YOUさんの文章を読んで
書きかけの文章の舞台に似てることに気が付きました
違う立場で違う角度の話ですが・・・
先日新幹線に乗っていた時
他の席で小さい子が玩具で遊んでいた
バネで玉を打つパチンコのような物で
打つ度に
「バチン バチン」
と結構大きな音が車内に音が響き渡る
しばらくすれば飽きると思ってましたが
逆に激しく 連射をしだしました(汗)
しかし周りの誰もが まるでそんな音が聞こえないかのよう。
僕はいつもならとても気になっていたと思いますが
読みかけの本に集中してました
何故なら
その時読んでいた歴史小説の主人公
前田慶次郎という人物は
とても器の大きい人物で
読みながら自分まで武将のような大きな気持ちになっていたから・・・
( ̄▽ ̄;
「ふん!! 単なる子供のお遊びか!!
笑止千万!! 捨て置け!!!!!!!」
そんなことを考えてました
(完全にアホです)
すると
「うるさい!!」
という男の人の怒鳴る声がどこからかしました
その子のお父さんが注意したのかと思いましたが
よく見るとその子の保護者はまるで他人のように
静かに眠るおばあちゃん一人のようでした
それでも
「バチン」
と音が止まらない
すると2列後ろの席から身を乗り出した先ほどの声の主
「うるさいって言ってるだろ
どこのガキだ?
(保護者も子供に)ちゃんと注意しろ(怒)」
ものすごい言葉で怒ってる
さすがにその子も静かになりましたが
玩具の音がしていた時よりも
数段嫌な空気が車内に残る
誰かがその前に穏便に注意すれば良かったのか?
こんな悲惨な場面は初めてです
ここで問題です
一体この車内で誰が正しかったでしょうか?
1.まるで赤の他人かのように眠る祖母
2.関わるのが面倒で「何も見えない聞こえない」の他の乗客
3.自分だってさっきまで人に平気で迷惑かけていたくせに
大人気ない言葉で怒鳴っていたお兄さん
4.すっかり戦国武将気分野郎(僕です)
どれも正しくなかったような気がしますが
ただこの場にいた全員に共通してるのは
「自分の事100% 他人の事0%」
だったのではないだろうか
こういう場面で”人の人に対する魅力”が
表れるのかもしれないと思う
「自分の今の思いのまま言ってみたら
相手はどう思うだろうか?
周りの空気はどうなるだろうか?
では逆に少し我慢して譲ってあげればどうなるだろうか?」
周りの人の言葉1つでその場の空気は変わることはある
たとえ それが自分の正直な気持ちじゃなくとも。
YOUさんの文章にあった「おおらかさ」とは
こういう所から出てくるのかと思い
慌てて文章を完成させました
小トラッチョ
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