Horse Racing Cafe

不定期更新万歳ヽ(´ー`)ノ

POGの途中経過でも振り返ろう(1)

2007-01-07 23:30:59 | POG

 遅くなりましたが明けましておめでとうございます。今年も無理せずマイペースに更新していきますのでよろしくお願いしますです。

 と言っても特にネタが見つからないので今シーズンのPOGでも指名馬ごとに振り返っておきます。チラシの裏的なメモなので許して頂戴。


1位 ヴィクトリー 牡 父ブライアンズタイム 母グレースアドマイヤ (栗)音無

 新馬戦の圧勝も予定通りだった。ラジオNIKKEI杯も期待以上に粘った。若駒S出走も想定の範囲内だった。…しかしまさかのノーザンファームへの放牧。こればっかりは想定外もいいところ。軽い腰に疲れであるのであれば厩舎で静養するかグリーンウッドにでも回せば済むこと。それが山元経由でノーザンファーム送りということは…言わずもがなかと。皐月賞云々の話ではなくダービーも危ない。しかし、うちのペーパーは正式には有馬記念終了後までなのである。なに、幹事長の強権を発動してチョコの支払いをダービー後ではなく有馬記念後にすればいい、それだけの話である。


2位 ホリデイオンアイス 牝 父ダンスインザダーク 母カーリング (美)加藤征

 能力はあると思う。調教でも素晴らしい動きを披露して師を魅了しているそうだ。しかし、調教だけ動いても金は入ってこないのである。1戦使うごとに山元送りにされ使い込めないもどかしさ。もともと桜花賞ではなくオークスと思って取った馬なので贅沢は言わない、フローラSで3着になり権利を獲得→本番で血統的魅力から穴人気になるも惨敗的キャラでもええ。しかし、競馬ファンはこのキャラに毎年毎年騙されるよね。思い出すだけでタイムウィルテル・グローリアスデイズ・レースパイロット・ブロンコーネ。レディパステルの幻影を追い続ける競馬ファンよ、トニービンとケントデザーモはもういないのだよ…。


3位 ヴァルプリス 父アグネスタキオン 母ヴァルールーズ 牡 (栗)池江寿

 一応今年の皐月賞馬だと思っていた。それは今でも間違っていないと思っている。休み明けのエリカ賞もダノンジュンコウにはやられたものの強い内容。しかし、屈・腱・炎。嗚呼、幻の皐月賞馬がここにまた一頭産まれてしまった。そういえば、今日タスカータソルテが圧勝した福寿草特別に無事ならば出走予定だった。たぶん、負けていた。しかし、皐月賞に出ていれば勝っていた。故障したからこそ見れる夢があるのである。


4位 アドマイヤアトム 父アドマイヤベガ 母アドマイヤモンロー 牡 (美)河野
5位 ヴァイスハイト 父アドマイヤベガ 母ソニンク 牝 (栗)安田隆

 どっちもデビューしていません、というか入厩すらしていません。ヴァイスハイトは1月中の入厩が可能らしい。カワカミプリンセス…。アドマイヤアトムは何やってんだろ。アドマイヤオーラにうつつ抜かしている場合じゃないぞ!


6位 メジロアダーラ 父フレンチデピュティ 母メジロダーリング 牝 (美)大久洋

 神様仏様フレンチデピュティ様。昨シーズンのアルーリングボイスに続き今年もその一段上を行く早熟馬を提供してくださったフレンチデピュティ様には足を向けて寝れません。もう一度言っておくとフレンチ牝馬は2歳戦が勝負(特に体重の軽い馬)。牡馬はダート1800が主戦場。ペーパーでフレンチの牡馬なんて上位指名しちゃいかんぜよ。この馬はカンナSではマイネルサニベルなんかを問題にせず楽勝したもんですが、一息入れた後の福島2歳Sは外枠から先手を奪えず爆死。何故か出走した阪神JFはワールドスーパーJことスボリッチを乗せても距離長く最下位。クリスマスローズS出走の期待を裏切って出走したフェアリーSは出遅れ→ラクティばりに強引に先手を奪ってバテる。ハッ…( ゜д゜)考えてみれば全部決定的な敗因があるじゃん。今度はダート戦のバイオレットSだとのこと。負けても初ダートだから無問題。内枠を引いて、1200mで、出遅れなければ…。ちなみにファルコンSに出たら左回りという敗因を用意できるので悪しからず。


7位 タニノハイクレア 父クロフネ 母 インヴァイト 牝 (栗)矢作

 昨年、北海道放浪の旅を決行した際、飛行機から降りてメールチェックしたら馬三郎からの勝利を知らせるメールが来たことを思い出す。旅行はメジロ牧場に行ってドーベルを見学させていただいたり、岡田牧場で牧場の方にヤマカツブライアンの話を聞かせていただいたり、白老ファームで母仔を見学したり楽しいものだったな~(めちゃくちゃ歩いたけれど)。話は逸れたが、タニノハイクレアは帰厩して調教メールも届いている状態。萌黄賞あたりなら普通に勝負になるかと。勝ったら勝ったでレース名的にもあのスレでネタになって面白いのでそれでいい。


8位 キングオブチャド 父ダンスインザダーク 母レディオブチャド 牡 (美)河野

 有馬記念当日の新馬戦にデビューし2着。金杯当日の未勝利戦に出走し3着。巨漢馬なので叩いて叩いてナンボだと思われるが巨漢なだけにその分足元も心配。両レースとも内容もそれなりにあったので無事でいれば勝ちはそのうち転がり込んでくるかと。今シーズンの鍵であったダンスインザダーク産駒なのであるが、今クラシック候補と言われている馬はステイゴールド産駒であったりジャングルポケット産駒。ダンスインザダークの〝ダ〟の字も見えない。この繁殖の質でクラシック取れなかったらある意味ヤバイのだが、それは偉大なる父親とどうしても比較してしまうからであろう。というか、最上の繁殖にサンデーつければ走った時代の考えとはもうララバイしなければいけないのである。ダンスもスペもどちらかと言うと打率ではなくて本塁打で勝負するタイプ(そのため三振も多くなる)。ブライアントでもええじゃないか。まあ、最悪なのは本塁打も打てなくなったブライアンとなわけだが。


9位 セイウンロデム 父Singspiel 母Nava Cyngi 牡 (栗)宮本
10位 アドマイヤヴィート 父アグネスタキオン 母トキオタヒーチ 牡 (美)古賀史

 どっちも未出走。セイウンロデムは西山牧場のSingspiel三銃士(今名付けた)の一頭なわけだが三銃士のどれもデビューすらしていない。Singspielの恐ろしさは昔セレクトセールの際に述べた記憶があるが、ローエングリンやらアサクサデンエンと言った華やかな馬に騙されてはいけない。輝かしい活躍をする馬の影で毎回注目の新馬に挙げられながら消えていく馬も多いことを忘れてはいけない。何か、ダーレーが導入するFantastic Lightも同じかほりなわけだがさてさて。そういえば、宮本厩舎の嫁は視力矯正手術の後遺症大丈夫なのかしら。目が悪い自分も他人事とは思えないので心配しておる。