燈(あかり)健康塾 正しいダイエット法

管理栄養士が健康的のための正しいダイエットに必要な栄養、や運動の仕方についてよもやま話をします。

高血圧、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞を防ぐためのダイエット

2011-08-23 06:48:03 | 健康ダイエットを広める理由
以前は、「成人病」と呼ばれていた高血圧や糖尿病、心筋梗塞、脳卒中などの病気は、肥満と密接な関係があり、食生活や運動習慣などの生活習慣に大きく影響される事から、肥満児が増えて、子どもでもその病気になるので、今日では「生活習慣病」という言い方をされるようになりました。

生活習慣病は、日々の生活が、健康的なものであれば、かからなくても済む病気です。
自分の健康を過信して、暴飲暴食、運動不足を続けていると、健康診断で発見されるという事になります。
健診で発見されても、症状のない間は油断して大丈夫だろうと自己判断して、そのままにしているうちに突然倒れてしまいます。

しかも一度かかったら完治するのが難しい病気ばかりです。
薬も手放せず、あわてて運動を始めても時すでに遅く、病気で弱った体力での運動は、とても大変で、まさに拷問に等しい。
しかし、病気を悪化させないために一生続けなければなりません
生きるか死ぬかの極限の選択しかないのです。

こうなる前に予防できたと後悔しても後の祭りです。

会社勤めでない方は健診すらしていないかもしれません。
怖い事です。
時々は、血液検査と血圧だけでも測って、ご自分の状態を知ってください。

食糧事が悪かった頃は、社長さんは、痩せているより、太っている方が
豊かな象徴に見えて「恰幅がいい」とか「貫禄がある」とか言われました。

しかし、今日では、外国でも日本でも、管理職ほど太っている人は自己管理能力のない人、だらしない人と見られています

コレステロールや血糖値が高くなってきたのに、太り過ぎだという事を自覚しているのに、何もしないという事は怠慢そのものです。
歳を取ると、誰もが体力や代謝が衰えてきますが、自分を過信せず、生活を少し変える努力だけで健康を保持する事が出来ます

反対に痩せすぎによる弊害も多くあります。痩せていれば良いというのでもありません。

ダイエットは、スタイルを気にする為のものではなく、健康に生きるために必要なものですが適度な体重は外見的にも美しいものです。