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男と女子供

2010-08-15 11:27:16 | Weblog
人間の脳には大脳旧皮質という部分があり、ここには原始時代の、爬虫類脳的な部分も残っていると聞いてます(細かいツッコミは無しの方向でヨロ)


原始時代、男は狩りと闘争。女子供は洞窟で待ち、家を守っていたのでしょう。


男は闘争本能、女子供は逃走本能が発達したはずです。


つまり、現代に於いても、女子供の方が常に根源的な恐怖に支配されやすい性質を持っているのではないかと思うのです。


赤ちゃんが夜泣きするのは、昼間の何気ない出来事が、太古の恐怖の記憶を夜中に思い起こすキッカケになるからだ、と俺は考えています。


ただでさえ、たとえ何も理由が無くとも、脳に組み込まれた恐怖の記憶に襲われ続けるのですから。


だから男は、命懸けで女子供を笑わせなくてはなりません。


夢の世界までは助けに行けませんから、昼の起きている間に、いかに笑わせて安心してもらえるかが
男の存在価値となる訳ですよ、俺はずっとそう信じてます、実行できているかは分かりませんが。


例えばメンタルヘルスの現場では、社会に疲れた人たちが救いの手を求めて苦しんでますよね。


人は、冷たく放置されたら容易く恐怖に支配されてしまう生き物なんですよ、それが正常・普通なんです、何も不思議はありません。弱いも強いもないんです。


では、どうしたら明るく元気に生きられるのか。



やはり、理解者を得る事でしょうかね。


無条件で己を愛し、受け入れてくれるはずの両親が、思春期を過ぎるまで居てくれなかった人は、もう大変ですよ。

生きてるだけで辛い。自分の事も他人の事も分からない、常に怒りと不安に満ちている。

自分に価値を感じないから自虐的になる、それを見て周りも引く、で、また自分を嫌いになるというスパイラル。


それでも生きていかなきゃならない、このまま終わるには悔し過ぎる。


そんな中で、自分の目に映る人にだけはせめて優しい慈悲の心で接する、そうする事がやがて自分の救いになってゆく。


気がつけばイイ歳になってたり。
その点、男は気楽です、命を削って子を産む訳じゃないですからね(だから贅沢言うなよ)




だから近年、育児放棄や幼児虐待のニュースを知ると、俺は激しく落ち込みます。

人として生まれ、人して生きる者の所業だとは到底思えないからです。

被害者の子に成り代わり、復讐したいという念に駆られます(何の解決にもなりませんが)




もっと笑いましょう。笑わせましょう。