晴釣晴読

本日は公休日。

でも数日前からの咳に悩まされ、昨日は数年振りに内科へ行き処方箋を貰いますた。


で、本日は絵に描いた様な五月晴れですが、大事を取って釣行は泣く泣く断念。

諦めて呑みつつ読書。
薬飲んでんのに呑むのかよ！

と言われそうですが、メンヘル系の薬とは違い、バッドトリップなどは皆無です、あくまで私見ですがね。


で、その本は村上龍著『無趣味のすすめ』幻冬舎刊。

彼のエッセイ、割と好きで。



…良い時期にこの本と出会ったな。


彼はいつも妥協や停滞を憎み、その弊害を暴き出す。

『それ自体は悪いとは言わないが、そこにはこんな心理や背景が含まれている、アドバイスなんてするつもりはないが、俺はそこに危機感を覚える』

それを文章にする。

優しい人です。


彼のエッセイ（とコラムの違いは分からんが）は、俺に姿勢を正させる力を持っている。


新刊一冊、国産ウイスキーと同じ値段です。


そう思えば、あまりに安いですね。