状態がレースまで持たなかった可能性もある。気合いが抜けていたと言っても負けすぎの感じもする。

②確かにこの馬が制したマイルCSではペースは遅くないにしても4コーナーでは今日ほど前との差が無いのレースであり、そこからの追い比べでのレベルの違いで勝ちきっていたようにも感じる。今回は流石に位置取りが後ろすぎる(せめてハットトリックの位置くらいにはいるべき)ために余計に脚を使わされた感じ。
 上手く言えないが、600メートルのレースでは鬼のように強いが、800メートルのレース(つまりロングスパートを要求されるレース。※今日は他の前にいる馬はロングスパートを必要としない。デュランダルの位置取りが後ろすぎる為にこの馬には勝つためには要求される)ではそこまでの脚を使えなかったという感じですかね?

③馬場差はあまり関係ないと思います。結果的にデュランダルがするべきであった競馬をしたハットトリックが外目から差しきっており、そこまで問題にするべきでは無い。先行馬が残った原因を馬場に求めることはできる(しかしたとえ外差しが決まる馬場であってもデュラがハットリに勝てたとは思えない)

う~んやはりペースが原因なのか??この馬自身は33秒3で上がっている・・・。やはり今回に限って言えば、位置取りが後ろすぎたこと&予想外にハットトリックが走りすぎたことが原因なのか??やはり②が最大の要因な気もする。

今週こそは3連覇

2005-11-19 22:05:02 | 中央競馬(回顧)
 東スポ杯、フサイチリシャール強かった。パドックで始めて見ましたがまだまだ成長の余地は大きい馬。お姉さんのライラプスはいかにもフレンチという馬体をしていますがこちらはスッキリした好馬体(来年の今ごろには松国のハードトレでムキムキになっている可能性もありますが)。あとは故障だけが心配。東スポ杯勝ち馬と松国の呪い・・・考えただけで(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル しかし考えようによってはマイナス×マイナスはプラスになると・・・たぶん・・・。
 
 オンファイアはパドックを見る限りディープよりも重厚感があり好きなタイプ。ただ今日のところは完敗でしょう。コースが変わり前が止まらない馬場を読んで先行した横山典の騎乗は良かったのですが・・。

 ニシノドコマデモは乗り間違い。前の馬が34秒フラットでレコードを出す馬場であの位置からでは無理。メイショウサムソンはパドックでは太く見えたんだけれど・・・分からん。

 明日のマイルチャンピオンシップの予想
◎デュランダル
○ダイワメジャー
▲サイドワインダー
△ラインクラフト
△テレグノシス

 先週のアドマイヤグルーヴとは違ったここはデュランダルの三連覇で仕方ない。調教も動いてスプリンターズSよりもいいでしょう。
 対抗にはダイワメジャー。調教が物凄い良くなってきた。平坦で右回りの1600はベスト。ルメールが強気に乗れば番狂わせもできるのでは??
 注意したいのは毎年好走する傾向にあるスワンS最先着馬からサイドワインダー。勝ちきるまでは厳しいかもしれないが掲示板には乗りそう。ラインクラフトも圏内。