goo

★沖縄海底資源産業開発機構(OSR)主催『未来をひらく海底資源シンポジウム2015』★

<メールマガジン231号>

 11月29日に沖縄産業振興センターにて一般社団法人沖縄海底資源産業開発機構(OSR)主催『未来をひらく海底資源シンポジウム2015』にて基調講演とパネルディスカッションのパネラーを務めました。


 これまで私は、沖縄に海底資源開発を通した新産業の創出を目指して、海洋研究開発機構(JAMSTEC)保有の7000Mもの地下を掘削できる「ちきゅう」号と、石油天然ガス・金属鉱物資源開発機構(JOGMEC)保有の新型資源探査船「白嶺」号を沖縄で積極的に活用するよう求めつつ、調査の進捗状況も確認する国会質疑を行ってきました。

 提案した調査ごとに成果は着実に現れ、沖縄近海の熱水鉱床はより広くより深いところまで位置するだけでなく、何よりも極めて良質な金・銀・銅・鉛・亜鉛を含む黒鉱であるとの結果でした。


 そこで、国が『平成29年度に鉱石を掘る「採鉱」と掘った鉱石を海底から引き揚げる「揚鉱」を組み合わせたパイロット試験を、さらに平成30年代後半以降に民間企業が参画する商業化を目指したプロジェクトを開始する』とした国会答弁を通して、今後、沖縄でどのように新産業創出ヘ向けた受け皿作りを進めていくか提起をしました。

 私の後に、JAMSTECより木川センター長とJOGMECより廣川審議役による基調講演、西田佐賀大学名誉教授による特別講演後に、高橋OSR理事を座長としてパネルディスカッションが行われましたが、会場には250名を超える方がお集まりになり、フロアとのやりとりも熱気を帯びたものとなりました。




 沖縄に新産業を創出できるかは多職種の連携が必要となり、これからの取り組みになりましょう。日本を牽引する大事業の実現へ向け、引き続きOSRとも力を合わせ政策提言を行ってまいります。



【あきの公造 公式HP】
http://akino-kozo.com

【あきの公造 twitter】
http://twitter.com/akinokozo
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )