燈(あかり)健康塾 正しいダイエット法

管理栄養士が健康的のための正しいダイエットに必要な栄養、や運動の仕方についてよもやま話をします。

早起き 睡眠について

2011-08-15 18:58:13 | 身体の働きについて
今日はお盆の15日です。
盆休みのある方もない方も、相変わらず暑かったですが体調はいかがでしょうか。

私も、ばたばた忙しい日々が続き、つい、ブログをお休みしていました。

すでに秋雨伝線が北海道に来ているとの事で、3日ほどこの暑さが続きますが、あとは少し涼しくなるそうです。

サマータイム導入で早起きを余儀なくされた方もあると思います。
涼しくなると、また、元の始業時間に戻るのでしょうか?

体内時計は2種類あり、1つは脳の神経にある主時計、もう1つは全身の細胞にある末梢時計です。

時計といっても正体は、酵素やホルモンなどのたんぱく質を生成を調節する遺伝子です。
起きてから15時間くらいで、人の体は、寝る準備をするそうです。

そして、いつも就寝する時刻の3時間前は睡眠禁止時間帯と呼ばれ、うまく眠れません。
これが、翌日早く起きようとして無理に早寝しても眠れない理由だそうです。

主時計は光に反応して早まる性質をもつので、起床後、すぐに太陽光を浴びると効果的ですが、
早く変更するのに1週間から10日かかります

主時計の周期は25時間で1日より少し長いので、自然のままでは、後ろにずれるので遅く寝るのは簡単ですが、早く起きるのは大変です。末梢時計は食事の量と時間が重要です。
9~11時間空けた後の食事によって末梢時計がリセットされ、主時計と同調する可能性が高いとの事です。

簡単に要約すると朝食をしっかり食べて、夕食を軽くする事が早起きに効果的なのです。
これは、健康ダイエットにも有効です。
一日の食事量が同じでも、朝食をしっかり食べて、夕食を軽くするのが基本だからです。

昔の人は、経験から『早起きは、3文の得』といいましたが、今では、睡眠時間により成長ホルモンの働きなどが活発になるので、健康にも良いと分かっています。

せっかく早く起きる習慣をつけた方は、サマータイムが解消しても続行するほうが良いですね