「レスター・レヴェンソンのリリーシング」- I'm trying to show you the entire way.

Lester:「私は、あなたに全ての道を案内しようとしています。」 2015-10-04-09:45JST

思考・感情・行動を変える - 02

2017-05-06 11:42:59 | To gain it (得る、もたらす)
思考・感情・行動を変える - 02

 前の内容:
 思考・感情・行動を変える - 01
 (2017-04-17 10:08:25 | To gain it (得る、もたらす))

 人間の脳は、
ポール・マクリーンの「脳の三層構造説」では、
3層構造になっています。

本能を司る爬虫類脳
感情を司る動物脳(哺乳類脳)
思考を司る人間脳

 爬虫類脳とは、太古の脳です。
 脳幹(視床下部)部分に当たり、
生命維持機能を持っています。
 本能を司る脳で交感神経や
副交感神経をコントロールする脳です。

注記:
思考を司る人間脳 - 大脳新皮質
 理性的、理論的なこころ

感情を司る動物脳(哺乳類脳)- 大脳古皮質、大脳旧皮質
 感じるこころ、情動
 喜びとか悲しみといった人間的なこころ(feeling)
 性欲などの本能的な欲求に根ざした感情(emotion)
 情動には、恐怖や不安やほかに、快感、不快感、怒りなどがある。

本能を司る爬虫類脳 - 視床下部、脳幹
 本能的な行動に根ざしたこころ
 自分の縄張りや安全の感覚
 生活パターンや習性や日常動作などの本能的な行動

 人間は、遺伝的に失敗したことを記憶するようになっています。これは、進化の過程で、種族を生存して継承するために備わっています。

 上手く行ったことは、記憶に残りません。

 「失敗するかもしれない。」という予期(予感)は、過去の記憶から来ます。失敗の記憶の積み重ねから、予期します。

 この失敗の予期(予感)がしているとき、大脳の偏桃核が「不快」な感情(感覚)になっています。

注記:扁桃核(Amygdala)
 扁桃核とは、原始的な情動を想起させる脳の器官です。扁桃体ともいう。
 働きは、人間の負の感情(恐怖、不安、不快)に深く関わることが解っている。扁桃核は大脳辺縁系に属して、「古い脳」と言われている。
 高等脊椎動物の側頭葉内側の奥にある、アーモンド形の神経細胞の集まりです。

参考サイト:
大脳辺縁系のおはなし - Akira Magazine

大脳辺縁系の機能・概略
 大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)は、人間の脳で情動の表出、食欲、性欲、睡眠欲、意欲、などの本能、喜怒哀楽、情緒、神秘的な感覚、睡眠や夢などをつかさどっており、そして記憶や自律神経活動に関与しています。


心の宝石かぜ手帳

 脳のシステ&脳内物質 - 脳の機能から心を見る

脳の仕組みと脳内物質
- 心の宝石かぜ手帳に戻る

 この扁桃核が不快になると、右脳も左脳も否定的になり、ポジティブな考え方ができなくなります。

続きます。
思考・感情・行動を変える - 03
(2017-05-23 08:23:28 | To gain it (得る、もたらす))

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 思考・感情・行動を変える - 01 | トップ | 思考・感情・行動を変える - 03 »
最新の画像もっと見る

To gain it (得る、もたらす)」カテゴリの最新記事