goo

☆JAPANGAST Study Group2012 in 札幌☆

 <あきの公造・一直線!116号>

 7月7日、JAPANGAST Study Groupという医学研究会による『わが国から胃がんを撲滅するための新しい試み』と題したパネルディスカッションにて、6人のパネラーの1人として20分の発表と5分の質疑応答の後、8人の討論者の1人として総合討論をさせて頂く機会を得ました。

 演者の医師らよる医学的な、また公衆衛生学的な発表の後、私も国民の生命を守る観点から、同じ医師であることを背景に公明党がん対策推進本部の一員として進めてきた胃がん対策について発表をしました。

 2011年2月、私の国会質疑の中で、国は初めてヘリコバクター・ピロリ菌を胃がんの原因物質の一つとして認め、胃がん研究の第一人者である浅香正博北海道大学教授が『発生原因認めた画期的な質問』と評価されたように国が大きく方針転換するきっかけとなりました。

 また今後5年間のがん対策の方向性を決める国の『がん対策推進計画』の中に、胃がんについて明確に記載するよう強く求めた結果、胃がん対策に関する記載が初めてなされました。

 その結果、今後、胃がん検診のあり方について国の検討会で検討されることが明確となり、ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌のあり方についても具体的な検討が始まっています。

 このような専門家の医師らと一体となった取り組みを報告させて頂き、参加した医師らも、医学会の研究成果が国会で議論され、医学会も政策の意思決定に係わっていると意を強くされたようです。『本当に感動したよ。』『医学会も力を合わせないといけないな。』等のお声に加え、『公明党が実現してくれているんだね。』との勿体ないお言葉も賜りました。

 私たちは、胃がん予防に対して、①胃がん検診にヘリコバクター・ピロリ菌の検査を追加して早期発見につなげることと、②ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌を慢性胃炎の段階まで保険適用に拡大することにより早期治療を実現したいと取り組んでいます。

 これからも胃がん対策の充実・強化を国に求め、胃がんを予防できるよう力を尽くしてまいります。

(2011.12.18公明新聞ビッグてい談『胃がんを撲滅しよう!』より写真引用)


【あきの公造 公式HP】
http://akino-kozo.com

【あきの公造 twitter】
http://twitter.com/akinokozo
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ☆今日の一枚~... ★今日の一枚~... »